座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

俳句の日

2020年08月19日 | その他

今朝は幾分か連日に比べると涼しかったように感じましたが、日中は相変わらず暑く気が抜けない日が続きそうです。

今日は8月19日! ハ(8)イ(1)ク(9) の語呂合わせから平成3年に正岡子規研究家で俳人の坪内稔典らが提唱しこの8月19日が俳句の日に制定されたそうです。

神社西側入り口には、斎藤昌三の句碑なるものがあります。

斎藤昌三は明治20年高座郡座間町(現座間市)に生れ、民俗研究家・書誌学者、また『少雨叟』の号で俳人としても活動され、晩年は茅ヶ崎市にうつり茅ヶ崎市立図書館の名誉館長を務められたそうです。

この句は 

『あかまんま 鎌倉古道 ここに絶え』

とあり、鎌倉街道が現在の座間キャンプにより断ち切られている様を嘆いて詠まれた句と言われております。

また、この ゛詠む゛ はもともと ゛読む゛ と同じ言葉で、「数を数える」という意味に由来するそうです。

数を数えることが、文字を一字ずつ声に出して読み上げることに通じるとして、 ゛詠む゛ は「文章を読む」という意味になったと言われております。