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すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

突然の横殴りの雨

2017-07-18 21:38:09 | うちのキヨちゃん
 私は出勤して、さあカンファレンスに出掛けるぞ・・・という時間。
 くりりんは家から国道に車が差しかかった頃。
 キヨちゃんはリュウのお布団のほこりを払っていた頃。
 急に激しい雨となった。風も強くて、会社では窓から拭き込んだ風で書類が飛んだ。そればかりか、結構な風圧でドアが押し戻される。
 夕立のように、ピンポイントで来たのかと思ったが、出先でも降っていたし、後で話を聞いたら隣町でもそうだったらしい。
 雨自体はそれほど長い時間では無かったが、一番大変だったのはキヨちゃんだったようだ。
 今日はどうしても追いつかず20時近くまで残業して戻った。これは妖怪キヨちゃんになっているかな?いや、明日病院に連れてって貰わなくちゃいけないから大人しくしているかな・・・?など考えながら戻った。
 帰るとすでにキヨちゃんは寝ていたが、くりりんとご飯を食べていると起きてきた。
 「帰ったんか。戻らんのかと心配しよったわ、ほんまに・・・ぶつぶつ。」
と小さなぼやきはあった。
 しかし、今日は大変だった報告があったので、起きてトイレに行った後、しばらく武勇伝が届いた。
 「母ちゃんな、リュウの布団の毛を掃除しよったんよ。くりちゃんがちょうど出掛けてすぐじゃな。
  急に、あッちゅう間に、雨が降り出して。風はすごいし、戸閉めようと思うても、どうしていいか分からん。どうもこうも出来ん。
  ほうしよったら、雨が降りこむし、障子は濡れてまだらになるし、襖も畳も水が浮くほどになった。もう、どうやって掃除したらええかも分からんで、大変だった。」
 身振り手振りを交えながら、奮闘した様を報告してくれた。障子を確認すると雨が流れた形に、見事にシミになっている。
 変な天気である。キヨちゃんが吹き飛ばされて怪我なんぞしなくて良かったのだが。

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