3月10日、62回目の誕生日。
未曾有の災害が起きたのは12年前の50回目の誕生日翌日のことだった。
この時期、テレビの特集番組では東日本大震災と福島第一原発事故に対して復興とは程遠い現実があることを教えてくれる。
いまだに癒えぬ悲しみや葛藤や憤りを抱えて生きている多くの人たちがいることも。
原発事故という大惨事を引き起こしたにもかかわらず岸田政権は原発新増設や稼働期間の延長を決めた。
原発対応も防衛3文書改訂も防衛費増額もウクライナへの戦争を契機にして、
たいした議論もせず前のめりに重大な選択を軽々に決めていく岸田政権の姿勢はとても恐ろしい。
以前にも似たようなことを書いたかもしれない。変わらぬ想いだ。
そういう時期だけど、62回目の誕生日、お祝いにと家内が三朝温泉一泊を予約。
三朝に行く前に倉吉市内で昼食、「土蔵そば」を再訪、相変わらず美味い~
近くのお寺には、もう桜・・・?
塀の外に溢れている。
三朝温泉の宿へチェックイン後、温泉街を散策中「三朝神社」に行き会ったのでお参り。
なんと、この神社の手水鉢にびっくり、注がれているのは温泉掛け流し、しかも飲用可。
いや~、手水水が温泉とは・・・たまげた。
その後、娯楽場で「射的」を楽しむ。
夕食後、ほろ酔いで名物の「川原風呂」へひと風呂浴びに行く。
三徳川の河原にある露天風呂、すぐ横の橋の上からは目隠しの衝立で隠してあるが、
それ以外の方向からは丸見えである。風呂にいく道中、さすがに旅館の浴衣一枚では多少肌寒い。
風呂に着くと先客は2人、あとで3人ほど入ってくる。
湯舟に浸かり、ちょうど東の方角に山から月があがったばかり、と真上を見上げたら、なんと北斗七星が見える。ほんと、風情あるな~。
温泉を楽しんだ翌日はええ天気、帰宅して久しぶりの畑仕事。
これから植える野菜の準備が少しずつ整っていく適度な疲労感と充実感。晩酌が美味かった。
さ~て、英気を養ったことだし、明日からもガンバろ。