東京で感染者が増えて外出自粛の呼びかけがなされている。
全国地図で感染者発生の都道府県が色分けされていて、鳥取のほかに島根、富山、山形、岩手の5県は感染者が出てなくて他県とは色違い。
なんだか取り残されたような感じ・・・だけど今回はお陰様で、というか、時間の問題なのかもしれんけど、今のところ感染者はいない。
自虐的だけど街中の人出はこれまでもずっと外出自粛的な状態なので元々人との距離感は離れている。
影響として東京や大阪などへの出張を控えているとのことだが生活するぶんには関係ない。
それでも、マスクやトイレットペーパーは売り切れたり品薄状態にはなった。
マスクは、医療専門家のコメントでは「予防効果はあまりない。風邪をひいたら唾気を出さないようにマスクをすべき」と言われてた。
なのに、マスコミ報道などでは「手洗いの励行、マスク着用」を呼び掛けていて、どうすりゃええん?
マスク着用に関しては、必要度をもっと丁寧に説明すべきだと思う。
着用しなければならない状態や症状、着用したほうがよい状況とそこまで神経質にならなくてもよい状況とか…
でも、感染者の中には、感染の危険性が高いと言われている場所とかに行ったこともないという人がいるからややこしいことになるんだろな~
話は変わるが、親父をグループホームに入居させることで一応申し込みをした。
義母も岩国でグループホームに入っている。
「グループホーム」はひと言で言うと、認知症の人たちが少人数で寝起きを共にして生活する施設である。
お袋が倒れて入院して以降、月25日間、親父をディサービスのお世話になりながら、ここ半年ほどは2泊~4泊のショートスティを混ぜ込んで外泊訓練をしてきた。
親父の認知症は確実に進行していて、日にちと曜日が認識できずカレンダーと新聞を交互に見て確認するということを20分近くも繰り返している。
それでも今日が何月何日何曜日かは認識できてない。
お袋が寝たきりで入院してることも認識できておらず、しょっちゅう「どこ行った」「まだ帰らんのか」と、それこそ5分おきくらいに聞いてくる。
「もう、ええかげん認識しろよ」と思うが、その都度「入院しとる」ことを告げると、初めて聞いたような表情で
「付き添いはいらんのか」「なんでそんなことになったんだ」と聞いてくるのに同じ答えを繰り返す。
そんなやり取りを日に何度も十数回も繰り返す。
徘徊とか排泄の粗相とか奇怪な行動して困り果てているといった状態ではないが、先日は畑に行った帰りにコケて頭から血を流し救急車で運ばれた。
幸い、打撲と擦り傷程度で終わったが、これから夕方の明るい時間帯が長くなると、ディサービスから戻ってフラ~っと出かける危い険が高まる。
そして、何より私自身がいつまでも実家で同居できるという保証もなく、食事の用意や家事を相当程度担っているので、私が抜けて弟が面倒を見るのはかなり難しい。
そんなこんなで「我が家が一番」と思っている親父には申し訳ないが、ホームに入れることにしたのである。
ショートスティ先で夕方になると「家に帰る」とか「なんで泊まらにゃいけんだ」と施設の人に言ってるようだし、
10年程前に入院したときも「家に帰る」と言って関係者を手こずらせたほど帰巣本能の強い親父を家から引き離すことに、
正直なところ「面倒見切れんですまんなぁ」と心が痛む。
一方で「これで多少は楽になれる」と思う自分がいたり、帰宅願望が強いから「家に帰る」とか暴れはせんかとの不安やら・・・心穏やかではない。
実家の横に家庭菜園的な土地があるのでスナップえんどうと絹さや豆の苗を植えてみた。
かなり放置していた土地なので結構掘り返して肥料や苦土石灰を鋤き込んで畝を作ったが、掘り返すと強烈に臭い土だった。
こんな異臭のする土で大丈夫だろうかと思うが、育つかどうか、ま、植えてみんにゃ分からん。
こっちが確かスナップえんどう でこっちが絹さや だったか・・・
ちょい悪さま:危機な状況の時こそ、その人の本性が現れると言われてますよね。
説明責任を果たすとか言っても何にも核心に触れことなく胡麻化してきた言説を繰り返してきてて、
危機的状況でも信じらんないっすね。