日曜日、広島でピアノを習っている音楽教室の「大人の発表会」があり、月曜の不定期更新となった。
その教室では、ピアノのほかにドラム、ギター、ベースギター、オルガン(エレクトーン)、サックスといった
オーソドックスな楽器以外にも、ハープ、マリンバ、カホン、大正琴といった楽器、それにボーカルも教えていて、
全員が一度に演奏したり歌ったりすると、ビッグバンドが組めそうなほどバラエティに富んだ教室である。
今年は、SHE(ノッティングヒルの恋人)という曲で参加、
去年の反省もあって選んだ曲だけど、先生からは「ちょっと難易度を下げましたね」と言われたアレンジの曲だった。
先週のブログに書いたように、鳥取にUターンすることにしたので、発表会には最後の参加となる。
前日の土曜日のレッスンが終わって「実は来月で退会で…」と切り出して、とても驚かれ残念がられた。
けども、しょうがない。
演奏の出来栄えは、自分で言うのもなんだけど、大きなミスもなく弾き終えることができて安堵するとともに、
懲りもせず根気よく教えてくれた先生にお返しができたかな、と思う。
発表会の冒頭、社長の挨拶は毎年のことながら、ちと感じるものがある。
「1万人のうち100人の人が楽器をやろうと始める。そのうちの10人が続けることができる。
続けている10人のうちの1人が人前で演奏する勇気をもって演奏する。
皆さんは1万人のうちの1人なんです。
上手く演奏しようとか、ミスしたらどうしようとか、思うかもしれない。
でも、そんなことは、ここに立ったらもうどうでもいいことなんです。
とにかく、ここで演奏することを楽しんでください。
そして、聞いている皆さんは、演奏する人がミスっても暖かい想いで心の中で応援して聞いてあげてください。」
毎年聞く話だけど、そうして勇気付けてくれる社長の気持ちが嬉しくて、ウルっときてしまう。
そして、1番目の演奏者、おそらく60歳半ばと思しきおじ様はピアノの弾き語り、、
曲は「もしもピアノが弾けたなら」
なんと、この日が結婚記念日で奥様も来てらして、演奏前に読まれるコメントが「今日までありがとう云々…」
こりゃダメだ~、涙腺緩むの~~
なんとか涙腺は崩壊せずに持ちこたえけど、上手とか下手とか関係ないよな~と強く強く思った。
これからもどういう形になるか分からんが、ピアノを弾き続けていこうと思う。
ちゃちゃじい様:とんとご無沙汰してまして、入院されてらしたとは・・・
どこに住んで何をしてとかの大前提として「健康」それも「心身の健康」が一番ですね。
いろいろと気になること多々ですが、なんとかやっていきます。
ちょい悪さま:かくなることと相成りました。
Uターンまでまだ日もありますゆえ、お世話になった方々になんとかご挨拶でもできたらと思うとります。