すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

元気ハツラツ・・・だったらしいが

2014-09-30 22:11:50 | うちのキヨちゃん
 今日くりりんが親戚のおばさんたちを連れて、キヨちゃんの所に行ってきた。先日不穏があったと聞いていたので少し心配したが、ちょうど行った時にはリハビリ中で、元気に歩く姿を見せたので、おばさんたちも安心したようだった。
 それでも、まだボケボケした事を言っていたようで、
 「お薬のせいとかじゃない?」
とくりりんは言っていた。
 まあ、入院などすると大抵お年寄りは失見当を起こす。これが認知症の始まりだったりすると困るのだが、環境に左右されているだけの場合もあるので、深刻には考えていない。
 とは言うものの、ボケボケ発言がいくつもあって、キヨちゃんワールドなのかどうなのかちょっと心配ではある。
 まず、一番心配なのが幻覚。
 「変なものが見えるから母ちゃんボケるかも・・・。」
と本人が言っていた時は、自覚あるし・・・と安心していた。
 が、
 「変なもの見えたけど、病院の中にお参りする場所があって、くりちゃんとすずと行ってから見えなくなった。」
など言われると、流石に怖い。
 それから電話。退屈なのと不便なのとが理由だが、
 「携帯を持ってきてくれ。」
とおばちゃんに私への伝言として言ったらしい。って、キヨちゃんは携帯を持っていない。正確には見守りの防犯ブザーほどのちっちゃいのを持っていて、ハンズフリーで話せるようにしていたが、全く使わないし聞き取れないというので解約した。この電話で私がお喋り出来たのは、ほとんどくろべえである。
 しかも、普通の携帯電話は聞き取れないというので、携帯は諦めている。だから持って行きようもない。仕舞には電話の子機を持ってきて欲しいと言ったらしいが、これはキヨちゃんが機械に疎いだけの話である。
 何にしても、明日実際にこの目で見ないと心配である。頼むぜ、キヨちゃん!!!

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栗の実

2014-09-29 21:08:48 | ひとりごと
 今日仕事中に病院から電話。
 「昨夜、お財布がないなどの不穏が出ました。個室では人との接触がないので、今日から大部屋に移します。」
との事。
 良かった。実はそれを心配してはいたのだ。元々術後周囲に気を遣わなくていいようにと個室を頼んだが、リハビリが始まったら大部屋の方が気が紛れていいだろうと話してはいたのだ。
 にしても、不穏って・・・。環境が変わるとこういうことはある。父も術後はチューブを引いたり、点滴を抜こうとしたりで大変だった。
 キヨちゃん自身も、
 「母ちゃんぼけるんじゃないか。」
と心配していたので、早い処置で有難い。
 明日はくりりんが見に行ってくれる。落ちついていると良いのだけど。

 
*食べるのは好きだけど、剥くのが面倒・・・などと言うくりりん。
 これでどうだ。

      

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甥っ子の結婚式

2014-09-28 22:56:30 | ひとりごと
 今日は甥っ子の結婚式だった。キヨちゃんの事などで練習に行けないので、着物は先生に着付けてもらった。気に行って随分前に仕立てた着物だが、ようやく日の目を見た。
 甥っ子は、「たわしのナナちゃん」の若い叔父さん、つまりナナちゃんのお父さんの弟なのだが、小さいころから知っているだけに何だか感慨深かった。
 それでも、女の子じゃないし、いくら私でも今回は泣くような事は無いだろうと高をくくっていたら、大きな間違いだった。
 初め集合写真の時、可愛いお嫁さんと凛々しい姿になった甥っ子には笑顔で話し出来た。
 「可愛い子ね。」
と言うと、
 「俺には勿体ないくらいの子じゃ。」
と照れもせずに言うので、嬉しくなった。
 それから、式の前に二人の成長記録のDVDを見せられたのだが、これにまずやられた。一枚目の写真は亡くなった父親との思い出の写真だった。
 彼のお父さんは私が小学生のころに、姉の所に養子に来てくれた。優しくて大好きなお兄ちゃんで、家の父の事も良くしてくれた。
 お兄ちゃんが亡くなったのはナナちゃんがまだかなり小さい頃だった。だから子供たちもお姉ちゃんも、若くして大黒柱を失ったことになる。そんな優しいお兄ちゃんとの写真を見ただけで、ああ、こんな日を見たかったろうと思うと涙があふれた。
 そして、ナナちゃんのテーブルにはそのお兄ちゃん(つまりナナちゃんのお爺ちゃん)の写真が・・・。家族の優しさが溢れていて嬉しかった。
 次にやられたのはケーキ入刀である。ここでサプライズで兄夫婦に一緒にケーキカットをして欲しいと言い出したのだ。兄夫婦・・・つまりナナちゃんの両親である。
 実はナナちゃんの両親はとても若くして結婚したので、結婚式をしていない。そんな兄夫婦を気遣っての事だろう。
 若い二人のその優しさが嬉しく、また出来なかったケーキカットをしている夫婦を見ていると、色んな思いがこみ上げて来て、涙があふれた。
 さらに、ナナちゃんママに、
 「良かったね。」
と声をかけた時、
 「すず姉ちゃん泣っきょったって・・・。」
とナナちゃんママが言うので、
 「だって嬉しくて・・・。」
そう言うと、今度は涙が止まらなくなった。私が泣くものだからナナちゃんママが泣き、ナナちゃんも泣いた。
 そして、甥っ子。兄弟の中でも一番大人しく物腰の柔らかい子である。そして彼の亡くなったお爺ちゃん、つまり私の実の父に一番似ているのも彼である。朴訥として真面目で、でも芯はしっかりしている。
 女の子から見たら、多分頼りないのじゃないか、物足りないのじゃないか・・・と叔母心は心配だったが、彼の良さを見抜いてくれた、しっかり者のお嫁さんが来てくれて、本当に良かった。
 幸せになって欲しい。そして素敵な家庭を築いて欲しい。きっと爺ちゃんもお父さんも、ひいばあちゃんも、天国で喜んでる。

     

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ブラックジャックかハーロックか・・・な背中。

2014-09-27 20:38:51 | うちのキヨちゃん
 今日は朝から3時間みっちり芝生の草取りをした。本当は細かい草まで端から順にしたいのだが、それではいつまでも追いかけっこになるので、とりあえず大きい草を中心に、そしてしつこいコケも剥いで行った。久しぶりの上天気なので、リネンも洗って布団も干した。日差しがちょっときつかったので、結構応えた。

    

 お昼を食べて、洗濯物や布団を片づけてから病院へ。昨日お姉ちゃんが間引いてくれた大根葉を、お浸しにしたものと頂き物の栗を持参。
 病室に行くとちょうど清拭してくれていた。着替えを出すのに回り込むとちょうど背中が見えた。
 それはかなりの長い縫い目である。アニメのブラックジャックの顔やハーロックの顔の傷よりもはるかに長い。まだ抜糸していないので余計に大きな傷に見える。自称紀香の背中である。目立たなくなればいいな・・・。
 キヨちゃんのリハビリは手術の翌日からベッドサイドで始まり、昨日から立位や歩行練習に入っている。歩行器での練習で、部屋のトイレには自分で行っている。
 ただ、キヨちゃんによれば薬のせいか寝ている事が多いからか、幻覚のような症状があるという。壁が色んな色に見えたり、(これは夢かもしれないが)父や親戚の人、私などが出てくるという。
 「母ちゃんボケよるんじゃないかと心配じゃ。」
と言うが、自覚があるので大丈夫だろう。
 食欲がないのが心配だが、「全然食べてない」と言うが良く聞けば半分は食べているようだ。甘えたいのだろうと、残していたゼリーと、持って行った栗を食べさせた。栗は1こだけ。ゼリーは1個食べられた。大根葉は自分が作った野菜でもあり、私の調理も気になり、
 「どれ、ちゃんと美味しく作れたか食べてみる。」
と味見して、満足そうに、
 「美味しい。」
と言っていた。食べたのは一口だが、夕飯に出してもらう事にした。
 足を洗ってあげようと思っていたが、まだまだ長く起きて座るのが辛いというので、今日は止めた。でも、起きて座る事もリハビリなので、頑張るように伝えた。
 本当は夕飯までいるつもりだったが、キヨちゃんはいつも帰りを心配して、
 「早う帰れ。」
と繰り返すので、今日も早めに帰ってきた。
 そうそう、楽しみにしていた「嵐」と「福ちゃん」は、夜には痛みが出て見られなかったらしい。撮っておいて良かった。
 「母ちゃんテレビは全然見とらん。看護師さんがつけようか言うけど、かんまんて言う。」
 退屈しており、時間が長いというのだから見なくても流していれば気が紛れるのに・・・と、好きな相撲にチャンネルを合わせた。まだ十両の試合だった。それを見ながらキヨちゃんは、
 「この人(逸ノ城)強いんでよ。遠藤は今度はあかんなあ・・・。」
と言った。
 う~ん、どこで得た情報だろう・・・(笑)。

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畑の事

2014-09-26 23:11:13 | ひとりごと
 キヨちゃんの留守中、困った事は沢山ある。
 まず、草である。今までキヨちゃんがマメに取ってくれていた。私も休みには出来る範囲でしていたが、キヨちゃんが入院し、私が休みに病院へ行けば、草は伸び放題である。
 この前の風雨で翌日裏の掃除はちゃちゃっとしたが、今朝は庭の芝生の上がすごくて、仕事の前に大急ぎで掃いた。すると草がやけに目立つ。これは明日は草むしりだな・・・と覚悟する。
 もうひとつ困った事は畑である。多分私では手に負えないと、出来る事はして入院したキヨちゃん。しかも、親戚のお姉ちゃんに引き継ぎしているという念の入れ方。
 今朝お弁当にほうれん草を見に行った。まだ小さいものが沢山出ているので、これは間引いて使うべきだとは分かるのだが、どの程度間引いていいか分からない。とりあえず、お弁当の彩り程度間引いて湯がいた。
 明日からまた休みなので、しっかりと残業をして戻ると、くりりんが、
 「お姉ちゃんが来てくれて、野菜を間引いてくれたよ。」
と言う。見ると小さいほうれん草や結構な量の大根葉が綺麗に洗った状態で泉にあった。
 有難い話である。さっそく大根葉はゆでて冷蔵庫に。これは明日の晩のお惣菜に予定。ほうれん草は良い量なのでくりりんのお弁当に使おう。
 仕事があるので、そうも言っていられないが、この際畑の事も少しずつ習った方がいいな・・・とつくづく思う今日この頃である。

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HCUから個室へ

2014-09-25 19:47:01 | うちのキヨちゃん
 キヨちゃんの入院している病院は面会時間などがきっちりしている。どっちにしても、遠いのと家事もあるので午後行くようにはしているが、昨日の今日なので朝から心配だった。
 朝病院に電話して、HCUからうつるかの確認をしたのだが、地元の県立病院なら、
 「○階の詰め所をお願いします。」
と言うと電話を取り次いでくれるのだが、ここはそうはいかず、間に入った人が確認して返答してくれた。
 「今日午後に病棟に戻る予定です。」
 これはこれでかっちりしていていいのだが、話す中で聞きたい事や確認したい事、お願い事があっても出来ない。様子も聞きたかった。
 すると、しばらくして病棟の看護師さんから携帯に電話があった。
 「先ほどお問い合わせくださいましたが、午前中に個室に替わる事になりました。」
との事。ちょうど良かったと、
 「すいません。もし水分とか摂れる状態でしたら、まだ起きて飲めないでしょうし、床頭台の中にストローありますし冷蔵庫に水やお茶があるのであげて欲しいんですが。」
とお願いした。
 午前中昨夜の雨と風で積もった枯葉を掃除し、家の中もちゃちゃっと掃除して、夕飯の下ごしらえをしておいて出掛けた。
 行くとキヨちゃんは痛みがあって辛そうだった。
 「昨日初めはこんなに楽なんじゃ・・・と思いよったが、夜になったら痛ぅて痛うて。3時に安定剤貰ってようやく寝た。」
と言う。しかも痛いのは手術した背中ではなく、首や肩だという。おそらく手術中に麻痺の確認をするために、電流を流したというので、その影響かもしれない。
 しかも病棟に移ってからしばらくナースコールに手が届かず、大声で呼んでも聞こえずで辛かったらしい。訪問時はしっかりナースコールを握っていた。
 しんどくてお昼ご飯も食べられなかったというので、ハーゲンダッツを買ってきて食べてもらった。半分は食べた。
 それから枕がやたら高そうだったので、首も痛いという事だし本人にも確認してナースコール。
 「すいません。首が痛いというので枕の調整をお願いしていいですか?」
 「分かりました。」
看護師さんはそう言って、しばらくして来てくれた。結局枕は高いのでバスタオルを重ねた物に。するとキヨちゃんが、
 「テレビの方に身体を向けてください。」
と言う。上ばかり向いているので痛いのかと思えば、
 「今夜は「嵐」があるんです。福ちゃんも出るんです!」
と来た。さすがに看護師さんも、
 「まだ早いですよ。その時にまたお手伝いしますよ。ずっと同じ方向だと赤くなりますから。」
と言った。何しろ、その時点で15時である。
 痛いのは間違いないが、松潤と福ちゃんは点滴や痛み止めよりも効きそうである。念のために録画はしている私である。福ちゃんと松潤を楽しめているといいな。

*今夜はぼっちゃんカボチャを・・。
      
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手術成功

2014-09-24 21:03:33 | うちのキヨちゃん
 今日キヨちゃんの手術が無事終わった。
 朝、神様や仏様にお祈りして、リュウの散歩だけ済ませてもらったら7時半には家を出た。行くとすでにキヨちゃんは病衣に着替えていて点滴していた。身体が小さなキヨちゃんには、一番小さな病衣でも大きく歩きにくい。今日退院するという斜め前の患者さんが、色々と親切にしてくれたとキヨちゃんから報告があった。
 9時前に手術室に。私とくりりんも一緒に続いたが、エレベーターの所で、
 「ここからは入れませんので。」
と看護師さんに言われた。待合室はあるようだが、ここは多分重篤な患者さんなどの家族のためのものらしく、自動ドアのガラスのこちらからキヨちゃんが手術室に消えるのを見届けることしか出来なかった。
 予定している時間は4時間から5時間と聞いていた。病室で待っても仕方ないので、くりりんと病院の外に出て携帯の機種変などの検討をしたりして時間を潰した。
 お昼に戻って病院内のレストランで食事して、その後は病室でうとうとしながら待っていた。すると、携帯に着信。病室で待っているとは思わなかったらしく病院からだった。早い時間の電話でちょっとびっくりしたが、予定より1時間以上早く2時間50分で手術は終わったとの事だった。
 主治医からレントゲン写真を見ながら説明を受ける。背骨に刺さったボルトの写真が痛々しかったが、手術中も脳に刺激を送りながら、麻痺が出ないか確認しながら手術し、問題無く動いているとの話だった。
 HCUにキヨちゃんを見舞う。まだ麻酔が抜けきっておらず、
 「すず?くりちゃん?今から手術?」
と聞いた。終わったと告げると目を丸くしていた。
 中枢神経のそばを手術するので、血管を焼いて止血する事が出来ない。だから自然に血が止まるまで待つしかないので、患部に血が溜まらないように管を通して抜いている。手術中の出血も多くは無く想定内だったと聞いて安心はしているが、麻酔が切れるごとに痛みが出てきて痛みを訴えるのが辛い。
 元々我慢強いキヨちゃんだから聞かれても、
 「少し・・・。」
と言うので、
 「痛い時はちゃんと言いなよ。」
と伝えた。
 HCUの面会時間も14:00~15:30と、17:00~18:00決まっているので、一旦出ることにした。台風を心配してキヨちゃんは、
 「早う帰れ。」
と言ったが、とりあえず買い物などで時間を潰し、もう一度顔だけ出して戻ってきた。
 帰ってから親戚に電話で報告。明日は私だけ様子を見に行く予定だ。まずは何より・・・。

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手術前夜

2014-09-23 21:26:48 | うちのキヨちゃん
 明日はいよいよキヨちゃんの手術日だ。とにかく仕事は出来る時にして、休みは家事と病院に使いたい。
 そうは思っていたものの、今日は流石にあまり残業も出来なかった。いや、することは沢山あるし、正直言えば「しなくてはならない事」もあるのだが、これはちゃちゃっと出来る事ではなく、じっくり腰を据えてすることなので、今日などは明日の事で気が急いて出来そうもなかった。
 次の仕事を考えると憂鬱だが、こればかりは仕方ない。
 明日は8時半に病院に入る予定だ。キヨちゃんは9時に病室から手術場に入る。
 何だか・・・。私がドキドキしている・・・。

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ひとりいないと皆寂しい

2014-09-22 20:50:10 | ひとりごと
 キヨちゃんが入院して、当然キヨちゃんは退屈だろうし寂しいだろう。でも、出来るだけ病院に行こうと思ったら、仕事の日は頑張らないと終わらない。
 今日はくりりんが少し早く終われそうだったので、洗濯物を届けてもらった。私も残業が必至だったので、くりりんが帰りつく頃まではと頑張った。
 帰るメールをすると、くりりんは既に帰っていて、リュウのご飯や私が洗っておいたお米の炊飯をしてくれていた。
 帰ってから、作っておいたハッシュドビーフを温めた。キヨちゃんがヤキモキしながら待っているのでないと思うと仕事はしやすいが、やはりテレビを見ながら大声で笑うキヨちゃんがいないと寂しい。
 日中いるはずの人がいないので、リュウも何だか寂しそうだし、夜一緒に寝ていたくろべえは、キヨちゃんのベッドには行かずに私たちの部屋にいる。テレビを見ながら、くろべえと川の字である。
 洗濯物にしても、雨が降るかもと思うと外に干せない。完璧に晴れの日で干していても、帰る頃には湿っている。普段家に人がいるというのは有難いことだと、分かっていた事だが今更ながら感謝する。
 始まったばかりで弱音を吐いても仕方ない。キヨちゃんが一番頑張るのだから、私たちも寂しいくらいは我慢しなきゃ。

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キヨちゃん、入院。

2014-09-21 20:10:00 | うちのキヨちゃん
 今朝、早めに出てお墓参りをしてからキヨちゃんと病院に向かった。くりりんは手術当日休みを取ってくれていて、今日は仕事。
 日曜日のお天気。病院の横の小学校では運動会をしていた。実は主治医からの手術の説明は、平日に予定したかったのだろうが、仕事を休めない私が入院も日曜にしてもらったので、今日説明も同時にお願いしていた。
 ところが、主治医もうっかりお子さんの運動会を忘れていたらしく、昨夜時間をずらして欲しいと主治医自ら電話をくれた。当直明けで子供の運動会でその後手術の説明である・・・。気の毒した。
 病室についてから、普段ゆっくりすることのないキヨちゃんは退屈する。普段「間食をしない」キヨちゃんだが、
 「お腹すいた~。飴でも持ってきたら良かった~。」
と言うもので、歩いて買い物に出た。間が悪く日曜なので病院内のコンビニは休みである。そして、意外に外のコンビニまでは距離があって、いい運動にはなった。
 コンビニのお弁当で、キヨちゃんの病院食につきあう。野菜は良く食べたが、肉は硬くて食べられないと私にくれた。
 その後主治医が何時に来るか分からないので、小さいベッドにTの字になって眠った。そう、キヨちゃんがベッドに縦に寝て、私が足元に腰かける形から横になり、足を椅子に持ち上げて寝たのだ。
 主治医が来たのは14時過ぎ。面談室で丁寧な説明をリスクも踏まえてもう一度受けた。今まで結構平気だったキヨちゃんも、ちょっと実感が沸いたのか緊張した面持ちになる。
 今日は暑いくらいの日だったが、病院内は冷房が効いてキヨちゃんには少し寒いくらいだ。上に羽織る物を・・・と言っていたのだが、適当なものが無かったと見えて入っていなかったので、「しまむら」で2枚購入。確認した荷物にも不足があったので、これは手術当日に持参予定。
 手術まではシャワーは自由と言う事で、キヨちゃんは16時半から自分でお風呂に入った。私は買い物をしてから帰宅。
 これから月末の忙しさもあるのだが、キヨちゃんの事もあるので、出来るだけ行けない日に残業するつもりだ。だから、明日の夕飯の支度も済ませ、これからくりりんが一人で先に食べる事や作れない日の事を考えて冷凍の牛丼なども揃えた。
 さて、明日から仕事頑張らなきゃ。そして3日後にはキヨちゃんの手術だ。

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