梅雨入りしたもののダラダラと降り続いておらず、降ったり曇ったり晴れたり・・・
週間天気予報で4、5日先は雨だったのがその日になると晴れたりする。
家庭菜園の野菜にも適度な水補給のように降ってくれるので手間が省けていい。
茄子もミニトマトもけっこう育ってきた。
私事ながら、
7月1日付の退職間近、かなり前にそういう決断をしていたのだけど、匿名ブログとはいえ正式決定までは書くことが憚られた。
我が職場の定期異動は7月、来年3月の定年まで少しあるが、定年までの勤務を希望しても地元に残れる可能性はなく、どこかに転勤せざるを得ない。
両親の状態もあり、実家や田んぼ畑の管理など遠方に転勤になると思うようにはできなくなる。
平成30年10月にお袋が倒れたこと、職場では部下の死去による職場内の動揺を残して転勤できないと思ったこともあって3年目勤務を希望した。
その代わりと言っては変だが、3年勤務後には早期退職する意向も伝えてその希望が叶った形だった。
そう決めた以上は、退職後のことを考えんにゃいけん。
特にどこに住むか、鳥取にUターンするか自宅を構えた広島に住むか、はたまた新天地に移住するか、
実家の実情などを考えると選択肢はUターンしかないとの思いに妻も同意してくれた。
それから本格的に鳥取で「終の棲家」探しを始めて、昨年夏に土地を決め、秋には自宅新築に取り掛かっていた。
そうしたことも、退職が正式決定していない段階での動きだったが、これも書くことが憚られた。
土地探しのあれこれ、自宅新築までの工務店との相談経緯、棟上げの感動などブログネタとしては面白いだろうと思いながら・・・
やっと解禁されるという変な安堵感がある。
Uターンすることを知った同僚からは、ご近所や町内会などから離れることに葛藤はないのか、てなことを聞かれた。
もちろん、20年近く付き合いのある町内の方々、同世代でオヤジ活動を一緒にやって飲んだくれた仲間たち、
町内会役員として町内活動の盛り上げなど喧々諤々の議論をしてきた役員の方々・・・別れは寂しい。
Uターンの話をすると皆が「寂しゅうなるの~」と言ってくれる。
それでも、ある程度こちらの事情を承知されているので最後は心よく送り出してくれそうな対応になっている。
オヤジ活動も町内会の活動も、今から考えると、もう少し上手くできたんじゃないかという思いは当然あるが、
自分なりに一生懸命やってきたという多少の自負もあるので、大きな後悔はない。
終の棲家もほぼほぼ完成しつつある。
退職の寂しさや広島の自宅が売れない不安やこの先の生業も新居での生活を想像する楽しみで紛れている。
ちょい悪さま:人生の通過点ではありますが、馴れ親しんだ居場所や仲間と離れるのはやはり寂しさがありますね。
でも、人生はまだまだ、人間もまだまだ、これからも修業の身でございます。