本日11時より、本殿にて祈年祭を斎行致しました。
祈年祭は、“としごいのまつり”、とも読み、これからの1年の豊作を祈る御祭で神社では三大祭(例祭・祈年祭・新嘗祭)の一つであり、重要な御祭とされています。また、11月に行われる収穫の感謝を祈る新嘗祭と対をなす御祭でもあります。
手水の儀を終えた後、本殿へ参進
祈年祭が始まります
修祓、御参列の皆様方をお祓い致します。
宮司一拝(宮司にあわせて拝礼を致します)
神饌(御米や御酒、御餅、魚や野菜、果物など)を神前にお供え致します。
宮司が祈年祭の祝詞を奏上致します。
神前に浦安の舞を奉奏致します 。
宮司、神前に玉串を奉りて拝礼。祭員は後方にて宮司にあわせ拝礼。
氏子会会長玉串を奉りて拝礼。氏子会役員など参列者はあわせて拝礼致します。
神饌を撤します。
宮司一拝、宮司にあわせ拝礼致します。
祈年祭斎行後は、先日行われました節分祭の反省会並びに祈年祭の直会を参集殿にて執り行いました。
祈年祭の参列は氏子会役員、氏子青年会、神輿保存会入谷睦の各役員も参列し盛大に執り行われ、午後2時頃散会となりました。
近年では、どこの地域でも宅地化が進み農地など耕作をする人がいなくなったという事で祈年祭を省略する神社もあるそうですが、氏子地域に関わらず日本又世界の人々の生活に直結する食糧の安定的な栽培、確保を考えるとグローバルな目線から言って祈年祭が最も重要なお祭りではないかと考えます。
もう一度この祈年祭というお祭りの意義を考えてみるのも良いかと思われます。