すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

ノスタルジックな夜

2022-08-29 20:34:13 | うちのキヨちゃん
 今日職場に「陣中見舞い」が届いた(らしい)。どなたか匿名で職員の人数分、一人あたり3本ものお茶が届いたのだ。有難い話である。その陣中見舞いに添えられていた文章がこれだ。

     

 確かにお茶はコロナにも効果があると聞いたことがある。そもそも、抗菌作用などがあり風邪などにはいいので、特にうがいなど咽て出来ないお年寄りは、いっそ少しずつお茶を飲んだ方が効果があると言っていた。
 しかし、緑茶より紅茶というのは初耳だった。効果のほどは分からないが、今まで飲んでいた家の緑茶に、紅茶も「相棒の右京さん」ばりに飲んでみようかと思った。
 さて、このいただいたお茶のラベルを見てびっくり。鹿児島の知覧(特攻隊で有名)の名前がある。これは是非ともキヨちゃんに持ち帰らねば・・・と、1本家に持って帰った。

     

 「母ちゃん、鹿児島の知覧のお茶を貰ろたよ。」
 「え!知覧!!!」
案の定びっくりするキヨちゃん。実は知覧はキヨちゃんの父親の出身らしい。そこまでは私も知らなかった。キヨちゃんが鹿児島で生まれたことだけ知っていたのだ。
 さっそく、コップに飲める量だけ入れてあげると、押し戴くようにして大事そうに飲んだ。
 「美味しい・・・。ありがたい・・・。」
キヨちゃんは「おとっちゃん」の思い出に浸っていた。
 いい頂き物をした。有難い事である。

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試供品

2022-08-28 20:48:37 | ひとりごと
 昨日くりりんが、
 「試供品貰ったんだけど使う?」
と聞いた。それはシャンプーとトリートメントなのだが、男性用である。
 「男性用でしょ。要らない。」
そっけなく言うと、
 「女性も男性も同じじゃない?」
と言うので、
 「違うよ。」
と私。すると、
 「薬用だよ。大◎製薬だよ。」
と食い下がる。
 「要らないって。」
 そんなやり取りの末、くりりんが言った。
 「だって、僕は必要ないんだ・・・。」
・・・・・。あ、ごめん。
 そもそも、なんでくりりんにシャンプーの試供品くれたのだ?と疑問に思っていたら、定期購読している本の付録だったらしい。あらら・・・。

     

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食欲の秋近し

2022-08-27 21:54:59 | うちのキヨちゃん
 週末だから、今夜はちょっとコンビニに寄った。
 くりりんにプレモル、キヨちゃんに冷酒、私はスダチ酒。
 夕飯はうどんにするつもりだったが、微妙に暑かったので、半田そうめんでぶっかけにした。牛肉と揚げナスとごぼうを甘辛く煮たのと、温泉卵のトッピング。
 実は職場の人に美味しそうなとても柔らかい大福をもらっていた。キヨちゃんがお餅が大好きだし、柔らかいので食べずに持ち帰ってあげた。
 「これ食べたら、母ちゃんご飯食べられん。」
確かにそうかもしれないが、明日になると少し硬くなって残念になる。なので、
 「食べてみて、ご飯控えてもいいよ。お肉とか野菜とか拾えば。」
と言った。
 でとりあえず大福を半分食べ、
 「これ、明日のおやつにする。」
と残したキヨちゃん。
 半田そうめんの麺は控えめにつつきながら、お肉と野菜をアテに、冷酒はおかわりした。そして、2杯目を飲みながら、一旦そうめんを置いたキヨちゃん。
 「どうも気になる。」
と結局「明日のおやつ」を食べてしまう。
 で、酒のアテにご飯を再挑戦。麵だけは残ったが、卵も野菜もお肉もきれいにさらっていた。
 うん、グッジョブ!キヨちゃん。

*ちなみに私はフルーツサンドが好きだ。

     


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キヨちゃん通院日。と、ランチ。

2022-08-24 21:33:16 | うちのキヨちゃん
 今日はキヨちゃんの通院日だった。コロナ禍なので、予約時間より30分以上早く入るのはご遠慮ください・・・と病院もなっているので、時間を言ってゆっくり行くようにしていたが、これが待てないのがキヨちゃんだ。しかも、
 「説明してくれたらええのに、知らんけん。」
と早々と外で待つ。
 それにしても早すぎるので、一旦部屋に戻ってもらって扇風機もかけて時間をつぶした。
 病院は待ち時間の方が長い。総合診療科のDr.は「総合」だからなのか、確かに話を聞いてくれる。長い診療にはならないが、とりあえずキヨちゃんの言い分は聞いてくれるし、受け答えも優しい。
 脳外科の先生は以前の先生は、脳外科と関係ないだろうな・・・という話でも、とりあえず聞いてくれたので、キヨちゃんはご機嫌だった。しかし、今の先生はほとんど話は聞かない。
 「特に変わりはないですね。」
とキヨちゃんが足が痛いだ、何だと訴えるとすぐ私に振る。勿論脳外科的な変化はないので、無いですと言うわけで、
 「はい、お元気ですよ。」
で終わりだ。
 いや、間違ってはいないかもしれないが、何だかな・・・と思う。
 とりあえず、通院が終わるとやれやれである。いつもの店に行ってキヨちゃんとランチ。

     


     


 キヨちゃんは焼鯖。私はロースカツ。サラダ、漬物、具沢山味噌汁、シシトウと鰹節、茶わん蒸し、杏仁豆腐(と思う)。これで980円税込みは毎回安いなあと思う。で、当然食べきれず持ち帰る。
 このところキヨちゃんと出かけても、買い物にキヨちゃんは出なくなった。日陰に車を止めて、窓やドアを全開にしていても、急いで戻っても暑さで我慢できない季節なので、エアコンを入れたままちゃちゃっと調剤薬局と買い物にいく。
 なので、ゆっくり品物を観ることが出来ないので、また別の日に行くしかない。
 帰りは少し雨だったが、くりりんから職場はどしゃ降りだとラインが来た。ほんの数キロ先でも天気は全然違う。
 通院が終わってホッとしたのか、今夜はお酒が美味しいとキヨちゃんが言った。まあ、不味い日もあるってことで(笑)。

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やっぱり、焼酎はあきません!

2022-08-21 16:33:43 | うちのキヨちゃん
 先日鹿児島から送られてきた焼酎は、しばらく父にお供えしていた。キヨちゃんは毎晩晩酌をするが、決まって日本酒1合ほどで、こちらで様子を見ている。時々お代わりすることもあるが、案外これで充分である。
 さて、昨日仕事から帰ると、キヨちゃんがくりりんにこう言った。
 「くりちゃん、焼酎飲みなよ。美味しいわ。」
・・・・・。美味しいわ?????
 何とキヨちゃん、重たい一升瓶を運んできて既に昼間に味見済みだったのだ。まあ、その時は3人で大笑いし、夜はキヨちゃんが6:4くらいの水割り、私がもっと薄い水割り、くりりんはロックで晩酌した。食事もまずまず食べて、早めに床に就いた。
 さて、今日はくりりんは仕事だが私は休み。朝から少し雨が降っていたので、一旦起きて雨戸を開けたらしいキヨちゃんも、そのままベッドに戻っていた。昨日頑張って朝夕草取りをしたので、疲れも出たのだろうから、寝かせておくことにした。
 私は7時前から草取りの続きを。少し雨が降っていたので合羽を着て作業していたのだが、途中から日が差してきてサウナ状態だった。くりりんを送り出すタイミングで戻り、8時半にくりりんを送り出したのだが、キヨちゃんが起きていない。
 寝室に声をかけに行くと、受け答えが怪しい。その上、起きてきても、食べてもいない朝食を食べたと言い張る。あ、これは安定剤が残っている時か、酒が残っている時だと思った。安定剤は管理しているので間違いないので、もしや・・・と色々探ってみると、うがい用のコップが酒臭い。
 おそらく夜中に寝酒をしたのだろう。これはもう不味いな・・・と、焼酎も隠した。
 もう一本ある焼酎は、
 「あの焼酎はま~ちゃん(ご近所のお世話になっている人)にあげる。」
と言ったので、やれやれ有難いと、速攻そのお宅に持参し、事情も話して、
 「貰っていただけると助かります。」
とお願いした。
 やっぱり、焼酎はやばい・・・。


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カルト宗教の勧誘。

2022-08-19 20:40:59 | ひとりごと
 安倍元総理の悲しい事件から、今またカルト宗教について連日報道がある。一度は随分と騒がれたが、何時の間にか忘れてしまう、日本人はいつもそういうところがあって、簡単に利用されてしまう。
 マインドコントロールの恐ろしさを、詳細を聞くたびに、今更ながら知って驚く。「日本人は朝鮮民族に詫びなくてはならないから」と教え、「全財産を寄付して償え」と教え、それを財源に世界にばらまいて大きくなる団体。馬鹿にされたもんである。
 さて、その勧誘方法だが、普通に街角アンケートなどをして、そこからきっかけを作って近づくと言う。
 実は、私はその勧誘にあった経験がある。
 休みの日に街を歩いていると、
 「若者の意識調査」
なるアンケートを頼まれた。暇だったし、まあいいかぐらいの気持ちでアンケートに答えた。
 内容は覚えていないが、特にどうということもない内容で、ただ記憶にあるのは途中からちょっと引っかかる感じはあった。
 最後にアンケートなのだが住所や氏名を書くところがあり、スルーしたかったが、当時はアパート暮らしで実家でもなかったので、アパート名を書くことは気にしなかった。電話は引いてないということにして、名前はペンネームを書いた。
 さて数日後、アパートの呼び鈴が鳴った。のぞき穴から見ると見知らぬ女の子二人が立っていた。
 「〇〇さ~ん。」
とペンネームで呼ぶ。
 チェーンをしたままドアを開けると、
 「来ちゃった。」
とハートマークでも付きそうな人懐っこい笑顔でそう言った。
 「いや、何ですか?」
 「え~、色々お話聞きたいな~。お友達になりたいな~って。」
 どうやって帰したかは覚えていないが、押し付けるようにされた「メッコール」だけ貰って追い返し、結局その後来ることは無かった。
 後日その炭酸飲料は東一教会系が作っているものだと知る。
 決して他人ごとではない。占いも好きだったし、悩みが無いわけでもなかったし、何度か会えば、それなりに引き込まれたかもしれない。
 自分自身をしっかり持たなくては・・・と強く感じた。

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コロナが怖い。

2022-08-18 20:15:15 | ひとりごと
 昨日はキヨちゃんのデイの予定で、私は休みだった。なので、朝早いうち、つまり涼しいうちに草取りをして、キヨちゃんを送り出そうと考えていた。
 1時間ちょっと草むしりをしていたところにくりりんの呼び声。
 「携帯鳴ってたよ!」
休みの日の早朝に携帯が鳴る・・・あんまりいいことではない。
 電話をかけてみると、キヨちゃんのデイが中止と言う連絡。ついに施設の入所者に陽性者が出たのだ。
 とは言え、デイサービスのスタッフや利用者には全く感染者はおらず、濃厚接触者もいない。施設も今の時点では他の陽性者は確認できておらず、全員検査をする・・・というような話だった。
 キヨちゃんに休みであることを伝え、参ったなあ・・・という思いのまま、それから1時間ほど草むしりをした。

     

 あともうちょっと・・・と言う感じだったが、身体がきつくなったので、くりりんに捨てに行ってもらったら、一輪車(猫車)3杯あった。
 シャワーを浴び、鏡の中の自分の頭にため息が出る。休みはなんだかんだ用事があって、白髪が富士山状態だ。「今日こそは髪を染めて切りに行こう」と思っていたが、この報告の後では躊躇する。
 不要不急の外出・・・に当たるかどうかは別として、出勤して抗原検査をするまでは、時間のかかる用事は避けた方が賢明だろう。今までも陰性だったし、接触もないが、万が一のことがあれば迷惑をかける。
 幸い今日の抗原検査は陰性だった。もっともPCRでないと正確でないという話も聞くが、どうしようもない。一日3回検温とチェックリストも必要になった。
 コロナワクチンも4回目はスルーしようと思っていたが、厚労省からお達しが来た以上避けられない。抗原検査もして、ワクチンも打って、それからかな、美容院も・・・。
 厄介な病気だ。自分一人がどうこうならもっと自由だが、人様に迷惑をかけると思うと色々考える。
 参ったなあ・・・。


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計算が合わない・・・。

2022-08-16 23:52:25 | うちのキヨちゃん
 ここ最近、キヨちゃんの思い出話に出てくるのが、子供時代の話だ。近所にお兄ちゃんと呼んでいた人がおり、そこには3人女の子がいた。皆まつ毛が長くて可愛くて、それをキヨちゃんはハサミでまつ毛を皆切ってしまい、兄ちゃんに叱られたという笑い話だ。
 子供ならやりかねないその話に、私も大笑いしていたが、そのお兄さんと言うのがキヨちゃんのお姉ちゃんのご主人だと言うあたりから、少し計算が合わなくなってきた。
 当然、お兄ちゃんはキヨちゃんよりも大人で、そこにキヨちゃんより少し小さい妹が3人いた・・・というのが真相だろうが、キヨちゃんはあくまでお兄ちゃんに3人娘がいたと言い張る。
 そして、
 「兄さんが戦争に行くときには、もし兄さんが戦死したら後継ぎがいなくなるからと、その家からうちの末の妹を養女にしたいと言っていた。でも、無事に帰ってきたので、今度はM姉ちゃんを嫁にくれと言う話になった。」
と言うのだ。
 えっと、キヨちゃんは昭和6年生まれである。終戦が昭和20年。終戦当時キヨちゃんは14歳。そこから姉さんが嫁に行って3人娘を生んだら、その子のまつ毛をハサミで切る年でもなかろう。もししていたら、危ない奴である。
 「母ちゃん、計算合わん!」
何度説明してもキヨちゃんは納得しない。
 「待っとれ、写真ブック持ってきて説明してやる。」
と古いアルバムを持ち出した。
 とは言え、おそらく戦前の写真なんて、そこそこお金持ちでないと持ってないだろうと思う。父にしても戦地に赴く前に撮った写真からである。
 で、写真を観ながら結局父や他の友達の思い出に浸るキヨちゃん。結局真相は闇の中・・・だが、まあ、妹の間違いだろうな・・・。

     


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お盆、ちょっとてんやわんや。

2022-08-15 17:28:37 | ひとりごと
 今年のお盆はちょうど14日が日曜日だったので、恒例の親戚一回りのお墓参りと仏壇参りは、私の車で回ることが出来た。
 とりあえず、私の姉の家に行ってお仏壇とお墓参りをしたのだが、ここでまず一笑い。今姉ちゃんは膝を痛めていて、お墓にお水やハナシバ(しきび)を運ぶことが出来ない。なので息子の一人に頼んだのだ。この辺りはどの家も自分の土地にハナシバを植えている所が多い。この家も、お墓の周りに植えているので、水さえ持っていけばすぐお祀り出来る。
 ところが、いざお墓に行っているとそこには椿の枝がどの墓にも供えられていた・・・。今の若い子、見分け付かなかったか?
 そして、そこから親戚2軒のお墓とお仏壇を拝み、私の車で私の家の墓と仏壇まで私が乗せていく算段なのだが、そこで姉が一言。
 「帰りはすずちゃん家まで(自分と親戚二人を)息子に迎えに来てもらうから、すずちゃん送らなくていいから。」
とまあ、そこまでは良いのだが、ここで天然スカタンの姉ちゃんがもう一言付け加える。
 「で、兄さんたちはそこからどうする?」
えええええ!????である。
 「いや、お前の家から歩くことは足が痛くて無理やから、初めから自分の車で行くわ。」
ほりゃ、ほう言うわな。普通に考えて、迎えに着た後は送っていくと思うだろう。
 「いや、姉ちゃん、私が送るけん。おっちゃん大丈夫じゃけん。」
 そんなやり取りを聞いていた丁度里帰りしていた従姉が、
 「いや、私が迎えに行くから。」
と話をまとめた。
 おいおい・・・でsる。
 で、それからうちの墓と仏壇を参ってもらった後、おじさんが一言、
 「いかん、お供え忘れた・・・。」
そうなのだ、うちの親戚ではお仏壇を拝んだ後お供えをするのだが、それを忘れたというのだ。
 「いやいや、もういつでもええから。」
と言って、それから姉ちゃんの家におじさんたちを送ると、さらに一言。
 「すず、おばちゃんにお土産(お茶菓子を出した時におすそ分けしておじさんにあげたのだ)もらったら、荷物忘れた。」
・・・。あ、米とか線香の入った袋を玄関に置いたらしい。
 で、結局従姉が迎えに来る際に、お供えも持ってきてくれ、忘れ物も我が家から持って帰って、無事にお墓参りは終了した。
 まあ、高齢者の多いことだから、あるある・・・ではある。

   *すっかりエアコンのとりこのリュウ。

     

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色々間違えてる誕生日。

2022-08-13 22:07:10 | うちのキヨちゃん
 今日は私の誕生日である。とは言え、さほど日常生活と変わるわけではない。
 朝早いうちにキヨちゃんと墓参りに行った。この前、どしゃ降りに会いながら、私がハナシバも替えていたのだが、案の定この暑さなので、すっかりダメになっていた。
 昨日のうちに花を買っておいたので、それをお供えして今度は雨にも会わずに戻れた。
 そこから2時間ほど草むしり。初めはキヨちゃんが、畑が気になるからどうしても草取りすると言って聞かなかったのだ。私が休みにするからと言っても聞かないので、それならキヨちゃんは上を私が下をと手分けすることにしたのだ。
 途中くりりんを仕事に送り出し、さすがに暑くなってきたので家に戻ってみると、結局キヨちゃんは暑さに負けて草取りは初めから断念していた。ま、その方が安心である。
 シャワーを浴びて、早めにキヨちゃんにお昼ご飯を出して、私は買い物に。誕生日なので、お寿司とステーキとケーキと、贅沢なライナップにした。しかもほとんど調理しなくていいので楽である。
 ただ、お肉についてはくりりんはともかく、私は胃に重い。キヨちゃんはサーロインでも平気な方だが、私は無理だ。と言っても、硬いお肉はキヨちゃんが食べられない。結局ロースにしたのだが、お肉屋さんじゃないので何グラムくださいというわけにいかず、実に230グラムのお肉・・・。
 さて、家に帰って夕方までキヨちゃんとエアコンの利いた部屋で涼んでいると突然雷雨。慌てて雨戸を閉めた。テレビを見ると、静岡に台風が・・・とニュースで言っており、親戚にラインしてみた。幸い大丈夫なようだった。
 リュウは暑さでエアコンの利いた勝手口に寝ているが、雨の後は涼しくなったが、これまた雷が怖くて結局居座る。

     

 さて、夜、ご馳走を見てキヨちゃんが私の誕生日だと思い出した。
 「そっか、すずの誕生日だったなあ。母ちゃん忘れとった。明後日じゃなあ。」
・・・・。おい、今年も間違えてるじゃないか。
 それから冷酒を飲みながら食事したのだが、案の定私はお肉は半分でギブアップだった。キヨちゃんはお寿司こそ3貫だけだったが、お肉はほぼ完食。少し残して、もう無理だ・・・と言っていたのだが、いつの間にか冷酒を手酌でお代わりし、
 「お肉アテにちょっと頂戴。」
と再チャレンジしたのだ。で、トータル200グラムは行ったと思う。すごい91歳・・・。
 デザートのケーキはムースの軽いものをチョイスしたが、時間をおいてもやはりきつかったのか、半分だけ食べて後は保存した。

     

 部屋に戻る前、キヨちゃんが私にお祝いをくれた。急いで封筒にお金を入れてくれたのだが、微妙に間違えている。

     

 読めるかな?「おたぞうび おめとう お母より」

 何だかんだ間違えているけど、有難い、ほっこりした誕生日だった。


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