先日友人の家に久しぶりに行った。彼女には小学校1年生と4歳の子供がいる。久しぶりに会うと、子供達もそれぞれ成長していて嬉しかった。
しかし、育てている彼女には悩みも多いようだ。1年生のお兄ちゃんの方がお勉強が着いていけず
「家でお母さんに教えて貰いなさい。」
と学校の勉強を(つまり宿題じゃなく)持ち帰るので、23時頃まで頑張ってる。しかもがんばって教えても、今の小学校の算数の教え方があるらしく
「お母さんのやり方では困ります。」
と言われるという。(だったら、学校で教えろよ・・・と子供のいない私は単純に思う)
そして
「来年から特殊学級に」
と通達があったらしい。
特殊学級。今でもあるのだな・・・というのが正直な感想。私の子供の頃は当然あって、子供なりに「お勉強の出来ない子の教室」と理解していた。仲の良かった友だちは行きたくなくて泣きながら訴えた。
「行きたくないのに行かなくていいんじゃないの」
と私は何の根拠もなく励まして、結局通らず辛い思いをさせてしまった。
今の特殊学級は優しい空間だろうかいじめの芽にならないか心配である。
「じいちゃん、病気なの?病気で点滴するからすずちゃん泊まらずに帰っちゃうの?」
ふと、下の子が私に聞いた。じいちゃんとは私の父に事である。するとお兄ちゃんが声をひそめて
「爺ちゃんは亡くなったん。」
と妹に教えていた。私を気遣ったのである。
ファミレスでは多角形を理解しようと何度も母親に聴いては、壁に指で線を引いていた。なぜ3本ないと角が出来なくて二角形とか一角形はないのだろう・・・彼は迷路に迷い込んでいた。
妹がミルクをこぼして母親に注意された。妹は絶対折れない頑固者。仲裁に入ったお兄ちゃんが何故か謝る。そうして場を収めようとした。
「別に・・・お兄ちゃん悪くないよ」
妹が折れる。
こんなに優しい子なのに、心配りも出来るのに、理解しようと言う気持ちもあるのに、教育って何だろ。どうか、この優しい子が素直に育ってくれますように。特殊学級も本当に彼のためになってくれることを祈りたい。
ここをクリックしてお立ち寄りください。
しかし、育てている彼女には悩みも多いようだ。1年生のお兄ちゃんの方がお勉強が着いていけず
「家でお母さんに教えて貰いなさい。」
と学校の勉強を(つまり宿題じゃなく)持ち帰るので、23時頃まで頑張ってる。しかもがんばって教えても、今の小学校の算数の教え方があるらしく
「お母さんのやり方では困ります。」
と言われるという。(だったら、学校で教えろよ・・・と子供のいない私は単純に思う)
そして
「来年から特殊学級に」
と通達があったらしい。
特殊学級。今でもあるのだな・・・というのが正直な感想。私の子供の頃は当然あって、子供なりに「お勉強の出来ない子の教室」と理解していた。仲の良かった友だちは行きたくなくて泣きながら訴えた。
「行きたくないのに行かなくていいんじゃないの」
と私は何の根拠もなく励まして、結局通らず辛い思いをさせてしまった。
今の特殊学級は優しい空間だろうかいじめの芽にならないか心配である。
「じいちゃん、病気なの?病気で点滴するからすずちゃん泊まらずに帰っちゃうの?」
ふと、下の子が私に聞いた。じいちゃんとは私の父に事である。するとお兄ちゃんが声をひそめて
「爺ちゃんは亡くなったん。」
と妹に教えていた。私を気遣ったのである。
ファミレスでは多角形を理解しようと何度も母親に聴いては、壁に指で線を引いていた。なぜ3本ないと角が出来なくて二角形とか一角形はないのだろう・・・彼は迷路に迷い込んでいた。
妹がミルクをこぼして母親に注意された。妹は絶対折れない頑固者。仲裁に入ったお兄ちゃんが何故か謝る。そうして場を収めようとした。
「別に・・・お兄ちゃん悪くないよ」
妹が折れる。
こんなに優しい子なのに、心配りも出来るのに、理解しようと言う気持ちもあるのに、教育って何だろ。どうか、この優しい子が素直に育ってくれますように。特殊学級も本当に彼のためになってくれることを祈りたい。
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