昨日土曜日は曇り、本日日曜日は雨。
天気予想どおり雨なので、外出しないつもりで昨日のうちに食糧、レンタルDVDを仕入れて引きこもっている。
先週借りた「壬生義士伝」・・・実在したという盛岡藩の脱藩浪士が新撰組隊士として義を貫く物語。
脱藩に至る経緯など泣かせる場面、その背景をおくびにも出さず時に滑稽に組内で生活する主人公。
原作は、浅田次郎。「ほう、なるほど~、なかなかだな~」と感じ入ったところ。
同時に何の気なしに借りた「椿山課長の7日間」・・・西田敏行、伊藤美咲主演の有り得ない話のファンタジー。
西田敏行主演にシリアスなイメージはなかなか持てないし、この作品もコメディー仕立てでなかなか笑わせてくれた。
見終わってクレジットロールを見ていて驚いた、これも浅田次郎原作だった。
よく、原作と映画は違うといわれるが「ほ~~、こういうのも書いてるんか~」と感心したところ。
レンタルでは、タイトルを見て何の気なしに決めて借りることが多い。
「ま、外れてもそれはそれでええじゃん」とも思っている。
「象の背中」「眉山」も何の気なしに選んだら、どちらも主人公が余命いくばくもないことが分かって、周囲の者たちとの関わりを描いている映画だった。
ストーリーなど予備知識なしに選んで、観てから驚く。
1本観て、2本目の最初の頃で「あ、これも癌モノだったんか~」と。
若いタレントをその人気にあやかってか、主人公に起用して「最後は死んでしまう」系の映画もけっこうあるが、観ない。
若さをもっと前面に、オジサンに勇気とエネルギーを感じさせてくれるような作りを頼みたいものだ。
それなりの年齢の主人公が余命いくばくもない・・・というのは自分も多少そういう年齢に近づいてきているからなのかもしれない。