天気が悪くない日の夕方、5時を過ぎてもまだ明るさが残っているとなんだか嬉しくなる。
気温が高くないので風が強いと体感ではけっこう寒く感じるが、風がなく晴れると「あ~~小春日和~~」と気持ちもあがる。
草刈正雄主演の「美の壺」を見ながら、妻が「火鉢で暖をとってみたい」と言いだした。
子供の頃、おばあちゃんの部屋には火鉢があった。正確に言うと暖を取るのに火鉢のほかは無かった。
気密性の高くない家に火鉢だけで温もってたんだろうか、と今にして思う。
今の実家には弟の趣味で火鉢がある。
炭に火つけたり寝るときは灰に埋めたり目に見えない灰が熱で舞い上がり何時の間にか床にうっすら落ちてたり…
と、火鉢の守りにはちーと面倒なイメージがある。
でも、まぁ、それも経験してみんにゃ妻には分からんだろうし、と灰や火箸や五徳を買ってきて設えてみた。
火鉢は妻が実家から運んできてたもの がある。
砂入れて灰入れて五徳を置いて ハイ出来上がり。
早速、炭をおこして 部屋が温もるには程遠いというか無理か、と思うけど
炭の上に手をかざすと、そこだけ柔らかな優しい温もり、なんだか癒されるな~~
午後の晴れ間、庭作業の手を止めて花壇(予定)を見てみると、何時植えたかも覚えてないが、
チューリップの芽が出てるではないか~~
春はここにも近づいてる。