すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

春の嵐

2021-03-28 14:12:40 | うちのキヨちゃん
 昨日はいいお天気だったので、仕事で走っていても、花見の人によく合った。先日、雨の中キヨちゃんと出かけたが、予想通りかなり散ってしまい、今日は春の嵐と来たので、やはりあの時に連れて行って正解だった。
 散る桜を美しいと感じるのは、日本人独特の感性だと聞いたことがあるが、風に舞う花びらもやはり美しいと思う。昨日も枝垂桜の下から、舞い散る桜を撮影している方がいた。
 春はいろんな花があり華やかだ。

     

 しかし、別れの季節でもあるので得意ではないと友人は言った。確かに・・・それもある。
 
 さて、今日は朝から春の嵐である。リュウの散歩のあたりまではギリギリ雨が降っていなかったが、途中から明らかに雨が向かってくるのが分かり、駆け足で戻った。それからは風も雨も強くなっていった。
 こんな時に、キヨちゃんが雨戸を中途半端に1枚だけ開けたりする。当然ガラスがびしょ濡れになるので、閉める。するとまた開ける・・・の攻防だ。
 そして、風が強く吹けば畑にまいた枯草が舞い落ちてくる。掃除したい気持ちはわかるが、今掃除しても何にもならない。風や雨が強いのだから。そして、危ない。
 なので、止めに入ると逆切れする。
 「お前らは何もせんくせに。」
と言う。それはそうなのだが、風がない時に私は片づける。今は止めてくれと言っているのだ。
 しかも父の教えをキヨちゃんなりに間違えて解釈している事が多くあり、それを正そうにも父がいないので正解であっても信じない。
 結局朝から喧嘩になり、ここ最近の体調の悪さも相まってイライラした。
 幸か不幸か、この嵐で仕事にならず、くりりんが帰ってきた。言いっぱなしのキヨちゃんはすっかり忘れているようなので、それから台所の古いものを整理して処分した。キヨちゃんが使うつもりで置いていたものでも、そのまま忘れられるうちに、使うには危険な月日が経っている。もちろん、頂き物や私が買ったものでもそういうものがあるので、気を付けて処分したり、使えるものは急いで使うように片づけた。
 そんな材料で蒸しパンを作った。

     

 あんこを入れるのは手先の不器用な者としては苦手で、かなり不格好になったが、味は悪くないので親戚の家におすそ分けに持参。
 昼はひじきご飯と澄まし汁、昨日の残りのかき揚げだったが、さて、夜はどうしようかな?

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コメント (3)
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