すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

自己嫌悪

2013-06-04 20:55:09 | ひとりごと
 この仕事をしていると、定期的に自己嫌悪に陥る。
 自分がいかにケアマネに向いてないか、思い知らされる。
 否、努力が足りないのだ。スキルを揚げる努力もせず、ただ出来ない事に対して落ち込んでしまうのは、逃げに他ならない。そうと分かっていて、それでも落ち込んでいるのだから、本当にどうしようもない。
 今日、他の施設の話が出た。自分のところも酷いが、他にもっととんでもない施設があるのかとびっくりした・・・という話を聞いた。また、他のケアマネの話が出て、これほどアセスメントが出来ない状態で、担当様の事や周辺の事が理解できない状態で、どうしてケアプランが出来るのか・・・という評価を聞いた。
 どれも同感で、同時にどれも胸に刺さった。私自身、全く出来ていないことだらけである。
 みんな、どれほど自分を削ってこの仕事をしているのだろう。以前の上司はまさにアンパンマンの如く、自分の顔をちぎってケアマネをしていた。私はといえば、何とか体裁を整えるのに精一杯だ。
 心無くして介護職は出来ない。当然だ。自分なりに考えてはいるつもりだが、全然足りない。足りないと分かっていて逃げている・・・のだろう。
 どうしているのだろう・・・、みんな。

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祭りの後

2013-06-02 21:00:23 | ひとりごと
 昨日の疲れもあったが、何だか夢のようで、朝目が覚めてくりりんがいたので安心した。
 いつも通りの日課の後、午前中近所に「お祝い返し」を配りに行った。午前中にはヨリちゃん母さんや、弟さんたちが自宅に立ち寄ってくれた。
 母屋で今年の新茶を飲んでいただいた。それから、少しだけ私達の暮らす離れを見てもらった。まだお祝い返しや何やで私達の部屋はとっちらかっているので、とにかく寝室に何もかも放り込んで体裁だけは整えた。
 お母さんたちは、今日船下りや祖谷のかずら橋を観光するといっていた。本当は私が案内したかったのだが、くりりんの従兄弟お一人が今日帰る必要があったので、別行動であり、その方を二人で送って行った。
 田舎でお土産らしい物がないからと、自宅からもお茶をお土産にしたが、親戚からもお茶やじゃがいもなどをお土産に用意してくれた。
 くりりんの従兄弟を送ってからは、二人で連絡のつくところに「お祝い返し」を配りに行った。
 夜、昨日乾杯の音頭を取ってくれた「ひで兄ちゃん」から電話があった。兄ちゃんはガッチガチに緊張した事を気にして、その後は歌や何やで大いに盛り上げてくれた。
 その兄ちゃんが
 「ほんまに、向こうの皆さんみんなええ人たちで良かったの。安心した。初めて会った気がしなかった。」
 と言ってくれた。
 これから、こんな風に遠くても親しい親戚づきあいが、ず~っと出来ればいいな。うん。しなくちゃね。



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結婚報告会

2013-06-01 21:03:30 | ひとりごと
 今日は午後から結婚報告会だった。朝とりあえず、いつも通りにキヨちゃんもくりりんも私も日課をこなし、早めに準備。キヨちゃんは後から親戚と送迎バスで来るので、私達は先に行って残りの準備をした。
 くりりんの親戚やご家族は、車に乗り合わせて早朝から滋賀を出発し12時半に到着した。キヨちゃんより年上の伯父様がいらしたので、とてもお疲れだったろうと思う。ありがたい話である。
 披露宴と違って、私たちがゲストをもてなす形だったので、くりりんが進行した。
 お料理はあまり結婚式を意識せず、地元の食材なども入れてもらって素朴にしたが、かなり量もあって、味もどれも美味しかったので良かった。お肉などはキヨちゃんでも十分大丈夫な柔らかい物だった。

 おしながき







 初めにそれぞれの家族について紹介をした。くりりんの場合、実にシンプルに紹介できるのだが、私は事情があるので説明がしにくい。戸籍上の事を言えば、従兄弟だったりまた従兄弟だったりするが、実は実姉だったりする。そこのところを説明するのもややこしいので、ヨリちゃん母さんや、弟さん家族が知ってくれれば良いので、とりあえず姉以外は「親戚」と説明し戸籍上の立場を言った。
 その後に、うちの親戚のお兄ちゃんに乾杯を頼んだが、いつも明るくて活発なお兄ちゃんがガッチガチに緊張している。そばにいる私までが固まるほどだった。さらに挨拶を頼んだおじさんも、物凄く緊張していた。
 それはくりりんの親戚にも言えていて、次男さんが挨拶をしてくださったが、こちらは感極まって涙で話が出来ず・・・。私たちも胸に響いた。
 私のすぐ上の姉は、涙もろくてテーブルを回って来た時に、ヨリちゃん母さんに
 「すぐ上の姉です。」
と紹介しただけで泣き出してしまった。そりゃそうだ。考えてみれば、私達はずっと他人として生きてきたのだもの。
 それからも、事あるごとに泣き出してしまう姉ちゃんを、キヨちゃんが
 「あ~、泣きよる~。」
と指差して笑ったが、そのままキヨちゃんも泣き出してしまった。
 途中、次男さんの子供から花束を貰った。実は今日が「りょうくん」のお誕生日でもあったので、お返しにプレゼントを贈った。
 くりりんの弟さんは二人ともすごく歌が上手い。うちの親戚もみんな歌好きだが、くりりんのご家族も達者である。三男さんはカラオケで、次男さんはギターの弾き語りで歌ってくださった。どちらも、胸に響く歌声だった。
 ところで、次男さんは声が渋くて、歌が上手くて、情に脆い。娘の勘で絶対キヨちゃんドンピシャの「好み」だと思ったが、案の定すっかりファンになっていた。くりりん、今日は完敗である。
 手作りの会だったし、いい歳だから・・・と、初めは乗り気じゃなかったが、本当にやって良かったと思った。何よりもこんなに親戚に喜んでもらえてありがたい。
 これから、くりりんと親戚の皆に支えてもらいながら、二人のお母さんを守っていこうと思う。喧嘩もしながら・・・ね。



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衣装

2013-06-01 06:45:02 | ひとりごと
今日はこのワンピで行きます。
ワンピは長野オリンピックの翌年位に買ったもの!
羽織ものは前日買った。
あ、緊張する。
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