座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

大祓人形の準備

2016年05月16日 | 神社知識・作法・歴史

現在、この5月末に崇敬者の方へ送付する夏越大祓の人形を準備しているところです。

6月の“夏越大祓”また12月の“歳越大祓”はともに、知らず知らずのうちに犯してしまった罪・穢れを祓い清める神事で、特に夏越大祓は疫病除けを祈念して“茅の輪くぐり”が行われるため御存じの方も多いのではないでしょうか。

準備している人形(車型)は当日あるいは前もって自身の罪・穢れを移すための道具として使用します。

前もって使用する場合はまず名前を記入し、人形で身体を撫でて、息を吹きかけて自身の身代わりとします。

神事は6月30日ですが、当日来られない方は使用した人形を社務所にお預けいただければお祓いをさせていただきます。

ご興味のある方にはどなたにでも人形をお渡しできますので、お気軽に社務所へお尋ね下さい。

昨年夏の大祓の様子


神前結婚式のご奉仕

2016年05月15日 | お正月

本日、10:30より神前結婚式が斎行されました。

この上なく穏やかな晴天に恵まれ、また大勢のご参列の方々の見守る中盛大な挙式となりました。

今は少人数での挙式も多く見られますが、やはり結婚式は家と家が御縁によって結びつく瞬間なのだという事を感じさせられます。

雅楽の楽人さんを先頭に参進

今日の快晴は良い廻りあわせでした

誓盃の儀、指輪交換の儀、誓詞奏上と滞りなく進み祭典はお開きとなりました。

本日は誠におめでとうございます! 誓詞にもありましたように、お二人が明るいご家庭をお築きになられますことを心よりお祈り申し上げております。


境内の鐘楼

2016年05月13日 | 神社知識・作法・歴史

当神社の境内には鐘楼があります。

古くは元禄3年(1691年)に奉納されたものですが、その鐘は昭和18年5月に軍需品の金属不足を補うため、軍命により供出されてしまいました。

現在の鐘は昭和48年11月、氏子崇敬者の皆様の御厚志により再び奉納されたものです。

神社らしく注連縄が張られ、『迎神』また『和魂和根』と彫られているのが見えますが、以前の鐘には以下のように彫られていて、同じ座間市入谷の星谷寺とのつながりを示すものと言われています。

  “一打鐘声 當願衆生

   脱三界苦 得見菩提

   天長地久 國土安全

   信心旦衆 諸人快楽”

神社に鐘があるのは珍しい事と思いますが、神社祭事の中でこの鐘を使用する事はありません。

ただし鐘は撞けるようにしてあります。 ご興味のある方は参拝の際に(夜間はご遠慮願いますが)ご自由にお撞きください。


境内の大掃除

2016年05月12日 | 境内の様子

今日は外出してのお祓いのご奉仕もなく、神職総出で境内の掃除を行う事になりました。

昨日までの雨や風で今朝は大いに荒れていた境内ですが、午後には落ち着きを取り戻しました。

この季節も葉が落ちるものです

普段は使わない高圧洗浄機も出しました

これからは草むしりも行う事になります

境内の清掃は神職の日課ですが、手の届かない所が意外と多い事に気が付きました。

これから暑くなる時期で、落ち葉は秋ほどではないものの雑草が伸びる頃です。 大祓、夏の例大祭と大きな行事の続く時期でもありますので、今日で終わりにせず境内の様子に気を遣っていかなければなりません。


手水の作法

2016年05月11日 | 神社知識・作法・歴史

本日は風の強い一日となりました。明日から週末にかけては晴れが続くようです。

さて、神社にお参りの際は、鳥居をくぐると手水舎がございます。この手水舎は、お参り前に身を清め、清浄な状態でお参りするために行うものが手水となります。

 

当社は鳥居をくぐり左手に手水舎があります。手水をとる際は作法がございます。

手水舎の右上には、わかりやすく手水の作法を記したイラストを掲示させて頂いております。

 先ずは、右手で柄杓(ひしゃく)を取り、水を汲み左手を清めます。

 次に、右手を清めます。

 次に、左手に水を溜め、口に含んで口を清めます。

 次に、左手を再度清め、最後に柄杓を立て、柄杓の柄を洗い流します。

これが正式な手水の作法となります。是非お参りの際は手水をとってお参りに向かて頂くと気持ちよく参拝できるのではないでしょうか?


桜の竹囲いを新調

2016年05月10日 | 境内の様子

昨日から降り続いていた雨も明け方頃までには上がり、午前中は薄日も指す程の天気となりました。

午後になると雲が広がりました。

昨日境内の木々を選定していただいた庭師さんに今日は駐車場にあるソメイヨシノの竹囲いを新しいものに替えてもらっています。

前のがいつ頃作っていただいた物なのかわかりませんが、青竹になるとちょっとだけ立派に見える気がします。

今日の夜から明日に掛けて又、雨の予報です。

まだまだ梅雨の時期ではありませんが、この雨をもたらす前線はその後梅雨前線になるものらしいです。

もしかすると今年の梅雨は少し早いかもしれません。


境内の木々剪定。

2016年05月09日 | 氏子青年会

今日午前中から植木屋さんが入って境内の木々の剪定をしていただきました。

新芽が落ち着いた木々が伸び放題になっていました。

しかし、松の木にかかるという事で今年出た新竹はあえなく切られてしまいました。

さっぱりしました。

御昼前から弱い雨が降り始めたので、午前中に作業が終わって助かりました。


当社授与品・おみくじ

2016年05月08日 | 御祈祷・授与品

気持ちの良い1日となりました。神社では御祈祷を始め、御札・御守・おみくじの頒布、境内の清掃などが日々の奉仕であります。

御札については下写真の6種類の御札を頒布しております。

右から神宮大麻(伊勢の神宮の御札)、鈴鹿大麻(鈴鹿明神社の御札)共に家内安全の御札です。次は八方除けの御札、次は諸災除け(玄関に祀る御札)、次は荒神様の御札(台所に祀る御札)です。

御守に関しては、それぞれ願意が異なります。詳しくは http://suzuka.or.jp/omamori/index.html ホームページをご覧下さい。

おみくじは4種類。幸せみくじ、天然石みくじ、七福神みくじ、鯛みくじです。

社務所若しくは参集殿内で頒布しております。授与時間は9時から17時となります。


衣更えの季節

2016年05月07日 | 神社知識・作法・歴史

風が心地よい週末ですが陽射しはもう随分と強くなり、また一昨日の5月5日は“立夏”、暦の上ではもう今は夏へ入ったところです。

神社界ではこの暦の上での“立夏・立冬”、または4月1日と10月1日に衣更えを行うのが通例となっています。

こちらは冬服。厚手の生地で光沢があります

夏服。同じ紫色でも趣が異なります

もっとも日本全国で気温の変わり方も違いますから、実際には厳格に立夏立冬を用いてはいない神社も多いとの事です。

神主は境内の掃除や屋外でのお祭りなど外に立つ事が多いので、衣更えは待ち遠しいものでもありました。

これからいよいよ暑くなりますが、心機一転してご奉仕に努めたいと思います。


しゃくなげ。

2016年05月06日 | 境内の様子

今日は曇り空。

陽射しが無いので気温も昨日の様に夏日になるようなことはないようです。

境内のしゃくなげの花が次々と咲いています。

手水舎の反対側に咲いています。

ピンク色の可愛らしい花です。

中庭にも赤色のしゃくなげがあります。

これからが見頃です。

明日明後日までがゴールデンウィーク迄の方と今日通学出勤の方と様々ですね。

明日の雨印が今日の夕方に早まって土日は天気がもちそうです。

ゴールデンウィークも最後、有意義な休日をお過ごし下さい。

 

 


座間の大凧

2016年05月05日 | その他

今日は5月5日、こどもの日です。

この地域では端午の節句に凧を上げるという風習があり、毎年5月4日と5日に『大凧まつり』が開催されています。 今年も晴天に恵まれ、相模川の河川敷は多くの人で賑わったようです。

これは2014年の準備風景

座間市のホームページによると、座間の大凧は江戸時代の文化・文政年間(1804~1830年)頃に男子の初節句の“祝い凧”として始まり、庶民の娯楽の一つとして凧づくりと凧揚げが広まったという事です。

江戸時代には大きくて2間(3.6m)でしたが、段々と大きさと高さを競うようになり、明治の中頃からは現在と同じ13m四方の凧を揚げるようになりました。 日本一と称される大変勇壮な大凧ですが、その大きさ故に飛ばす天気をよく見なければならず、凧揚げができない年もままあるそうです。

今年は風が強すぎるのではないかと感じましたが、どうやら無事飛んだとの事。 社務の関係でなかなか実際に見に行く事はできませんが、成功したと聞くだけでも嬉しいものですね。

今日の夕方頃に近くを通りましたが、流石に片付けをする時間でした


とても強い風が吹いています。

2016年05月04日 | 境内の様子

雨は午前8時頃には上がり太陽の強い日差しが直ぐに差し込んできました。

昨日から強い風が吹いていて、小田急線では風の影響で倒木があったりJR京葉線が風の為に一時運転見合わせとなったりしました。

当社も落葉や枯れ枝が落ちて清掃に時間がかかってしまいました。

雨が上がったばかりなので集めた物もかなり重いです

境内も参道を掃き清めると緑の道が出来ました。

今日と明日は座間の大凧まつりですが、風が強いので今日はどうなんでしょうか。

今日の強い風にはご注意下さい。


神前結婚式奉仕

2016年05月03日 | 御祈祷・授与品

今日は連休の只中、ではありますが大安吉日で、お昼には神前結婚式のご奉仕がありました。

こうした御祝の時は天気が一番心配されますが、なんとか今日一日は良い天気のままのようで、何よりです。

参集殿から本殿に向かう参進

祝詞奏上の後、浦安の舞奉納

続いて誓盃の儀

指輪交換の儀

誓詞奏上から玉串奉奠

神事の斎行後、本殿外にて記念撮影を行い神前結婚式はお開きとなりました。

今の季節はちょうど打掛をお着けになっても暑くもなく寒くもなく良い季節であったかと思います。

御新郎御新婦お二人のこれからのお幸せと、ご家庭のご発展とをお祈り申し上げております。 本日は誠におめでとうございます!


座間の大凧まつり

2016年05月02日 | その他

今年のゴールデンウィークは飛び飛びになっていて前半の三連休は昨日で終わり、明日から後半の三連休が始まります。

座間では毎年ゴールデンウィーク中に大凧まつりを開催しています。

開催日時は、ポスターにある通り今月の4日と5日。

会場は相模川グランドですが、小田急線の相武台前駅から会場行きのシャトルバスが午前9時より午後4時20分迄の間運行されます。(運行協力金をお願いしているそうです)

駐車場も用意はあるようですが、交通規制等で混雑が予想されますので公共交通機関でのご来場をお勧めします。

催し物もあるようですので、詳しい事を知りたい方は座間市のホームページをご覧下さい。

4日は雨が予想されていますので、狙いは5日になりましょうか。

相模川に架かる座架依橋の下流に座間市の会場が、又上流の方には相模原市の会場もあるので相模川を散策しながら両市の会場にも足を運んでみても良いかもしれません。


5月神社行事予定

2016年05月01日 | 神社祭事並びに行事予定

連休中ではありますが、今日から5月“皐月(さつき)”となります。

“皐月”とは“田植えの月”という意味。 陽射しが段々と強くなるとともに雨風も増え、田畑をお持ちの方は忙しくなるのではないかと思います。

境内も緑で溢れ、お祭りで使う榊の枝にも新芽が目立つようになってきました。

今朝の月次祭の様子

《今月の行事予定》

1日(日)   7:00~ 月次祭

3日(火・祝) 12:00~ 神前結婚式

4日(水・祝) 安産戌の日

15日(日)  7:00~ 月次祭 10:30~ 神前結婚式

16日(月)  安産戌の日

21日(土)  16:00~ 注連縄奉納同志会 総会

28日(土)  安産戌の日

毎月神社庁より出されている「まことの道」、今月は上の一首です。

みもすそ(御裳濯)川とは五十鈴川の別名で、伊勢の神宮(内宮)の参拝の際に多くの方が身を清める川でもあります。

心身を整え本来の自分に立ち返る事は、特に忙しい人ほど必要なのではないかと思います。 “五月病”などという言葉があるように気忙しい時期でもありますが、神社に参拝するなどして心を落ち着ける時間を作ってみてはいかがでしょうか。