すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

夏太り

2016-08-30 21:49:14 | ひとりごと
 夏痩せ・・・。先日訪問先で会った事業者さんに、ご家族が、
 「あら?お痩せになりましたか?」
と聞いた。そう言えば少し痩せたような。
 「ダイエットされてるんですか?」
と聞くと、
 「いえ、仕事がきついだけで。まあ、夏痩せないでいつ痩せるんだ~って話ですけどね~。」
と答える。
 で、家に帰って体重計に乗ってみた。
 ・・・…・・…・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
 2キロ肥えとるがな・・・。
 「夏痩せないでいつ痩せるんだ~って話ですけどね~。」
この言葉、しばらくリフレインする・・・。

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足腰に来た!!

2016-08-29 21:34:22 | ひとりごと
 昨日、結局午前中はキヨちゃんは家の周りの草取りで疲れたので、私も一緒に少し寝た。
 いつもなら涼しくなる16時頃から1時間だけでも草取りに・・・という流れだが、曇りで涼しくもあったので、どうせなら
 「早く行って早く済ませて戻ろう。」
と提案した。が、これが結局裏目に出る。
 いや、結果的に仕事が仕上がったのでいいのだが、やろうと思えばいくらでも草があった訳で、しかも、置けばおくほど状態は悪くなるので、
 「やってしまえ!」
と二人して3時間草取りした。その間、リュウは大人しく見守る。休憩の水やお菓子は一緒に食べた。
 しかし、さすがに草取りを終える頃には、腰が見事にフリーズし、曲げて歩く始末。キヨちゃんより数段私の方が弱い。
 戻ってから夕飯を作るのは、結構腰に来た。なので、夜はくりりんに少し押してもらい、湿布を貼って寝た。

   

 今朝もまだ腰は辛い状態だが、まっすぐ伸ばせる状態だったので、訪問先で恥をかくことはなかった。そして昨夜から待望の雨。草を取った所は、実は乾燥させたいキヨちゃんだったが、畑や山の事を思うと恵みの雨だった。
 月末、今日も忙しかったが、身体がきつかったのであまり残業せずに19時前には会社を出た。ちょっとキヨちゃんの夕飯には間に合わなかったが、3人でテレビを観ての団らんは出来た。
 明日はキヨちゃんがくりりんの仕事終わりに、一緒に買い物に行くそうな。

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だるいなあ・・・

2016-08-28 08:43:28 | ひとりごと
 昨日は急ぎの仕事もあったので、お弁当もパスして1時間早めに出勤。当然、キヨちゃんは早朝から畑。
 「おはよう。」
だけは声掛け出来たが、ほぼそのまま出勤だった。
 仕事は案外はかどり、とは言え「やりきる」には残業も必要な状態だったが、少し先が見えたので昨日は定時で終えた。
 先に帰宅したくりりんが、洗濯物を取り込むだけ取りこんで合流し、一緒に買い物に出た。
 「お母さん出掛けるの知ってる?」
と聞くと、
 「買い物に行きますって言って来たよ。」
と言う。やはりリセットされたか?
 その答えは簡単。買い物途中で携帯に留守電。
 「すず~、母ちゃんの焼酎と、豆腐と、玉ねぎ買ってきて。」
との内容。はいはい、本格的なリセットだな。
 さて、玉ねぎである。玉ねぎに限らず、野菜はキヨちゃんがいつも沢山作るので、玉ねぎを買うなんてことは殆どない。
 しかし、今年は気候のせいか元々ジャガイモも玉ねぎも出来が悪く、その上腐ってしまう。なので、玉ねぎは無くなっているのだ。
 ところが、この台風で全国的にダメらしい。淡路島の玉ねぎがあまりないと言うのは、うちの玉ねぎと一緒で春先の気候のせいか?そこに北海道の大打撃。なんとスーパーで(この田舎で)1個150円!!!!
 買えるか!と農家の直売がある川の駅へ。しかし、どこも品薄のため、
 「売り切れました。入ってきても早い時間でないと無いかも知れません。」
と言う。値段を聞くと、
 「今日は3キロで750円位ですが、徐々に上がると思います。950円以上にはならないと思うのですが?」
とのこと。
 それから近所の店に行ってみると何とかあったが、3キロで1,175円。それでもスーパーよりは安いので買って帰った。
 家に帰るとキヨちゃんが野菜の値段にびっくり。
 「ほれな、這いもってでも母ちゃんが野菜作らな、高いもんにつく。」
と言う。確かにキヨちゃんお野菜は有難い。しかし、それこそ、その大半が腐ってしまったり、自分で耕せないからと人を雇って日当払って畑を耕してもらったり、草刈りしてもらったり。安いんだか高いんだか??ま、好きでしているのだからええとせえじゃ。
 で、今日は茶畑の草刈りに行こうと誘われている。どうせなら涼しい早朝に行きたかったが、キヨちゃんはキヨちゃんで早朝から家周辺の草刈りだ。一服してから行きたいと言う。
 昼から出掛けるつもりもあったがキャンセルした。出来れば昼から寝たい。明日からの月末を乗り切るために。

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悪年・・・何度目だ?

2016-08-26 21:32:05 | うちのキヨちゃん
 月末、今月は以前ほどでは無い物の、当然残業なしで終われるはずもない。ましてや、人間相手である。イレギュラーも度々だ。
 ここ最近は、比較的残業しても早めだったので、キヨちゃんが
 「今日は何にもしてない。」
と言っても夕飯を作るのに何とか間に合っていた。
 しかし、昨日はそうもいかず。ただ、昨日は言っても19時半には戻っていたので、
 「遅かったなあ、大変だっただろう。早うご飯食べて寝なよ。」
など言う余裕があった。
 ところが今夜は20時半を回っていた。と言うのも、元々デスクワークで残業が必須だったのだが、途中で知人から電話。介護に関する相談だった。
 普通の問い合わせなら、時間外だし、後日にするのだが、そのまま相談業務を行った。それからデスクワークに戻る。
 正直言えばもう少し仕事しないといけない状態だったのを、何とか切り上げて戻る。遅くなる事はくりりんから伝えてもらっていたが、
 「お母さん怒り心頭だから、何か言われるかもよ。」
とくりりん。
 寝室を訪ね、「ただいま」の終わらないうちに、
 「もう!ほんまに!何時と思うとんぞ!母ちゃんや、今ようやおにぎりだけ食べたのに!云々云々。」
聞くのも嫌で、そのまま部屋を出た。
 台所には湯がいたパスタ、解凍した肉、丸のままのキャベツがあった。私が帰ったらパスタを作ってもらって食べようと思っていたのだろうが、私は帰らない。
 自分の分だけ作るのは面倒だし、作ってしまったら私たちの分が冷えてしまう。で、イライラしながらおにぎりで済ませたのだろうと推測。
 しかしだ。キヨちゃんが全く調理が出来なくなったのなら、私も仕事を含めて考え直さなくてはならないが、家事は十分出来るのだ。何たって5時には畑に出ている。だから、キヨちゃんの都合だけ言われても困るのだ。
 食事を済ませ、キヨちゃんの薬を配薬し、離れに二人で戻ると、キヨちゃんが追いかけてきた。
 「戻っとんのに!母ちゃんに『ことうないか(大丈夫か)』の一言もないんか!!!」
ときた。声をかけた時に、口を挟めないほど文句を言ったくせに。
 腹が立ったので言い返すようになる。
 「ああ、母ちゃんは一日こんなに働いて、何のクゼツ(文句)も言わんと辛抱しとるのに、早う死んだ方がましじゃ!」
 仕舞にはこんなイラッとする台詞が出るので、腹立ちまぎれにトイレの電気を消して戻った。
 すると今度はくりりんが台所に仕事の時用の水分補給飲料を冷凍していると、
 「ほんなもん入れるために買うた冷蔵庫じゃない!」
と当たられたらしい。ただ、くりりんも今日は言い返し、ここも口げんかになった。
 まあ、明日にはキヨちゃんはリセットだろう。くりりんはくりりんで、
 「気使いながらでも、こうやって喧嘩出来るのはある意味健全だよね~。」
と言っていた。
 そんなもんかな?

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ねこじゃらしや虫の声

2016-08-24 21:08:31 | ひとりごと
 8月ももう残りわずか。連日猛暑日が続き、早目浦ダムはついに40%を切る勢いだ。
 それでも、ちょっと朝夕は過ごしやすい日もあって、ねこじゃらしの感じや虫の声は秋の装いである。
 秋は季節の中で私が一番好きな季節である。勿論、食べるものも美味しい事もあるが、山の色合いも風の感じも好きで、服も秋服が出るとワクワクする。この季節から冬に差しかかる頃、どんぐりなんかが転がり始めると、物凄くノスタルジックな気分になる。
 音楽もジャズやタンゴを聞きたくなるし、積読している本も読みたくなる。とは言え、そんな優雅な時間が持てない現状ではある。
 現実を言えば、この秋こそ仕事が忙しいのである。私もだがくりりんもなので、とてもそんな余裕はない。だから、そういう事が出来た時代を思い出してノスタルジックになるのだろうか?
 どんなに忙しくても、仕事しながら舞台に立っていた。そんな頃が懐かしい。今でも、そうやって続けている人もいるので、羨ましいなと思う。多分、一人暮らしの頃なら出来ただろうが、今の生活では難しい。まずキヨちゃんの理解が得られない。
 そう言えば、キヨちゃんはあんなに雨が欲しいと言っていたのに、
 「もう日曜から3日も雨でよ!」
とぼやいていた。何の事はない、
 「日曜にはすずと草取りしたかったのに。」
である。
 秋の夜長を満喫したいものだ。

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台風に期待するわけじゃないが・・・

2016-08-22 23:03:44 | ひとりごと
 連日の猛暑日。施設でもエアコンがフル稼働だ。エアコンの温度設定も低くせず、直接冷えないように工夫もしているが、なかなか体調管理が難しいと現場から聞いた。
 さもありなん。元気なものでも、暑さとエアコンの調整が難しい。結構体力も使うし、疲れも出る。ましてや、お年寄りは・・・。そう考えると、管理してくれる施設はともかく、独居などは乗り切れるだろうか。
 大きな被害も出ているので、決して台風が欲しいわけではないし、安易な事は言えないが、やはり少し雨が欲しい。今朝の新聞では早目浦ダムは貯水率44.6%とか。
 山の湧水で生活している我が家は、直接関係はない話だが、これにしても今の状態ではいつ水が無くならないとも言えない。幸い、例年からすると絶対出なくなる状態にもかかわらず、まだ水が豊富にある。何かの原因があって、地下水の流れが変わったのではないかとキヨちゃんは言う。
 さて、今日はキヨちゃんはデイサービスだった。朝送り出して、くりりんも送り出してから、猛暑を当てにして洗濯を何度もした。大きなカバー類やリネン類は休みでないとキヨちゃんの負担(取り込み)になるので出来ない。
 途中にわか雨が来るんじゃないかという雲が広がり、大急ぎで片づけたのだが、結局雲だけで、そのうち青空に戻った。
 今日は会議が入っていたので、早めに夕飯の下ごしらえ。と言うのも、キヨちゃんはデイから帰ったら茶畑の草取りの続きをしようと言っていたからだ。
 お昼から30分だけ仮眠を取って、会議に出席。その足でキヨちゃんを迎えに行った。
 そして、帰って洗濯物を片づけてから茶畑へ。ほんのちょっと雨に期待したが降ってはくれず。きっちり1時間半草取りをして戻ったら、くりりんとほぼ同時だった。
 「すずはしばらく休みないなあ・・・。もうちょっと草取りあるのになあ。」
とキヨちゃん。
 「お休み」はなかなかなさそうだ。

*アイロン台がマイブームのくろべえ。お散歩中のリュウ。

      

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せらいご

2016-08-21 21:53:39 | うちのキヨちゃん
 子供が、
 「僕も!僕も!」
的に振る舞う事を、方言で「せらう」と言う。つまり焼き餅を焼くとかに近いだろうか。そして、そういう状態の子供を「せらい子(もしくは児かな??)」と言う。
 ところが、これが年寄りになっても、いや歳を取っていくほど「せらう」ようになるから面白い。まあ構って欲しかったり、自己顕示欲が強くなるのだろうか?孫自慢くらいなら可愛いもんだが、薬でも病気でも人より「すごい」事を自慢したがる。
 うちのキヨちゃんもご多分に漏れずその口である。
 今日は親戚筋の人からスイカを頂いた。その人と私は会う事もあるのだが、キヨちゃんは暫く会っていなかった。
 「会いたいけん、また連れてこいよ。」
と言ってくれた事もあり、お礼の電話方がた、そんな話も出来ればとキヨちゃんに電話するように勧めた。
 その電話でしばらくはお礼や、家族の安否や近況を聞いていたのだが、その内キヨちゃんの近況を聞かれたのだろう、キヨちゃんが語り始めた。
 「もうなあ、ようや歩っきょる。すずの車でなかったら、どこっちゃ行けん。近所へも歩いてはよう行かん。」
 まあ、この辺りは本当の事である。
 「もうなあ、家の中でも杖つっきょんよ。」
おいおい。それは違うだろう。
 「何たって転んだら仕舞じゃけん、気をつけとる。」
・・・。気をつけとったら、山の急斜面の草刈ったりせんだろう。
 「医者になあ、今度こけたら植物人間じゃと言われとるんよ。」
・・・・。
 まあ、病気が病気なので、転んだり打ったりする度に進行するとは言われている。それに、年齢的にもそりゃ、キヨちゃんでなくても骨折でもしたら寝たきりではあるが、植物人間て・・・。
 相手の方がどこまで真に受けたかは定かでないが、つきあわせて申し訳なかった。そして、そんな電話を切ったキヨちゃんは私に、
 「明日デイサービスから戻ったら、一緒に1時間だけでも茶畑の草引きに行くぞ。」
と言った。ちょっと気が遠くなる私である・・・・・・。

 *暑くてもなぜか日だまりで眠るくろべえ。暑かろうよ。

   

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草ほどの生命力があればねえ・・・

2016-08-19 21:41:42 | ひとりごと
 今日はお休み。朝くりりんを送り出して、マイカーの定期メンテナンスに行った。いつもなら代車を借りて、その間に買い物などするのだが、1時間程度で出来ると言うので、今日は店でコーヒーやお菓子を貰ってゆっくりしていた。
 それから買い物して家路に付いたのだが、あまりお金を持たすに来たのでちょっとドキドキだった。帰りにガソリンも入れたかったが、ちょっとそれも足りなかったら恥ずかしいので止めた。
 お昼を済ませて、洗濯物を片づけてからリュウを洗った。シャンプー大嫌いのリュウだが、この暑さ、抵抗もせず気持ちよさそうにしていた。
 そのまま、ちょっとだけ庭の草取り。うす曇りだったが、それでも暑いのでギブアップ。昼寝していたキヨちゃんと交代し、今度は私が涼しい部屋で転がった。
 1時間だけ転がって、それから夕飯の下ごしらえに入った。と言うのも、夕方から茶畑の草取りを1時間だけしようとキヨちゃんが言ったからだ。
 コロッケとメンチカツの下ごしらえだけして、お米を洗って出掛けた。
 しかし・・・。草ってのはなんて生命力があるのだろう。取っても取っても生えてくるし、成長も早い。抜いたって下手にそのまま放置したら、抜いた状態から根を伸ばして復活するものもある。道などに除草剤をしている場所もあるが、根までは死んでいないし、脇から新しい草も生えてくる。
 これほどの生命力が花や野菜にあればいいのに。というより、この強さを人間の病気とかに応用出来ないものかなあ?
 何にしても1時間程度の草取りは、かなり深く根を張っていた事もあり疲れた。戻って着替えて、期待していた夕立もなかったので庭の花たちに水をやった。そうこうするうちにくりりんが戻る。
 疲れた後の揚げものは、作るにはちょっとしんどかったが、くりりんもキヨちゃんも美味しいと食べてくれたので、満足。

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老後から終活を思う時

2016-08-18 21:24:24 | ひとりごと
 歳を取るに従って、キヨちゃんは余計に「自分の死んだ後」の心配をするようになった。死んでしまった後の事をあれこれ心配しても仕方ないじゃないか・・・と思っていたものの、この仕事をしていて老後の色々を観ていると、自分の将来に付いて考えない事もない。
 以前友人が、
 「自分たちには子供もいないし、姪っ子が小さいときから『お姉ちゃんのお墓はお願いね。』と頼んでいる。」
と話していた。偉いもんだなあ・・・と思っていたが、現時点では子供だった姪っ子もお嫁に行き、流石によそへ嫁いでしまった以上、実家の伯母の事までは頼めないのだろうな・・・という状態らしい。
 私にしても、今までビジョンとしてあったのは、親の介護だけである。父を見送り、後はキヨちゃんを介護する事になるのか、元気で最後までいてくれるのか分からないが、とにかくそういう事しか考えてなかった。
 キヨちゃんを送った後、孤独な老女が残ると言う不安な思いは、幸せな事にくりりんと出会って払しょくされた。けれど、今度は3人の、そして順番から行けばその後の2人の老後に付いて、最近特に考えてしまう。
 キヨちゃんに付いては覚悟はある。認知症になったとしても、寝たきりとなったとしても、もちろん今のままで元気でいてくれれば言う事ないが、看とるのは私しかいない。
 それが、徐々に自分が歳を重ねると、その後の事を考える。
 くりりんと手を取り合って年老いて、
 「せーの」
と一緒に天寿を全うするなんて出来るはずもない。
 くりりんは1日でも良いから私に残って見送って欲しいと言う。私もくりりんを残すのは心配だ。けれど、それより前に、色んなパターンの『困りごと』が出てくる事を、仕事を通して知っている。
 その時、私はどうだろう。くりりんはどうだろう。いや、そもそも、その判断が出来る状態でいられるかどうかである。
 死んだ後の事を心配するより、もし二人が日常生活を送れなくなった時の事を考えれば、友人ではないが甥っ子や姪っ子に、今後の事を託す事も相談していかなくてはならないのかな・・・。

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誰よりも味方であれ

2016-08-16 22:06:09 | じいとんばあ
 あなたの心に寄り添いたい
 あなたの苦しみを 取り除いてあげたい
 そう思う心に嘘はないけれど・・・

 私の心が軋む
 辛いな・・・と思った時点で
 自分の無力と 薄情さに嫌気がさす

 誰よりも味方であれ
 そう教えてくれたのは誰だったか
 誰も味方がいない中 自分だけは最後の砦であれと

 けれど
 あなたを信じてあげることは
 そのまま誰かを嘘つきにする事で
 そのまま誰かを傷つける

 どちらにも嘘はないと証明したいのに
 そんな方法はあるはずもなく
 お互いの中の「真実」だけが混乱し
 「どうして分かってくれないの」を繰り返す

 寂しさが無ければ
 もしかしたら解決する事もあるかもしれない
 けれど 孤独だけは他人がどうこう出来ない事もある

 あなたの笑顔を観ていたい
 あなたの怒りや悲しみは
 どこかに 捨ててしまいたい

 けれどどうする事も出来ぬまま
 ため息だけが増えていく

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