にをいがけからはじめよう

おみちに引き寄せられて25年。
落ちこぼれようぼくだけど精いっぱいのにちにち。

おさづけのカタチ

2012年11月17日 18時01分29秒 | にをいがけ・おたすけ

ばったりと道で会ったお腹の大きな妊婦さん。

妊婦さんに声をかけるのは、久しくなかったので、どうしようかなって

迷っていたけど、

「予定日もうじきなんですか~~?」

と、いきなり声をかけさせてもらった。

「おさづけをさせてください」といきなり伺った。

『は?』とキョトンとしていた妊婦さん。「自分は天理教の信仰をしてて

お産の神様なので、安産できるように神様にお願いをさせてもらってもいいですか?

2~3分で終わるんです。どこかベンチに座って。。。」

安産祈願はもう済まされているかと思いますけど、、とも付け加えた。

 

 

させていただける運びになった。けど、

名前は教えてくれるけど、住所は主人の手前教えられないとのことだ。

おさづけで神様にお願いをするのに、伺いたいだけなんだけど、

無理みたいで、このとき、「では、住所はいいです」と言葉をひっくり返したら、

なんかいい加減みたいだって思って・・・そんなことを考えてしまい、

それは言えなかったんだよな・・。させてもらえそうだったのに、できないってことで

思わず妊婦さんの丸いお腹をさすって小さな声で「なむてんりおうのみこと」って

3回繰り返して、つぶやいてしまった。「お詫び」と「頑張れ」と「親神様お願いします」

と、藁をもつかむ思いで、おさづけじゃないけど、そんな行動をしてしまったです。

もう何とも言えない感情が湧いてしまったんだよね。

 

『ありがとうございます!』と彼女。

ひょっとして、それがおさづけだと思ったかもしれない。カタチはおさづけじゃないけど、

受ける気持ちを持ってくださったことは、きっと良かったんじゃないかなって思う。

 

『声をかけてくださって、ありがとうございますヽ(´▽`)/』と笑顔で言ってくれた。

嬉しかったなぁぁ。やさしい気持ちの持ち主なんでしょうね。

また会わせていただきたいです。

 

あとで、思い出した。

嵐山で戸別で会ったおばあさんにおさづけをさせてもらう際に

名前を聞いたら、苗字だけしか教えてくれなくて。ずいぶん粘ったけど、

恥ずかしいからって言えないって。『子』がついているみたい。昔は、珍しいんでしょうね。

でも、そのときは自分でもよく言えたなって思うのだけど、

「じゃあ苗字と年齢、住所で神様にお詫びをしながら、

おさづけのお願いさせていただきますね。」と、臨機応変にさせてもらったことがあった。

そんなこと、自分で浮かばせてもらって、やっていたんだなって。

歩いているからこそのひらめき。そう思わせていただきました。