12月も近づき、御正月の授与品が段々と神社に入る季節になりました。
一般の書店に比べると大分遅れてではありますが、来年の神社暦もその一つです。
暦とは日本で昔から使われているカレンダーのようなものですが、大きく違うのは『暦注』と呼ばれる様々な事柄が日付と並べて記載されている事です。
暦注には普通の曜日や十二支を始め、大安や仏滅などの「六輝」、季節を区切る立春などの「二十四節気」、或いは日の出日の入の時間など多くの事柄が含まれています。 そのため小冊子に見えるこの暦も、情報量はかなりのものです。
また生まれ年から引く「気学」による占いの頁が付いているのも特徴と言えます。
以前社頭にて“厄年は境内の一覧表で教えてもらえるのに、良い年というのはないのか”とご質問をいただいた事があります。 確かに厄年だけを表にしているのは申し訳ないのですが、この暦をご覧いただければその年の吉凶、また何に気を付けるべきかまで書いてあるのがお分かりいただけるかと思います。
この暦はもう社務所に出しておりますので、ご希望の方はお気軽に窓口へお尋ねください。