最近は雨風のせいか落ち葉も多く、いきおい足下に目が行ってしまいます。
もう暦の上では秋に入っており、今日落ち葉にまぎれて銀杏の実が落ちているのを見付けました。 未熟な実はある程度早い時期に落ちるものですが、季節の歩みの早さを感じます。
銀杏(いちょう)は別名“公孫樹”とも言い、植えた人の孫の代になってようやく実をつける、長寿で縁起の良い木とされています。
そのため神社仏閣では好んで植えられる木で、当神社でも数本の銀杏が植わっています。 今は葉も青々としていますが、紅葉の時期を迎えた銀杏はその大きさもあって目を奪われる美しさです。
私達神主はその後の落葉を片付けなければいけないのであまり喜んでばかりもいられないのですが…
台風は明日には関東を通過するとの事。 人や建物は勿論ですが、境内の木々にも大過ない事を祈っております。