鳥取駅から県庁に至るまっすぐな街道は、子供の頃、中心市街地でもとても賑やかな商店街だった。
今は、郊外に量販店やホームセンター、ディスカウントストア、ショッピングモールなどが出来て、
その商店街はシャッターを下した店も多く往時の賑わいを感じさせる状況ではない。
その商店街に鳥取に2軒あったレコード屋のうちの1軒があった。(現在は2軒ともない。)
中学生の頃、青春ドラマの主演者で主題歌を歌う歌手のレコードを買おうと思って、友達3人と連れ立ってお店に行った。
初めて自分で買うLPレコードだったので、ワクワクして、お目当てのレコードを買おうとした。
ところが、同行の友達から強烈な猛反対を受けた。
「悪いことは言わんから、それは止めとけ。お金がもったいない。」と全員が猛反対、気の弱い私は抗することもできず、
勧められて買ったは、Queenの「オペラ座の夜」だった。
Queenのことを今更くどくど書く必要はないだろう。
私は初志貫徹できんかったことを後悔するどころか、初めて聞くブリティッシュ・ロックにすっかり魅了されてしまい、
その後、あの時、猛反対してくれた友に感謝の念すら覚え、少し時間差は生じたけど、
ディープ・パープルやレッド・ツェッペリンといったグループ、エリック・クラプトンやジェフ・ベック、
ロイ・ブキャナンなどなどのギタリストにのめり込んで、身の程知らずにもエレキギターを弾いたりした。
ギターの腕前はたいしたことになることもなく今に至るが、音楽の嗜好は、あの時に始まり、今に至っていると言える。
あの時のそれは、大きな出会いだったのだ。
Queenを、取り分け、ボーカルのフレディ・マーキュリーを中心に据えた映画が好評を博しているという。
新聞や雑誌にそう紹介されているのを見ると、上記のような遠い昔を思い出したりするのである。
ちなみに、ブライアン・メイの弾くエレキギターは、父親と一緒に手作りしたもので、
ギターのネックは暖炉に使われていた木から作られているとか……あ~、映画見たい。
ちゃちゃじい様:ちょっと落ち込んだ時など、宇宙に想いを馳せると、
何をそんなちっぽけなことにくよくよしとるんだと思うて、一時の慰めを得ておりました…
今は、歳を拾うて開き直ってるような…ただただ夜空の星が綺麗…んな感じです。
ちょい悪さま:北斗七星は、大熊座という星座のお尻のほうの一部だそうです。
北極星を挟んで反対側にW字のカシオペア座があります。
なんてこたぁ、、関係ないすね。