座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

伊勢神宮崇敬会だより「みもすそ」

2012年07月11日 | その他

本日も大変暑い一日となりました。熱中症対策は取れていますか?今日は、お宮参りを始め交通安全祈願。また、外のお祭りでは印刷会社の機械導入に伴うお祓いのご奉仕がございました。

さて、昨日、伊勢神宮崇敬会だより「みもすそ」第63号が送られてきました。今回は特集で「萱を育てる」ということで、式年遷宮に向けて、「檐付祭(のきつけさい)」が神宮の両正宮で行われたことが記されておりました。

この、檐付祭は萱がばらばらにならないよう、束の結びがほどけないようにと施工の順調を願う祝詞が奏上されてとのことです。

この崇敬会だよりを読んでいくと、本当に丁寧な作業で、遷宮で使用されるものを作られているのがよくわかります。使用される萱はすでに平成17年から採取し始めているとのことです。遷宮に向けて、本当に長い年月をかけて準備をしているわけです。

 

来年はとうとう式年遷宮の年です。当社としても、神奈川県神道青年会、神奈川県神社庁相模中央支部で第62回神宮式年遷宮「お白石持行事」(新しい御敷地にお白石をご奉納する行事)に参加する予定です。少しでも多くの知識を身につけて参加したいと考えております。


神札庫の解体工事でこんなものが見つかりました。

2012年07月10日 | その他

昨日のブログでもお話させていただきましたが、老朽化した神札庫を解体しておりますが、保管していました多くの物を他の場所へと移動した時にこのような物まで出てきました。

江戸時代に奉納された祈願絵馬です。

ご祈願者が、自ら描くか絵師に描いてもらった物を当社へ奉納した物と考えられます。

その中から何点か紹介させていただきます。

 

 この絵馬は、天保年間(1830~1843)に奉納された物です。

 

大きさも様々で、板の厚さもまちまちです。

こちらの絵馬は正保年間(1645~1648)のものです。

 

こちらの絵馬は文久年間(1861~1863)のものです。

どの絵馬も躍動感にあふれていますよね!

色も絵もしっかりした状態で保存できています。

ご祈願者がそれぞれの思いを込めてひとつひとつ奉納された物ですので、今後も大切に保管したいとおもっております。

 

 

 


解体工事のお祓い

2012年07月09日 | 神社祭事

本日は、大変お天気も良く清々しい一日となりました。今日は、建物の老朽化に伴い、当社の神札庫の解体が行われました。工事の前に、解体工事清祓い並びに工事安全祈願祭を斎行し、今まで使用させて頂いたことに感謝の意を込め、また、工事の安全を願い祝詞を奏上させて頂きました。

何事にも感謝をする心をいつまでも忘れず過ごしてみては如何でしょうか?

また、本日、夏越大祓から1週間が経ち、茅の輪の取り外しも行いました。茅の輪くぐりにより、皆様の罪穢れを取り除き、残りの半年も無事にお過ごし頂けますことお祈り申し上げます。

茅の輪取り外しの様子


七夕

2012年07月07日 | その他

本日は、二十四節気の一つ「小暑」です。この小暑はだんだん暑さが強くなってくるという意味です。今年の夏も暑くなりそうですね。電力供給量の問題や電気料値上げと様々な問題がありますが、先ずは、節電など出来ることから神社としても実行していこうと考えております。

さて、本日は朝から小雨が降ったり止んだりと天候不順な一日となりました。今日は、七夕ですね!皆様もご存じの通り、一年に一度、天の川を隔てられた牽牛と織姫会える日と伝説で言い伝えられています。

また、笹竹に様々な飾りや色紙、願い事を書いた短冊を付けて軒先に立てる行事が広く行われていますが、これは、祖霊を迎えてお祀りする盆棚の飾りから来ているとの説もあります。

七夕は、七日盆・盆始ともいい、七夕には水に関する行事が多いことから、盆行事の前に穢れを祓い清めるための行事であったとも考えられています。

皆様は、どのようなお願い事をされましたか?


境内の整備

2012年07月06日 | 境内の様子

8月1日に例大祭を控え、境内では少しづつその準備がはじまっています。

今日は朝、昼と小雨の通る天気ではありましたが、その合間を縫って境内の整備を行いました。

整備といっても掃除から草むしり、看板や建具の整理・修理まで多岐に渡りますが、今日は主に鳥居等の紙垂・しめ縄の取り替えを行いました。

紙垂などは紙で出来ている物ですから月に二回、定期的に替えているのですが、先月の大風で破れてしまった部分を含めて大きく取り替えをすることにしました。

段々と暑さも増してきて、後は蝉が鳴けば夏本番というところです。例大祭もすぐそこに感じるようになってきましたが、盛大なお祭りに出来るようしっかり準備していきたいと思います。


梅雨の合間に。

2012年07月05日 | その他

毎朝の御日供祭を斎行した後、境内の清掃を行うと汗が額や首筋を流れていくそんな梅雨の蒸し暑い日が続いています。

今日午前中に、以前お問い合わせのあった近隣の小学校が写生の授業に来られました。

ひとクラス40人ほど生徒でしたが、境内の中で思い思いのフレーズを探して一生懸命に描いていました。


社殿を描いている子や鐘楼を描いている子などさまざま

 

 短い時間を使ってどこまで描けたのかな?

先生に絵の描き方などを教わりながら、約1時間ほどの授業でした。

先生の話によると今日は鉛筆で下絵を描くのみだそうで、次の授業で色を付けていくとのことでした。

短い時間でしたが、子供達も課外授業と言うことで開放的な部分もあって、なかなか楽しそうに見えました。

又明日から梅雨空が戻ってきて、雨が降りやすくなりそうです。

 


例大祭神輿巡幸経路

2012年07月03日 | 例大祭

今日は、雨また地震があり境内は静かな一日となりました。

本日、午前中、責任役員にお集まり頂きまして、本年度8月1日例大祭の神輿巡幸の経路が確定致しました。本年度は、宮出が鈴鹿長宿地区(11:00~14:10)。次に、星の谷地区(14:10~16:50)、宮入が皆原地区(16:50~21:30)となります。

鈴鹿長宿地区神輿巡幸図

(11:00~14:10)

星の谷地区神輿巡幸図

(14:10~16:50)

皆原地区神輿巡幸図

(16:50~21:30)

今年も巡幸の際、交通にご迷惑をおかけ致しますが、ご協力お願い申し上げます。


御祈願者に「ちまき」をお頒けしております。

2012年07月02日 | その他

昨日当社のホームページでも掲載致しましたが、先月30日に水無月の大祓式を当社役員と共に多くの氏子崇敬者のご参列のもと斎行致しました。

その大祓式に最後までご参列いただいた方に毎年「ちまき」をお頒致しております。

この「ちまき」は祇園祭の山鉾巡行に際して囃子方が投げる「ちまき」を見物衆は拾い持ち帰り、翌年までの一年間門口につるして疫病災難除とします。

当社の御祭神は、京都八坂神社と同じ素戔鳴尊(すさのをのみこと)をお祀りしており、これにちなんで現在、京都の祇園祭の時に八坂神社社頭にて頒布しているものを特別に取り寄せてお頒け致しております。

お頒けしている「ちまき」

元来「ちまき」は和名「茅まき」で、茅に特別の霊性を認めた日本古来の考え方にたっていて厄難消除の為門口につるしたものです。

従って自らの罪穢れを祓い、日々の行いを清く正しく神の御心に叶う生活をする心がけのよすがを表したものと言えます。

 

御祈祷の方には「ちまき」ともに説明書も付けてお頒け致しております

今週まではお頒け出来るかと思いますが、数に限りがございますのでご了承下さい。


夏越大祓・7月の祭事予定

2012年07月01日 | 神社祭事並びに行事予定

昨日、夏越大祓式を斎行致しました。土曜日ということもあり多くの皆様のご参列を頂きました。

大祓詞を奏上致します。

大麻(おおぬさ)、塩湯(えんとう)にて参列者の皆様をお祓いします。

まず、紙袋の中にある、切麻でご自身をお祓いし、お渡しした人形で体をなで、息を吹くかけます。

その人形を回収し、辛櫃に納め、その後、八針神事を行います。この八針神事は、布を八つに取り裂き、大麻の元と末を折り、より皆様からお預かりした罪穢れを細かくし残らず清められるように御祈願します。

神職を先頭に、ご参列の皆様と一緒に茅の輪を左、右、左の順でくぐります。

 茅の輪くぐり後、本殿にて祈願祭を斎行致します。

祈願祭後、御神酒を頂き、粽をお渡しし、夏越大祓式終了となります。

早いもので本日より7月。一年の半分が過ぎました。今月末に宵宮祭、8月1日には例大祭ございます。今月の祭事予定です。

  1日(日)8:30~月次祭

12日(木) 安産戌の日

14日(土) 11:00~兼務神社 八坂神社例大祭

15日(日) 8:30~月次祭

24日(火) 安産戌の日

31日(火) 18:30~子供神輿渡御 19:00~宵宮祭