暖かく晴れの日もたまにあり三寒四温ならぬ六寒一温か五寒二温といった感じか。
天気予報では明日から雪とのこと、春はまだちと遠い。
休日、天気が悪いと所用がない限り出かけるのも億劫、ここ最近は天気が良くても買い物以外は引きこもることも多い。
もう少し春めいてくれば出掛けようかという気分になるのかもしれない。
引きこもることに心当たるのは、ニトリで購入した椅子の座り心地がええ感じで、
背もたれを少し倒して本を読んだり録画した映画やドラマを見たりと部屋で過ごすことが快適に感じるようになったからかもしれない。
雨が降らんにゃ、畑の手入れだとか田んぼの草の始末だとか家の周りの片付けだとか…いろいろあるんだけどな。
部屋の窓から市内方向を見てみる。
子供頃、写真手前の道路が国道で今はバイパスができて家の前の旧国道は車もほとんど通らない。
バイパスが出来たのは高校を卒業する頃だったか。
はるやまもエディオンもその先の高架道路も無く、写真のど真ん中のバカでかい標識に遮られて全容は見えないが、
昔は市内のどこからでも見える久松山が家からでも見えた。
手前の道路の向こう側、ちょうど、はるやまとその手前のお城のような白い建物のあるところは自動車学校があった。
バイパスと高架道路のために移転してしまった。
自動車学校は日曜日は休校だったので、高校の頃はスケボー練習場所だった。
東側の窓から見えるのは、 左から電動工具の店、酒の量販店にパチンコ店、
子供の頃には家から田んぼが広がる先に兵庫県との県境の山々の連なりが一望できたのにバイパス道路ができて
それに沿って店が建ち並び風景が変わってしまい、遠望も望めなくなった。
昔の風景を返せなどと言うつもりは毛頭ないが、歳のせいもあるのか、いろいろな様々な記憶が思い起される。
実家の前の国道の向こうに広がる田んぼで遊んだことや用水路で魚釣りをしたり、
用水路の干潟に爆竹を差して泥を吹き飛ばしたり、吹き飛んだ泥で服が汚れて母親にどえらい怒られたり・・・
故郷の光景もずいぶん変わったけど自分自身もずいぶん変わってしまったのかもしれない。
そんなことを思い出しながら窓からの景色を眺めてひと時を過ごしたのだった。