金曜日の夕方から降り続く雨に土曜日は為す術もなく過ごす。
日曜日朝、雨はやみ曇り空で天気予報も曇りとのことで、開墾で掘った穴に貯まった雨水をかき出して畝を作り玉ネギの苗を植えようと作業を始めた。
水のかき出しでようやく底が見えてきた頃、再びの雨に作業中断となったうえに雨水がまた貯まってしまった。
なんのこっちゃ~。
玉ネギの植え付けは来週に持ち越しだ。
鳥取駅から県庁に向かう街道に架かる橋の欄干モニュメント、何に材を取ったのか不明だ。
物心ついた時分、両親がこの橋のたもとにあるお店に働きに出ていて、日中はこの辺で遊んでいた記憶がある。
店の前の歩道で足漕ぎの自動車に乗って遊んだり、目の前の道路で起きた交通事故を目撃したり、
道向かいにあったおもちゃ屋や果物屋で昼ごはんを食べさせてもらったり・・・。
それらもごく微かな記憶、当時の写真を見たりして後から刻まれたものかもしれないが、
橋の欄干を支える柱の隙間からこの奇妙な形のモニュメントの下にもぐり込んだことはよく覚えている。
このすぐ横、川土手に交番があったとか、当時は川岸や土手の上など整備されてなかったなとか・・・、
今も残っている当時の建物や造作物を見ていると、記憶が呼び起こされたり記憶を呼び起こしたり、
でも、そんな昔のことを辿れば辿るほど懐かしさよりも物哀しさのような感傷に耽け入りそうになる。
なので、多少なりとも賑やかで昔の面影を残していない駅前辺りに逃げ込むのである。
そこには鳥取の夏祭り、しゃんしゃん傘踊りの傘をモチーフにした街灯 とかがある。