すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

規則正しい生活

2008-04-11 23:45:10 | ひとりごと
 人事異動のお陰で、勤務の時間が日勤だけになった。お陰で今までのように夜中に行ったり帰ったり早朝に出たりはなくなった。おむつ交換や入浴介助がないので、腰痛ベルトも使わない。身体は楽なはずなのだ。
 今朝、5時にキヨちゃんが起こしに来た。父が排便を訴えている。ふたりで介助して排便もあった。今回は普通の便で、嘔吐もなかった。しかし、トイレに座っていると、みるみる足に浮腫が出る。排便が終わると血圧が下がって、顔色も悪くなった。抱きかかえるようにして布団に寝かした。そんなことを2回繰り返した。
 ぐったりした私とキヨちゃんはそれからコタツで仮眠。結局しんどい父は朝は食べられなかった。それから私は
 「イイダコが食べたい」
という父のリクエストで、買い物に出た。食べたいと言って食べられた事はほとんどないのだが、可能性があったらとにかく探す。隣町にもなかったので、愛媛県へ。高知や愛媛は海が近いので魚介類は豊富なのだ。残念なことに海が荒れて舟が出せなかったから・・・とイイダコは入ってなかった。母は父の好きな寿司を作った。
 昼も全く食べられず、2時近くになってようやく少し食べられた。それから往診で点滴。
 「じいちゃん良かったなあ、娘嫁にいかんと看てくれて。もう嫁に行きそうにないし、安心じゃなあ・。」
などと言い残し、疾風のように現れてドクターは疾風のように去っていった。
 夕飯は遅い昼が堪えて、好物の寿司をわずかに2口食べたのみ。辛抱だ。まだまだ辛抱は続く。
 明日は元気になるだろうか。

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コメント (2)
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