皆様、１年お世話になりました。

　昨日派手に喧嘩した私たちだが、朝には全くケロッとしているキヨちゃん。マジで？忘れたのか・・・？と疑ってしまうほどだが、それがキヨちゃんのキヨちゃんたる所以であろう。
　カレンダーの取り換えをしている時に、お正月くりりんが滋賀に帰る予定と、私が行く予定を伝えた。くりりんは長く休みが取れるので先に行き、私は連休に追いかけて一緒に帰ってくる段取りだ。
　年末年始忙しく、この休みまでは休めないくりりん。
　「くりちゃんもずっと忙しいんじゃけん、向こうでゆっくりしてきたらええわ。」
そういうキヨちゃん。だから、こういう事を、本人に言ってあげて欲しんだよな・・・。
　朝からぼちぼちとお節の準備。

＊スモークサーモンと蕪の酢の物。

　　　　　

＊牛肉巻きと何ちゃって伊達巻き。
　　　　　

＊栗入り芋ようかん、紅白寒天。
　　　　　

と言うわけで、ようやく完成したのがこれ。
　　　　　

　皆様１年間ありがとうございました。
　どうか来年もよろしくお願いいたします。よいお年をお迎えください。


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歳寄るごとにわがままに

　うちのキヨちゃんは、自分の信じる者の言う事しか耳に入らない。そして、自分が得た情報が一番である。だから、同じ事を私が言っても、他で納得いく話があって初めて、まるで今仕入れた情報のように歓喜する。
　そして、自分のタイミングで無いと我慢出来ない。いや、そうではなかったのだ。前はこちらのタイミングでも、
　「お前のいい時でいいぞ～。」
だったのだが、これが年々我慢できなくなる。
　以前書いた掃除にしても、今で無くても・・・と思っても、気になったら無理してするのを分かっているので、風や雨の後は先回りして掃除するのだが、それでも十分出来ない事が多い。
　今日は年末の３０日。いわゆる小晦（こつもごり）。昨日の夜、
　「明日の朝、正月飾りをしたい。家の中は母ちゃんがぼつぼつするけど、お水元はサルやイノシシが怖いけん、一人ではよう行かん。一緒に行ってくれ。」
と言いだした。しかし、私もくりりんも仕事である。
　確かにキヨちゃんの言うように、早起きしてちょっと余裕を持てば出来ない事も無いのだが、３１日の私の休みにすればいいじゃないかと説明した。
　今朝、自分は７時半まで寝ていたキヨちゃん。声をかけて起こして、朝ご飯を用意して私は出勤した。くりりんはリュウの散歩をしてくれ、自分の身支度をしてさあ出発だというタイミングで、
　「お水元行くぞ。」
と準備した餅などを見せたらしい。当然くりりんは行けるはずもなく、
　「お母さん、仕事にもう出ますから無理です。」
と断る。
　さて、これが気に入らなかったキヨちゃん。怖くて行けないはずのお水元（いや、実際足元も悪いので、行って欲しくないのだ）に、一人で行って、そこを最初に手の届かない神棚以外はみんなお供えしてしまった。
　休みに買い揃えられなかった正月の準備に、仕事が終わってから出掛ける私に、
　「こつもご（り）の夜に出掛ける人やおらん！ろくに食べもせんお節なんか作らんでええ。」
と怒った。カチンとくる。キヨちゃん食べなくて結構。そして買い物の半分はキヨちゃんの用事であるのにである。
　戻って食事していたが、キヨちゃんの「クゼツ」は終わらない。
　「お前らの代になったら家はつぶしてしまう。」
　「母ちゃんがこんな体で頑張っているのに、ねぎらいの言葉も無い。馬鹿にしとる。」
誰も馬鹿にはしていないし、ねぎらいの言葉をかけようにも、危ない事はするなと叱りたいところである。大体、明日私がするというのを、待てなかっただけではないか。
　「聞いたら、大晦日に正月飾りする家や１軒も無い。今日までにしてしまうもんじゃ。」
　誰にどういう聞き方をしたのだろう。
　「本当は今日せないかんのじゃけど、私は足が悪いし、子供らは仕事で。」
と聞けば、
　「仕方ないんでないで？」
とみんな言うだろう。絶対今日しろとは言わないはずだ。
　そして矛先はくりりんに向かう。くりりんが「バイト」であることも気に入らない。時間に余裕があるのに、キヨちゃんの希望通りの家の仕事をしない事も気に入らない。
　しかし、くりりんはくりりんなりによく手伝ってくれているのだ。早く帰れば洗濯物も畳んでくれる。もちろん、あればキヨちゃんのもだ。片づけだって何だってしてくれるのだが、ただ、キヨちゃんの役に立って無いのは事実だ。
　「あのな、母さんの息子をもらったんじゃない。私が夫を貰ったん。母さんの理想通りにはいかん。」
　そう言っても納得いかない。仕舞には、
　「母ちゃん死ぬの待っちょるんだろう。」
と絶対言ってはいけないキーワードを吐く。で、私がキレる。
　くりりんが間に入って止めるけれど、自分が言われるよりも腹が立つ。言葉が過ぎると分かっているが止められない。
　明日は大晦日。家出したい気分だ・・・。

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忙しいのに万全でない身体

　熱は下がったものの、体調は依然としてどんよりしている。食欲もない。お腹は空くのだが、重たい。
　土曜日休んだので、仕事は溜まっていて、朝から走ったが、気分が悪かった。困ったものだ。
　もしかしたら、クリスマスに食べすぎたのもあるのか？小さいとはいえ、ケーキも２種類あった。

　　　　　　　

　まあ、でも喉も炎症を起こしたのだし熱も出たのだから、関係無いか・・・。

　今日、デイサービスの主任から、
　「人手が無いんですよね。利用者の希望があるのに、職員がいないので、減算になるから受け入れ出来ないんです。人を入れて、定員を増やしたいです。」
と聞いた。さもありなん。
　前にも書いたが、会社も募集はしてくれている。しかし、人は来ない。いないのはどこも同じで、辞める一方で入ってこない。今もし、
　「入社したいです。」
という人がいたら、ともかく特養でもデイでもケアハウスでも、
　「うちが、うちが」
と奪い合いになるかもしれない。本当に人がいない。
　辞めていくのも休むのも、産休や寿退社だったりしておめでたいこともあるのだが、何にしても当分来られないわけで、痛い。
　体調が悪いと、些細な事でイライラする。幸い、仕事中それはないのだが、家に帰ってから来る事がある。
　今は忙しい年末で、本当なら大掃除の続きもしたかったのだが、昨日病み上がりでキヨちゃんと買い物に出ただけで、ものすごく気分が悪くなった。で、当然掃除機くらいしか出来ず。くりりんが戻ってから、神棚や台所の壁の掃除を手伝ってもらったが、今日キヨちゃんから、
　「母ちゃん、今日はここと、ここと這いながら、引きずりながら掃除した。綺麗になったの気がつかないか。」
とくりりんと私に聞いた。
　二人とも仕事しているのだから出来るはずもない事はキヨちゃんも分かっており、別に嫌味でもなく、
　「母ちゃん頑張ったんだぞ！」
と宣言しているのだが、これが結構堪える。そして胃にずしんと来る。
　明日、明後日・・・。仕事頑張れるかな・・・。

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熱が出た

昨日朝から少し喉が痛かった。
仕事は問題なく出来たが、夕方から悪寒。ヤバイなあと思いつつ、早めに切り上げて帰ったら、37.8℃の熱。
ガチガチ震えながら横になっていたら、38.6℃まで上がる。
エアコンに湯タンポまでしていたのが、熱が出きると今度は暑くてたまらない。
ひょっとしたらインフルエンザという可能性がないでもないので、念のためにキヨちゃんは近寄らず、くりりんは隣の部屋で寝た。
夜洗濯して、乾燥させて畳んでくれたくりりんは、布団ではなくてカーペットにベッドカバーを巻き付けて寝ていた。不憫。
朝には熱は微熱に。会社に休みの電話をし、訪問予定の担当様にはお断りの電話をした。
病院に行き念のために検査して、インフルエンザではないと判明し一安心。
少し食べなきゃダメかな。

梅が咲くクリスマスイブ

　今日はキヨちゃんの今年最後の通院日だった。お休みのくりりんは、この前リフォームしたトイレの窓枠のペンキ塗りなどしながらお留守番。お風呂の防かびをしておいたので、換気も頼んだ。私とキヨちゃんは病院へ出掛けた。
　本当は午前中最後と、午後１番の予定だったが、午後の整形外科の先生に手術が入り、午前に診てくれることになった。
　最初に整形外科。キヨちゃんの大好きな先生である。ところが、４月には転勤になるらしいと聞いて、キヨちゃん大ショック。
　「先生のおらん病院や来たって！」
とストレートにぶつけた。今後近医にかかりつけを持つのがいいのだろうが、一つは同じく救急病院で、おそらくずっとは診てくれない。そして一つは近医だが、特定疾患の指定が無い。そしてもう一つは、２週間に１回通わなくてはならない。他の病院は行った事が無い。
　やはり、このまま今の病院で次の先生に診てもらうのがいいな・・・と私は思う。しかし・・・。松潤がいなくなるような感じだろうか。キヨちゃん、先生の大ファンだったのにな・・・。
　何やかやでお昼にありついたのは１４時半。買い物はほとんどせず家路についた。こんな事もあろうかと、昨夜の内にあらかた準備はしていなので、夜の心配は無かった。
　くりりんは洗濯ものを取り込んでくれていた。私は少し準備してからリュウの散歩に。驚いたのは、庭の梅が咲き始めているのだ。昨年とは大違い。

　　　　　　

　さて、今夜はクリスマス。上手ではないけれどちょっと作った。くりりんは鶏の足が食べたいと言っていたが、ローストビーフも予定していたので却下した。一応唐揚げは買ったが、キヨちゃんが驚くので食卓には出さず。ローストビーフ、今年は何とか成功した。キヨちゃんも珍しく食べてくれた。シチューポットパイは、パイが思ったほど膨らまず残念。

　　　　　　　

　もう少ししたら、ケーキを出そう。

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年末は色々

早いもので、もう年末まで１週間ちょっとである。御用納めが早い会社もあるので、また、自宅もあまり年末に伺うのもなんであり、とにかく今からバタバタする。
今年は美容院にも行けずに終わりそうだ。買い物もギリギリだ。
担当様の御家族に会う機会だから、年末休みをずらしたら、他の御家族と会えなくなった。とはいえ、休みは休みで休みたい。
年賀状もまだなのだが、今くりりんが印刷してくれている。
なので、携帯からのアップである。
残業を沢山しているわけでもないが、何だか疲れてうたた寝も最近多い。
うん、とにかく頑張らねば。

山が似合うキヨちゃん

足が弱くなって、山道は這うようにしているので、本当にハラハラなのだが、やはりキヨちゃんは山が似合う。
こんな風景が、ずっと続くといいな。

大掃除第３弾

　今日はくりりんもお休みだった。お休みと分かっていたので、ついつい油断して二人とも朝寝坊。それでも、キヨちゃんよりは早く起きて朝食にした。
　今日は二人休みと分かっていたので、お水元（つまり湧水の出ているところ）の掃除をして欲しいとキヨちゃんのリクエストがあった。あまり早くから行っても寒いので、まずは家中の照明のカバーを外してもらい、キヨちゃんと手分けして拭いて行った。

　　　　　　

　途中気になっていた風呂場の壁を拭いていたが、換気扇がどうしても気になってくりりんに助けてもらう。

　　　

　お陰ですっきり綺麗になった。
　その後私はトイレの壁や天井を拭いていった。湿気などでカビなのかまだらにシミになっていたが、これも綺麗になった。しかし、一心に壁を拭いていたら足元が滑って踏み台から滑落。そこら中の物を倒してしまった。
　幸い踏み台にしていた長椅子が柔らかく、そこを滑り落ちたのと頭から落ちる事も無かったので怪我は無い。足に何箇所か打った痕があるが痛みは無い。しかし、どうしたものかつま先と足の裏はじんじんと痛む。やれやれ・・・。
　早めにお昼にして、それから３人でお水元の掃除。これも枯葉の掃除から、タンクの中の掃除まで結構時間がかかる。身体も冷え切ったので、仕事が終わったら熱いコーヒーにした。
　本当は夕方キヨちゃんも買い物に出る予定だったが、疲れたのでくりりんと二人で買いだし。これで明日はゆっくり休めるぞ～と思っていたら、
　「明日朝８時からお宮の掃除です。」
と連絡があった。
　・・・・・。頑張る・・・。

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年末に向けて

　今夜で今年のＶＳ嵐も終わった。１年キヨちゃんの頑張る力だったのだから、本当に有難い。先日は訪問看護の看護師さんが、お友達を通してだかクリアファイルを手に入れてプレゼントしてくれた。それを包んだビニールの上から、
　「名前を書いてくれ。」
と言うので、一人ひとり名前を入れた。
　元々、綺麗な顔の好きなキヨちゃんなので、ジャニーズの男の子たちは概ね「かわいい」「綺麗」である。しかし、キヨちゃんはダントツ嵐のファンで、松潤は不動の１位である。
　この前、ＳＭＡＰがのど自慢に出ていた時、
　「まあ、この子らも（男前が）揃うとる・・・。」
と感心していたが、
　「ほんでも嵐が一番じゃ。」
と言っていた。
　つくづく若いなあ…と思う。と言うのも、私は子供の頃から「アイドル」に対する憧れが無かったのだ。いや、勿論百恵ちゃんなんかは、そりゃあもうスターで大好きだった。そうではなくて、アイドルの男の子（当時だったら郷ひろみとかフィンガーファイブとか）には、ドキドキするようなファン心理は無かった。
　考えてみたら、中学生の頃１番好きだったのは西田敏行さんで、他の俳優さんとかでもバイプレイヤーが好きだった。
　だから、キヨちゃんのあの感じは「若いな～。」と思うと同時に、ちょっと羨ましい。
　さて、今年もキヨちゃんは嵐が観たいがために、
　「何言いよんか分からん。」
とキヨちゃんが思う所の今時の歌を紅白歌合戦で聞くのだろう。そして当然新春のＶＳ嵐の特番は言うまでもないわな・・・。

　　　　　　　

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何とかならんのか、マイナンバー

　マイナンバー制度が始まった。これ、非常に鬱陶しいと思うのは私だけだろうか。
　勿論、便利な面も出てくるのだろうが、今はとにかく面倒で不安材料ばかりだ。
　私たちでさえ鬱陶しいのだから、お年寄りは尚更だろう。無事に手元に届いたかどうかも怪しい。そして、保管についてはあのハガキのままでは不安だし、かと言ってカードにするのもお年寄りには手間だろう。
　こんなの、独居老人とかどうするのだろう。これに関して言えば、他人は関われない。ケアマネであろうとも番号を見るわけにもいかず（・・・見ていいよって事になっても困るのだが）、家族と離れている人は本当に困るだろう。
　会社の上司が研修に出て資料を配布してくれた。来年１月からは介護保険の申請にもマイナンバーが必要と言う。ただし、その番号の管理には厳重な対応が必要で、見ないにしても預かって代行提出しようとすれば、金庫などの保管が必要となる。幸い、問い合わせたらうちの管轄の保険者はマイナンバーを未記入で当面いくというので助かった。
　しかし、マイナンバーにしても、負担限度額の申請にしても、個人情報の取り扱いが厄介なものが増えて、お手伝いしたくても出来ない事が増えた。個人情報を取り扱わないで出来る事だったらいいのに・・・。
　今の所、不安材料と面倒な思いしかないマイナンバーだが、役に立つ日は来るのかな？お年寄りが、悪い詐欺とかに巻き込まれませんように。

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