先週は、雪国じゃ~、ひきこもりなのだ、と言っていたけど、今週はうって変って普通である。
でも、例年ならば2、3日で消えていた雪が、日陰ではまだ残っている。
やっぱ、気温が低いんじゃ、と実感させられる。
暖房なしではひとときも過ごせれない。
さて、この週末は、劇場にての映画三昧、固め観賞とあいなった。
「武士の家計簿」「最後の忠臣蔵」「相棒Ⅱ」の3本である。
立て続けに観ると、さすがに比較がしやすい。
もちろん、企画や監督から役者からすべてが違うので単純に比べられるものではないが、好みもあるし、
「ちょっとね~」とか「さすがじゃな~」とか思ったり。
映画評論家や劇場関係者ならば、毎日でも観れるのだから、目が肥えるはずだ、と思う。
極めて個人的な感想ながら、この3本、「最後の忠臣蔵」が一番。
あとの2本は、週刊文春の映画評的に言えば、「お暇ならどうぞ」というところか。
特に「相棒Ⅱ」、どうにも題材からして、いただけない。
ネタばれしてはマナーに反するので、仔細には触れないけれど、
テレビ番組の「相棒」を視聴の方ならば、わかると思うが、こんなつまらぬことで「小野寺官房長」を退場させてしまうなんて…。
個人の勝手な言い草であるが、企画とストーリーコンセプトをこんなもんにせにゃいけん必要があるのか、と思われて仕方ない。
でも、何年振りかで映画館に行った。
新装なった「八丁座」という広島市内中心部にできた映画館にも行った。
元々は、デパートの8階にあった映画館が閉館して、そこを他の劇場経営者が新装させたものなのである。
思い起こせば、二十歳前後の頃は、ほんとによく映画を観ていた。
封切り、リバイバルと合わせたら年間100本近く観ていた。
まだ、2本立て上映をしていたし、今も続いているが、オールナイト5本上映にもよく出かけた。
今の料金、当時の給料水準から言うたら、けっして安いもんじゃなかったのに。
そのせいかどうか、家にやや大きめの液晶テレビやアンプにもつなげて5.1chで楽しめるのだが、
家で十分に映画を楽しんでいるかというとそうでもない。
ま、家のテレビシステムは家人に占領されているという、また別の事情があるのだけど。