FREAKY 13 DEAKY

酔いどれの誇りと踊る熊へ

父との対話①

2016-02-22 18:33:11 | 日記
お前は夢がないんだな。

自分の将来を真剣に考えていない。

すぐ逃げる。逃げ癖がしみついている。

チョットやれたことを大きくやったと都合よく解釈する。

忍耐力がない。

何ごとも続かない。

……

おそらくこんな言葉を投げかけられて発奮して偉業を成し遂げる人もいるのだろうが。

オレはその言葉通り「期待に応えて」やってやろうと思って生きてきた。

◎今の自分のダメさ加減を、ひとのせいにしてはいけない。byロッキー・バルボア

そんなつもりじゃない。

本当に素直にそう思われたことを「裏切らないように」指摘された通り生きてきた。

誰が間違っている訳じゃない。

しかし自分が死ぬまで背負っていく言葉に影響されながら生きていくのだ。

本質は変わらない。

三つ子の魂百まで。

真実の言葉。

誤魔化さなくていい。

そのまま受け入れていく。生きていくのだ。

誰も助けてくれない、自分は自分で守っていく。一人で決断していく。

勿論、そんな中で様々な人らに助けられながら自分は生きていた。

だから期待して生きるな。

最初からあてにして生きるな。

自分をあてにして生きていきたい。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「セッション」を観たよ

2016-02-22 13:21:58 | 日記
昨日まっすぐ家に帰って洗濯しながら観たよWOWOWで。

「セッション」ね。

2014年の作品だから一昨年なんだ。昨年じゃないんだ。

原題がWIPRUSHでJAZZの有名なナンバー。

この映画をきっかけに町山智浩氏と菊池成孔氏が論争になったらしいけど…

まあそれはイイとして。

ズバリ。

物語終盤の交通事故シーンが凄い。

どうやって撮影したのだろう?

と思わせるくらいリアルで迫力あった。

あれは「ノーカントリー」以来の交通事故シーンだ。

脚本も撮影も演技も熱量が高かった。

テーマは孤高の領域。

孤高にたどりつくには虎口を潜らなければならんなということ。

人付き合いが邪魔。優しさが邪魔。コミュニケーションが邪魔。常識が邪魔。手順が邪魔。綺麗事が邪魔。人間関係が邪魔。

テクニックも邪魔。お約束が邪魔。…

孤高に到達するにはその全てをかなぐり捨てて虎口に突入しなきゃだめ。

非情な世界の話しだよ。

殺し合い寸前までいく中でも超絶の神憑りのものを見せつけられれば涎を垂らさんばかりに食いついて「折れる」のだ。

折り合いがつくのだ。

そんな「愛」もなにもない、元も子もない非情で冷酷な世界が描かれている。

そこもオモシロイんだ。

でも自分は画面のこちら側でしか見ないよ。一切携わりたくないと思った。

天才の生存する世界って…

凡人で良かった…と思いたい。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする