当神社では神職が身に着ける装束の内、狩衣など上から着ける装束を神社の持ち物、白衣袴など肌に着けるものを神職個人の持ち物としています。
御正月・節分と過ぎ、本格的に暖かくなる前にと先日神職の内幾人かが自分用の装束を購入していました。
新品の袴
神社向けの装束を扱う装束店というのが各地にあり、多くの神職はそのいずれかで着る物を調達しているかと思います。直接足を運んでもいいのですが装束店が遠方という事もままありますので、実際には品物を送っていただく場合がほとんどなのではないでしょうか。
“通販”というと今時の言い方になってしまいますが、昔からやっているお店ではホームページやカタログの取り扱いなどが無い事も多く、一般に想像されるような通販とは様相が違うかもしれません。私共も以前からお付き合いのあるお店にお願いすることがほとんどです。
直しながら大切に使っているつもりでも、墨汁のシミがついてしまったり清掃中に引掻けて破いてしまったりする事があります。装束と共に気持ちも新しくして、神明奉仕に励んで参りたいと思います。