小太郎君が落ち着かない。認知症になっているのか、はたまた体がしんどくて身の置き場が無いからなのか、鳴いて呼んで鳴いて布団やマットを破壊する。そばにいて撫でている間や、一緒に歩いている間は落ち着いているが、ずっとそばでついてあげられるものでもない。
今日は破壊の限りを尽くしたので疲れて寝るかと思ったら、キヨちゃんからコール。
「小太郎が吼えよる。猿でも来てないか?」
「いや、猿は夜は来んけん。」
キヨちゃんの部屋が一番小屋に近い事もあるのだが、キヨちゃんに聞こえる位だから大きな声だ。
行ってみると同じように敷物を丸めたりした後で、小屋の外で横になっているにも関わらず鳴いている。どこであっても座ったり寝たりとポジショニングが決まったら落ち着くのに、そうではないらしい。
とりあえず少し散歩をしてそれから小屋に戻り、しばらく撫でたりして様子を見ていた。するとキヨちゃんが大声で呼んでいる。私が小太郎の事をしていることは分かっているはずなので、待ってくれればいいのに切羽詰まった声で呼び続けるので、一旦小太郎君の事を置いて中に入ると、キヨちゃんがいない!
見ると玄関の戸が全開になっているではないか。外に出ると暗がりに明かりも持たず、手すりに摑まって私を探していた。
「もう!危ないのに何しよん!」
「どっかでまくれたり(転落・転倒)してないか思うて。」
と心配してくれたのだろうが、余計心配が増えるではないか。これでキヨちゃんが転倒でもしたら目も当てられない。
「ええ加減にしてよ!小太郎は認知症みたいな状態じゃけん、時間もかかるんよ。母ちゃんが動いたら余計私の手が足りんなる!転びでもしたらどうするんでよ!」
思わず大声で𠮟りつけて家の中に手を引いた。離れに行くとのほほんとテレビを観ているくりりんにイラっとして、蹴りを入れた。
「え!何?」
「母ちゃんが外に出とった!時間がかかってる時は様子見に来てよ!」
分かっている。誰も悪くない。けど、無性に腹が立った。
小太郎、後一週間でおじさんに会えるんだよ。頼む、元気でいてよ。本当はそばで抱いていてやりたいくらいなのだけれど・・・。
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今日は破壊の限りを尽くしたので疲れて寝るかと思ったら、キヨちゃんからコール。
「小太郎が吼えよる。猿でも来てないか?」
「いや、猿は夜は来んけん。」
キヨちゃんの部屋が一番小屋に近い事もあるのだが、キヨちゃんに聞こえる位だから大きな声だ。
行ってみると同じように敷物を丸めたりした後で、小屋の外で横になっているにも関わらず鳴いている。どこであっても座ったり寝たりとポジショニングが決まったら落ち着くのに、そうではないらしい。
とりあえず少し散歩をしてそれから小屋に戻り、しばらく撫でたりして様子を見ていた。するとキヨちゃんが大声で呼んでいる。私が小太郎の事をしていることは分かっているはずなので、待ってくれればいいのに切羽詰まった声で呼び続けるので、一旦小太郎君の事を置いて中に入ると、キヨちゃんがいない!
見ると玄関の戸が全開になっているではないか。外に出ると暗がりに明かりも持たず、手すりに摑まって私を探していた。
「もう!危ないのに何しよん!」
「どっかでまくれたり(転落・転倒)してないか思うて。」
と心配してくれたのだろうが、余計心配が増えるではないか。これでキヨちゃんが転倒でもしたら目も当てられない。
「ええ加減にしてよ!小太郎は認知症みたいな状態じゃけん、時間もかかるんよ。母ちゃんが動いたら余計私の手が足りんなる!転びでもしたらどうするんでよ!」
思わず大声で𠮟りつけて家の中に手を引いた。離れに行くとのほほんとテレビを観ているくりりんにイラっとして、蹴りを入れた。
「え!何?」
「母ちゃんが外に出とった!時間がかかってる時は様子見に来てよ!」
分かっている。誰も悪くない。けど、無性に腹が立った。
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