すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

春らしい日の小とぼけ

2021-03-20 23:28:22 | うちのキヨちゃん
 今日は午前中はとてもいいお天気だった。午後から雨になると聞いていたので、キヨちゃんを連れて墓参りに。親戚のお参りはキヨちゃんを送ってから一人で回った。
 山桜も徐々に咲き始めている。種類は分からないが、いい感じにお寺のそばの桜も咲いていた。

     

 コロナが無かったら、お弁当を持ってお花見に行きたいところだが、今年も無理だ。父がいた頃は、毎年病院の帰りに近くの公園で花見をして帰っていた。父が寝付いてからは出来なくなり、久しく花見も縁がない。
 帰り道、ご近所の枝垂れ桜が見事だったので、写真を撮らせてもらった(車道沿いなので無断だが)。

     

     

 午後には九州から筍が届いた。丁寧に米ぬかと鷹の爪をだしパックに入れた状態で同封してくれている。有難い話である。
 私は午後、どうしても調べものがあったので、夕飯の支度までは部屋で仕事をしていた。そして一段落して母屋に行くと、その間に親戚の姉ちゃんに電話をして、筍をおすそ分けしたらしかった。
 「すず、今晩ご飯炊く?」
と聞くので、
 「炊くよ。」
と私。
 「ほんなら、とぎ汁残しておいてよ。筍湯がくけん。」
と言う。なので、
 「いや、筍と一緒に米ぬか入れてくれとるよ。」
と伝えると、キヨちゃんびっくり。
 何故なら、それが米ぬかだと思わなかったキヨちゃんは、天然の親戚の姉ちゃんと二人、
 「これ何だろうな?」
 「あの子(九州の親戚)はマメなけん、多分お菓子の粉(米粉)じゃ。これで団子汁したらうまいよ。舐めてみな。」
 「まあ、キヨ姉ちゃん、ほんまじゃなあ。甘いなあ。」
と二人して米ぬかを舐めていたらしい。おいおい・・・である。
 事実が分かった途端、ツボにはまってしまったキヨちゃんと私。それからは思い出しては笑い、話しては笑い、人に言っては笑い・・・であった。
 本当にネタに事欠かないキヨちゃんである。

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コメント (2)
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