すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

小太郎君の状況2。

2024-09-15 16:42:02 | ひとりごと
 今朝5時半に様子を見に行くと、目一杯ワイヤーを引っ張って外で寝ていた。ちょうど雨が降ってきていたので、体半分濡れており、声掛けして屋根の下に入れた。
 耳が遠くなっていて眼も白内障でほぼ見えていないと思われる。なので食事も鼻先に持っていくと理解して食べてくれる。シャンプーを長らくしていないので汚れているのは仕方がないが、何故かハエではなく蜂が何匹もたかって来る。見た目はミツバチ。ミツバチが何の用事か分からないが、無理に毛の中を分け入って入ろうとする。
 追い払う気力もないので私が追い払っている内に右手の指を刺された。刺されて針が残ってるのを見てミツバチだと確信する。そしてこんなに痛みがあったのかと、刺された遠い昔の記憶をたどっていた。
 やはり汚れとかが気になるのかな・・・と、熱い湯を使い何度か清拭をしてみた。しかし、それでも寄って来るので、とりあえず犬用の蚊取り線香を2カ所で焚いてみた。
 食事は一度には食べられないが食欲はある。なので、何度かに分けて少しずつ与えている。水も調子がいい時は自分で飲みに行けるが、時々持って行ってあげないと脱水になるかもしれないので、時々水も運ぶ。
 午後になってしばらく寄り添っていたら、頭をあげて立ち上がりたそうにした。
 「歩きたいの?」
と声掛けして、リードに替えて立たせてみたら、ゆっくりゆっくり歩きだした。ふらつき時は支えながらゆっくりと芝生の生えている庭まで行くと、おしっこをたくさんした。
 そしてウンチ君もしようと気張るが足がふらつくのでその都度支えた。3回に分けて少しずつウンチ君も出た。初めはしっかりしたウンチ君。最後はゆるゆるだったし、おそらく前立腺系の病気なのだろうが、下がひどく腫れあがっているので、緩いウンチ君はそこにかかってしまう。
 「偉かったねえ。お利口さんだね。」
と言って、下の方は少し流した。
 医者に診せた訳ではないが、末期的な状況であるとは思う。リュウ君の時と変わらない。それでも、こうして自分の足で歩いて、したい場所で排泄出来たら小太郎君のすっきりすると思う。

 *おじさんのところに来たばかりの頃の小太郎君。

     

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2 コメント

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Unknown (ふくだ)
2024-09-15 17:18:51
小太郎くん、がんばっててえらいぞ。
すずしろさんも、えらいです。
少しでも多く、スッキリ排泄できるといいな・・・。
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ふくだ様 (すずしろ)
2024-09-16 16:39:23
決して治ると言うものではないのですが、少し状態は良くなっているように感じます。朝夕は歩いて庭でおしっこ出てます。
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