すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

山道はジェットコースター

2008-04-26 20:51:58 | ひとりごと
 今日は忙しい一日だった。町内を車で1日走り回ったのだ。この「町内」がくせ者である。なにしろ町中の「町内」ではない。町という名の「村」「山中」である。
 田舎のヘルパーは運転が達者でないと勤まらない。ケアマネージャーとして訪問している私は自分の段取りで動けるが、ヘルパーは山道を時間内に移動し次の勤務地へ向かうのだ。トイレも考えておかなければ、タイミングを逃すと山中で困ったことになる。
 入社したての頃、訪問入浴に同行した時の話だ。
 「びっくりせられんよ。」
との台詞の後、車は緩やかな左カーブを無視して右へ真っ逆さま(と感じた)に突っ込んだのだ。
 「ぎゃー!」
それは恐ろしく急勾配の道で、しかも見えないくらい急なのだ。まさにジェットコースターである。
 車なのに「スイッチバック」しなければ上れない道もある。本当に技術がいる。今回自分で運転しても怖い道がある。一人でいればまだいいのだが、上司でも乗せていれば緊張も手伝って上手く切り返せない。
 しかも山道は目印がない。慣れた人間から見たら
 「山道は1本道が多くて、迷いようがない。」
のだそうだ。しかし、私から見たら到底道とは思えない道を走ったり、分かれ道を入るとき目印が木だったり墓だったりなのだ。季節が変わったら・・・と思うと方向音痴の私は不安になる。
 そんな訳で、今日はそんな山道をひたすら走り回った。明日が休みなので出来るだけ月末の仕事を片づけたかった。トイレも水分補給も出来ず、行った先で出されたお茶とお饅頭の美味しいこと!!!
 しかし、終業10分前にはしっかり上司から「戻ってこい」コール。時間内に仕事を終えるにはまだまだ修行が必要だ。

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コメント (4)
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