今日は立春を迎えてから二回目の午の日、『二ノ午』と呼ばれる日です。
初午の日でも触れましたが、“京都伏見稲荷大社の御祭神が稲荷山に降臨されたのが和銅4年の初午の日だった”という伝承に基づき、この初午の日が全国の稲荷神社の祭日とされています。
しかし十二支で決まるため毎年日付も曜日も変わり、特に会社でお祀りされている稲荷神社などはどうしても準備ができない年もあります。 そのためか初午に続いて二ノ午(年によっては三ノ午の日)もそれに準ずる祭日とされています。
今日は毎年お伺いしている企業の稲荷神社、またこの鈴鹿明神社の境内に鎮座されている稲荷神社2社にてそれぞれ祭典が執り行われました。
御祝のお祭りですので、ご参列の方々の表情も晴れやかです
こちらは境内末社の稲荷神社での祭典
ちなみに稲荷神社には油揚げをお供えするのが決まりのようになっていますが、これは稲荷神の使いであるキツネが好物であるため(元々は肉の揚げ物だったのが仏教の影響で油揚げになった?)とか、米俵に似せて作られたのが「稲荷寿司」で、それから御神前に油揚げがお供えされるようになったとか諸説あるようです。
今年は三ノ午の日がありませんのでこれで初午祭は全て終わった事になります。 皆様のお近くにも稲荷神社がありましたらご参拝されてはいかがでしょうか。