中国地方、正確には瀬戸内地方も”梅雨明け”したようだ。
今年ほど、梅雨明けが待ち望まれた年もないのではないか、と思う。
豪雨災害に遭われた方々には心からお見舞い申し上げたいです。
これほどの多雨、豪雨を単に自然現象だから、って整理できるんだろうか、と疑問に思うのは私だけじゃないだろう、と思う。
巷間、言われている「異常気象」というものの一端が、現実に起きているのなら、
気象庁だけでなくて、政府あげて、「地球シュミレータ」とかいう、
スーパーコンピューターを駆使して、来年、再来年、更にそれ以降の
気候を予測して、対策や周知を図るべきではないのか。
「予測を超えた集中豪雨だった」って、予測値は公開されていないし、
どこかの地域では、避難指示が後手後手になっていたってゆうし、
山林の保水力が低下しているという警告も以前から言われていたことだし、
確かに
天災ではあるけれど、一言で「あれは天災だ」と片付けられるのだろうか、
と思うてしまう。
公的部門や行政の責任を過度に問おうと思っているのではなく、
「役場や役所はよくやってくれていた」「だから、ありゃ天災だったけ、しょうがないんじゃ」
と最終的に客観的にいえるのかどうか。
徹底的に検証が必要だと思うのである。
何年か前に、9月に台風来襲が続いて、蕎麦畑が被害を受けて、
国産蕎麦が打撃を受けたことが、思い出されるのである。