すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

頑張れと言うのは酷だけど・・・。

2024-09-29 23:29:26 | ひとりごと
 小太郎君の容体が悪くなっている。
 一昨日まで排泄のタイミングも合ってきて、形のあるウンチ君も出ていたのだが、昨日の朝いつものように早めに行ってみると、あちこちに便汚染があった。
 庭に連れ出してもおしっこが出ない。先に出てしまったのかな?と思ったが、昨日は結局一日ポツンポツンと落ちる程度。食事は欲しがって食べるが、少し嘔吐もする。身の置き所が無いのかウロウロする時間が増えた。
 結局一日おしっこが出なかったので、夜お姉ちゃんにもしかしたら持たないかもしれないとライン。日曜には午後おばさんと来てくれる事になっていたからだ。
 今日は朝5時に目覚ましをかけて、すっとんで小太郎君の元へ。やはりそこら中便汚染があったが、それより息があることが嬉しかった。
 少しだけ食事をして庭に連れ出すと、サーっと出たわけではないが、ちょろちょろと少しずつおしっこが出た。
 「こた、偉かったねえ。おしっこ出たねえ。」
頭を撫でて声掛けした。しかし、絞り出すようにして出た便はタール便のようなものと血便らしきものも出ていた。状況をお姉ちゃんに報告。
 今朝は午前中道つくりだった。7時過ぎには作業に出掛けたので不安だったが、中休憩に皆が我が家に立ち寄った時は、「番犬」のサガなのか、吠えるでもないが人の気配が気になったのか、出てきてその場でたたずんでいた。
 午後おばさんとお姉ちゃんが来てくれた。お姉ちゃんが来た時、手を舐めた小太郎君だったが、毎日暮らしていたおばさんの声掛けには明らかに反応が違った。ただ、おばさんの短期記憶がどんどん短くなってきており、さんざん小太郎を撫でてから我が家の居間に来たのに、キヨちゃんには、
 「会うと辛くなるから小太郎には会えない。」
と言っていた。
 そんなおばさんは今日お姉ちゃんのアパートに行き、来月からは住所も移すらしい。おじさんは入院したままで、海外に行って当分会えない孫が行っても合わせてもらえない状況。このままでいいのかと家族も悩んでいる。家族が会えないのだから、私が会えるはずもなく、小太郎の写真一つ見せてあげられない。せめてスマホだったら写真でも送るのだが・・。
 小太郎君の睾丸からお腹への腫れは急激に酷くなっており、一週間前に見たお姉ちゃんも進行に驚いていた。リュウの時のように急な発作などがあってもおかしくないと思う。
 今更医者に診せたところで出来ることは無いかもしれないが、何か緩和できる事はあるのではないかと考えてしまう。便がそういう状態になったこともあって、リュウの時のように肛門は荒れている。なので、今日はオロナインを塗った。
 おむつは出来る状況ではない。ペットシーツでさえ噛んだり引っ掻いたりでそこら中ポリマーだらけにしてしまう。ましてや体に変な物を巻かれたら気持ち悪がるだろう。
 頑張れとは言えない。十分頑張っている。何とか痛みや苦しみが無い状態で、穏やかに最期を迎えられたら・・・。


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かまってちゃんがいっぱい。

2024-09-27 23:33:28 | うちのキヨちゃん
 有難いことに小太郎君の活動時間が徐々に落ち着いて、生活時間帯が決まってきている。ただ、一つ一つに時間がかかるので、朝一対応することは必要である。
 5時半からせいぜい6時までには母屋に行く。すでにたまちゃんが待ち構えているが、ちょっとスルーして小太郎君の元へ。朝ごはんを食べさせ、目ヤニを拭いてからお庭へ。腹部などの腫れがやはりどんどん酷くなっているようで、それもあってかおしっこはどうしても間に合わないが、ウンチ君は所定位置まで我慢できるようになった。
 それからたまちゃんのところへ。たまちゃんはウンチ君をした後隠すのが下手だ。勿論砂の中に綺麗に埋めてはあるのだが、掃除をすぐしないとかき回して砂を飛び散らせてしまうし、ウンチ君も砂から顔を出してしまう。
 「早く~!ウンチ君出てますけど??」
ってな顔である。
 そして、たまちゃんに朝ごはんをあげながら、トイレ掃除。そうこうしているとキヨちゃんが起きるので、キヨちゃんに清拭タオルを準備して渡す。
 朝食後はたまちゃんを離れに連れて行ってしばし遊ばせ、くりりんが出勤する前にゴミ出しをして今日は畑の草取りをした。ここ何日も毎日草が大量である。何とかこれを仕上げないと次の野菜が植えられない。
 朝夕幾分涼しくなってきたので、いつもより長く作業できる。今日はキヨちゃんのリハビリの日だったので、看護師さんの来る10時半を目安にやめようと思っていた。
 すると私の姿が見えないとキヨちゃんが歩行器を押して探しに出てきた。最近時々、
 「すずが『お母さん!』『キャ~』って叫んだ気がする。」
と言っては探すことがある。そのくせ、その一大事と思える場面(キヨちゃんの思い込み)で、
 「おしっこ漏れたらいかんけん、先にトイレ。」(とトイレに行っている)
と言うのだからちょっと笑える。
 とりあえず、キヨちゃんを中に誘導。私は看護師さんが来たタイミングでシャワーを浴びて作業をやめた。
 小太郎君の事や慣れない作業の疲れもあって、これはお昼寝しないと・・・と、午後離れで体を休めたが、かまってちゃんのたまちゃんを連れて行ったので、しばらく遊ぶ。そして少し横になっている間に、やけに静かだな~と思っていたら、くりりんの段ボールに潜り込んでペットボトルを噛んでいた。

     

     

 夕飯までにおやつ作り。賞味期限が年末まであって未開封なのに、昨夜開けてみると何となく湿気ているナッツを砕いてパウンドケーキにした。

     

 夕飯準備が整った後、畑に水やり。そして小太郎君の夕飯とお散歩(庭まで)。夕飯のあとはたまちゃんを遊ばせ、キヨちゃんが寝るタイミングで清拭タオルを渡す。(お風呂じゃない日)
 で、離れに引き上げてからがくりりんとの時間だが、ここ最近は二人とも引き上げてすぐに行き倒れるようにその場で転がって寝落ちしてしまい、こんな時間に(今日はまだ早い方)目が覚めて慌ててシャワーを浴びる始末である。
 せめて、寝落ちしないでちゃんと寝るようにしないと・・・とは思っている。

*ヤモリにロックオンしているたまちゃん。

     


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健康診断の結果。

2024-09-25 22:43:35 | ひとりごと
 乳がん検診以外の健康診断の結果が昨日届いた。今まで会社でしていた時も、視力聴力はB判定だがそれ以外はおおむねA判定だった。ただ、中性脂肪や悪玉コレステロールは年齢とともに上がってきており、B判定の時もあった。
 さて、今回視力と聴力検査は無かったのでオールAだろうと高を括っていたら、悪玉コレステロールとHbA1cがB判定だった。まあコレステロールは想定内として、HbA1cはほんのわずかとはいえショックだった。お菓子作り過ぎだろうか?食生活に気を付け運動を適度にと書かれており、運動不足が一番なんだろうなとは思うが、結構草取りとか忙しいんだけどなあ・・・とぼやいてみる。(昨日も今日もこの量)

     

 今朝は5時半に目が覚めて、
 「しまった!寝過ごした!」
と飛び起きた。ダッシュして小太郎君の所に行ったが、朝夕涼しくなったためかまだ気持ち良さそうに寝ていた。やれうあれ・・・。
 それから朝ごはんをあげて庭に連れ出すと、おしっことウンチ君も間に合って、ちゃんと柔らかすぎないウンチ君だった。
 我が家の配置にもだいぶ慣れたのかと思えば、時々場所が分からなくなってあちこちぶつかってから方向転換している。それでも自分が寝たいと思う場所を探しては、その場所に布団を運んで寝ているのだが、咥えて運んでいるわけではなく前足で引っ掻いて運んでいるので、綿が出てボロボロにはなってきている。

     

 昼間はほとんど寝ている。食事は体調に寄るが寝たまま顔だけ起こして食べている事が多かったが、今日夕方は缶詰を開けると匂いで鼻をクンクンさせて顔をあげ、ちゃんと立って食事出来た。そして夕方の庭へのお散歩もタイミングよく出来た(つまり排泄も)。
 明日もまだ草取りが残っている。草取りだけでなくて草刈りもある。これ、運動にはならないのかな??


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懐いている他人と家族の違い。

2024-09-24 10:59:06 | ひとりごと
 小太郎君はあまり人に懐かない犬だった。なので、我が家でもキヨちゃんやくりりんは近寄らない。もっとも今となっては吠えたり噛んだりする力は無いと思う。
 その代わり、懐いている人にはとにかく甘える。サイズが中型犬をはるかに超えるようになっても、私が行くと膝に乗ろうとしていたくらいだ。
 歳をとってからは目もあまり見えず、耳もかなり遠くなり、さすがにそれは無くなったが、気配を感じるとハウスから出てきておねだりの鳴き声を出していた。
 うちへ来て2週間近くになるが、昔のように甘えたりすることはない。ただ体を拭いたり目やにを取ったり、きっと嫌な事もあるだろうけど我慢してくれている。
 どうやら夜明けとともに動き出すらしいと感じたので、ここ数日私は4時から4時半起きだ。昨日は飛び起きて行ってみると立っていたので庭に誘導。ギリギリ排泄に間に合った。おしっこはともかくウンチ君だけは何とかタイミングを合わせて一緒に行かないと、まだまだ踏ん張れない。
 そんな小太郎君だが、昨日は飼い主宅のお姉ちゃんが家族連れで食事などを持って来てくれた。そしてお姉ちゃんがそばに行って、
 「小太郎。」
と声をかけると、静かに差し出した手を舐めていた。
 「えっと・・・。私の手は舐めないよ。」
 「そうなん?」
 偉いもんだなあ。ちゃんと飼い主の事を判別して、きっちり甘えるんだ。どんなに懐いていても、そりゃあ、飼い主の方が良いに決まっている。ま、ちょっと切ない・・・。
 今朝も4時半に行ってみると、ハウスの中の布団を引っ張って行って外で寝ており涼しかったからかまだ起きていなかった。どうかな?と思いつつ声掛けして起こして誘導。最近はおしっこもウンチ君も庭まで間に合わない事もある。今朝もおしっこは途中で出てしまったが、ウンチ君は出ず仕舞いだった。
 午前中いい気候だったので、私が花畑の草取りをする間は庭につないでお布団に寝てもらっていた。10時過ぎに私も草取りを終えたので、小屋のそばに誘導したところだ。さて、夕方ウンチ君かな?タイミング合うかな??

     

     


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色々と予定が変わって・・・。

2024-09-22 21:32:19 | ひとりごと
 昨日はご近所の人たちと会食があった。小太郎君が心配な状況だったが、来た時よりも落ち着いているので参加出来たのだ。本当は今日「道つくり(草刈りなどの奉仕作業)」の日だったのだが、大雨の予報だったので1週間ずらすこととなった。
 今朝は4時半に目が覚めたので、昨日の事もあるのでそのまま急いで小太郎君の所に行ってみると、多量に下痢便をしていた。幸い小太郎君に汚染もなく、周辺に広げても無かったので、掃除に取り掛かれた。
 下痢については原因が分からない。食欲はあるが、変わった物も食べていないし、そもそも胃腸が正常に働いているかも分からない。今まで医者にかかったことも、車に乗せたことも無かった子なので(ここへ来た時は重篤な状態で飼い主のお姉ちゃんと二人がかりで毛布にくるんで車に乗せた)、今更診せるわけにもいかないし、どうしたものかと考えたが、とりあえず下痢止めを子供の量だけ飲ませた。せめて整腸剤があればなあと思う。
 お腹周辺の腫れは何かしら腫瘍とか水が溜まっているとか細菌で腫れているとか想像するが、これまた原因が分からない脱毛があちこちにある。特に首周りはひどい。
 蒸しタオルなどで拭く時に痛がったりはしないので、今日は少しワセリンを塗って様子をみている。白内障と酷い目やにについては、目やに自体はかなり減ってきており、目が開いていることが増えた。
 クリ、くろべえ、リュウと3匹の愛犬愛猫を看取った経験があるとはいえ、やはり体力も精神力も使う。少し寝不足気味だが、こういう時に限って昼寝も出来ない。
 しかし、結果的に今日道つくりが延期になった事は身体的には助かった。明日の朝はどうか普通に排泄できますように・・・。

*昨日、今日のおやつ。

     

     


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せらいご(焼きもち焼きの子供)?

2024-09-21 14:51:26 | うちのキヨちゃん
 今朝は寝苦しくて3時半に目が覚めた。窓を開けると結構強めの風が吹いていて、一気に部屋の中は涼しくなったが、結果的には眠れなかった。母屋の電気がついているので行ってみるとキヨちゃんも起きて座っていた。
 「トイレに行ったら喉が渇いて・・・。」
とコーヒーを飲んでいた。時間を伝えると、
 「まあ、ほなまだ寝るわ。」
と横になった。
 目が覚めたとはいえ流石にまだ夜は明けていなかったので、もう少し待つことにした。前日は6時前でタイミングバッチリだったので、それより少し早めに行ったのだが駄目だった。すでに小太郎君はウンチ君をしており、ワイヤーと足で広げてしまっていた。
 幸い小太郎君自体の汚染はお尻と後ろ足の先だけだったので、とりあえず小太郎君を軽く流して、庭の屋根のある場所に移動。その間に掃除しお布団を洗った。
 この所、小太郎君の世話が結構かかるので、たまちゃんの焼きもちがあるようだ。たまちゃんは膝に来たりするタイプではなく、あまり甘えん坊ではないが、いつもよりすり寄ったり逆に急に脈略もなく噛みついたりする。
 ヤマガラは現在10羽前後来ており、懐いている子は頭の周りをブンブン飛ぶ。たまちゃんがガラスの向こうで小太郎君が高齢犬であると知っていてか、全く気にしないで今日などは小太郎君を誘導している途中なのに私の頭の上に乗っていた。糞でもされそうで冷や冷やする。
 朝から疲れた顔をしているとキヨちゃんが何事かと心配したので事情を説明。
 「まあ、ほれは大変だったわえ!」
とびっくりしていたが、
 「小太郎君からたまちゃんからのウンチやしっこの心配せないかん。母ちゃんはその点、一人でトイレに行けるだけええよなあ?偉い?」
と聞いてきた。
 「・・・。うん偉いよ。助かります。そのまま頑張ってね。」
と褒めると満足そうに笑った。はい、ここもせらいごです・・・。

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お彼岸

2024-09-20 11:10:19 | うちのキヨちゃん
 昨日の朝は綺麗な朝焼けだった。

     

 ここの所、小太郎君のタイミングを逃さないようになるべく早く声掛けして食事させて庭まで歩いてもらう。いい感じに慣れてきて、うまく排泄も失敗なく出来始めた。
 季節を感じないほど猛暑でも、ヒガンバナだけは何故かきちんとお彼岸辺りに咲くから不思議。
 「気温とかじゃなく、日照とかで咲く花なのかな?」
とくりりん。そういうものなのかな?とにかく秋のセミの声がまだしないのに、虫の声もまだ夏の虫の声な気がするのに、ヒガンバナとトンボは秋を感じる。
 入院したおじさんは病院と言う場所柄家族も面会が出来ない。おじさん事態が面会できない重病人でもないのだが、コロナ以降本当に病院も施設も暮らしにくい場所になった。その事にキヨちゃんが深く心を痛めている。私も家族に会えない内におじさんの物忘れが悪化するのではないかと懸念している。
 おじさんが入院して一人では暮らせないおばさんは、お姉ちゃんが連れて行って田舎とあちこちしていたが、10月には住所を移して向こうで介護サービスを使いながら同居する方向で考えているらしい。
 「苦労して頑張って暮らしてきたのに、あの家にもう誰も住まなくなるのか?」
とキヨちゃんはその事にも胸を痛めている。しかし、これ以上の最善の策は無いとも分かっている。
 私のように、端から親をみるつもりで田舎に帰ってきた者や元々生活拠点をこちらにしている者でもない限り、仕事や生活の場があれば、さらに家なんか建てたのなら、もう帰って来る必要性が無い。田舎は何をするにも不便だし仕事もあまりない。
 私は木が無いと暮らせないほど田舎が好きだが、年を取って一人になっても頑張れるかは分からない。何にせよ、切ない話ではある。

*お彼岸はおはぎで。

     

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お利口さんの小太郎君。

2024-09-18 23:32:45 | ひとりごと
 立て続けにウンチ君汚染となったので、これは多分夜明けとともに行動しているのかも?とくりりんと話していた。とは言え、朝ちゃんと夜明け前に起きられるかな・・・と思っていたら、夫婦二人とも早い時間から寝落ちしてしまい、逆に朝4時過ぎに目が覚めた。
 流石にまだ夜は明けていなかったが、中秋の名月の明かりと外灯の明かりもあり、涼しくいい気候だったのもあって、小太郎君を起こして庭に誘導した。しかし、その時間にはおしっこしか出ず、そのままお布団を敷いて庭で寝てもらって様子を見た。
 夜明け後に朝ごはんをあげたが、それでもウンチ君をする気配もなかったので、そのまま様子を見て自分たちの食事の後で少し散歩にチャレンジしてみた。
 すると思いのほか歩ける。ペースは小太郎君に合わせてまずは家のすぐ下まで。その後畑に降りてみると、そこでうまい具合にウンチ君が出た。やれやれ、今日は助かった・・・。
 小太郎君はたくさんの人に慣れないだけで、、お利口さんである。闘病中で怒ったりする元気がない・・・というのもあるとは思うのだが、子供の頃から知ってる私のすることなので我慢してくれているのかもしれない。
 まず、毎日蒸しタオルで清拭しているが大人しくしている。これは気持ちがいいのかもしれない。出来ればシャンプーしたいがそれは体力がない。そして絶対に本当は嫌だろうと思う目を触ることも許してくれている。白内障はいかんともしがたいが、とにかく目やにがすごいので目がふさがるほどで、それを目薬を差したり拭き取ったりしているのだが、じっと我慢してくれている。毎日の事なので、少し目も開くようになってきた。
 お布団などの敷き物は、自分で好みの形に引っ掻くが、どうしてもワイヤーに引っかかって行く場所行く場所に引きずってしまう。しかし、自分で咥えて運んでいるのをくりりんが観たそうで、外で寝ている時もちゃんと布団を敷いて寝ている。ただ、持ち帰りは出来ていない。
 そしてだいぶ生活に慣れてきたのか、時々場所が分からずぶつかったりもするが、蒸し暑い内外で寝ていても、ちゃんと夜中はハウスに寝ている。
 そしてそして、食欲があるので徐々に食事量も増えてきている。連れてくる時、二人がかりで布団にくるんで運んだ時は二日と持たないのではないかと心配したが、ちょっと持ち直してくれた気がする。本当にお利口さんである。

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今夜は中秋の名月らしい

2024-09-17 15:04:20 | ひとりごと
 今朝はなるべく早く小太郎君の元に行こうと思っていたが、どうやら夜明けとともに行動するか、夜中に行動するのか、とにかくろくに目が見えない状態で高齢犬なので、行動が読めない。
 早めにいったつもりが、ワイヤーを柱に巻き巻きにして座り込んでいる小太郎君。しかもなるべく遠くで便をしようとしてくれたのだろうが、いつも足腰がまだ丈夫じゃないので一度に同じ場所で出来ない。それを踏んだりワイヤーで引きずったりで、そこら中ウンチ君まみれになっていた。
 これで小太郎君の汚染が前足1本の先だけだったのは奇跡的である。とにかく、小太郎君を早朝の庭に移動して、その間に掃除した。これ、何とかしないと毎朝便汚染の掃除は大変だ。いや、待てよ、確かリュウ君の寝込む前も同じ状態だった・・・。これは、結構ハードな介護になりそうだ。
 お家から持ってきてくれていた敷物類も洗濯し、小太郎君を清拭して、緩くなったうえに重そうな首輪を外して、リュウ君のハーネスが残っていたのでそれに替えた。
 朝、キヨちゃんは急いで食事しないので待ってくれるし、くりりんは自分で朝食を食べ、お昼のゆで卵も自分でしてくれるので、出掛けるまでにお茶の準備をすればいい。なので助かる・・・。
 蜂がたかることについて、友人が
 「糖尿病とかで甘い匂いがしたりして。」
と冗談めいて言っていたが、もしかしたらそうかもしれない。今まで医者にかかった事も無いので分からないが、ずっとスレンダーだったのに一時期もの凄く太った時期があって、その後ガリガリに痩せた。そして今見ていてもやたら水を飲む。本当に糖尿かもしれないなあ・・・。
 ただ、何の病気にせよ、とにかく元気をつけて、なるべく快適に過ごして欲しい。後はこの暑さとの闘いだ。リュウ君は最後は家の中で介護したが、たまちゃんもいるのでそうもいかない。
 今夜は中秋の名月らしい。月夜なら小太郎君と散歩できるかな??

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敬老の日と小太郎君の状況と。

2024-09-16 16:40:06 | うちのキヨちゃん
 昨日は我が家では敬老のお祝いをした。前もってカットソーとズボンは渡しているのだが、くりりんがお土産に買ってきてくれていたお肉を食事には焼くことにした。
 デザートにはフルーツタルトを。

     

     

 小太郎君は夕方もゆっくり歩いて庭に行けたし、食欲もあった。白内障でほぼ目は見えていないので、しっかりリードしないとあちこちにぶつかる。食事も鼻先まで持っていかないと食事であると理解できない。
 夕飯の時、キヨちゃんとくりりんは200グラムのサーロインステーキ、私は脂で負けてしまうのでロース肉を。

     

 流石に今年はキヨちゃんも完食は出来なかったが、それでも美味しい美味しいと150グラムほどは食べられた(残りは今日の昼に二人で)。私はロースでも食べきれずくりりんに頼んだ。
 そして味付けする前に、ほんの少し一口だけ私の肉を小太郎君の口に運んだら、ブンッと勢いよく覚醒した。
 「ごめん・・・。味付けしちゃったからもう無いの・・・。」
その後のわんちゅ~るは小太郎君的には不本意だったろうなあ・・・。分かっていたらもう少しあげたのに・・・。
 さて、今朝の事である。小太郎君の朝ごはんと朝のお散歩をと行ってみると、目を覆いたくなるような惨状が待っていた。いや、私が悪いのだ。小太郎君が何かする元気が無かったので、小屋から近い場所にゴミ袋を置いて、汚れたものや空き袋なんかを入れていたのだが、何とかしようとしたのか、ゴミ袋や敷いていたペットシーツをことごとく破り、汚物にまみれて横たわっていた。
 それからまずは小太郎君の汚れを落とし、場所を移してつないで、その間に掃除をした。ゴミ袋に入れたはずもないウンチ君もあったので、もしかしたら、その場で便意があって何とかしようとしたのかもしれない。
 掃除をしてから庭に行くと沢山おしっこが出た。結局便はその時は出ず、午後から少しだけ出たので、やはりあの場でしていたのかもしれない。
 今日はすこし買い物に出て、小太郎君の食事などを買い足してきた。食欲があるのは嬉しい。夕方も庭までゆっくり歩いて沢山おしっこも出た。
 明日の朝は少し早めに見に行くべきかな?

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