蕎麦やら、酒やら、料理やら・・・ピアノやら・・・それにしても、ドーナンダ?たむらん

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幸せの連鎖を

2023年04月16日 22時39分55秒 | Weblog

4月も半ばを過ぎて、桜も散り葉っぱが伸び始めてきた。
天気がよいと日なたが気持ちいいが、まだ風が冷たく感じられる時もあって思わず身振るいする。
これから風もぬるくなり新緑を迎えてくるとどこからともなく栗の花の匂いが漂う季節になる。


いつの間にか、ブロッコリーに花が咲いた。
いわゆる「トウが立った」のだ。
まだ、ツボミのところを摘んで、美味しくいただいた。

ある雑誌の記事を読んでいたら、10年前はもちろん20年前も「少子化」が課題だったことが分かる。
日本はこの問題に10年20年取り組んできても一向に成果が出ていないことも分かる。
岸田首相は「異次元の少子化対策」とぶち上げたが、どうにも評価しようがない。
結婚する男女の減少もあるし、晩婚化に伴って授かる子供の数も減るし、いわゆる減少のスパイラルに陥っている。
思うに、少子化の原因は単に子育てにお金がかかるからだけじゃないだろう。
そこに財政的支援をするのも一定の意味はあるとも思うが、気分の醸成も大事じゃないのかなとも思う。

とても情緒的な話だけど、「結婚してよかった」「子供をもってよかった」という風潮をもっと広めることを考えてもええのじゃないか。
もちろん、結婚生活すべてが薔薇色ってわけじゃないし、子育てにはいろいろと苦労もある。
それでも「結婚してよかった」「子供がいてよかったと思う」という気持ちを結婚や子供持つことにためらいのある人に感じてもらうことが大事なんじゃないか。
「結婚なんかするんじゃなかった」とか「子供なんて産まなきゃよかった」なんて悲しいことは減らしていきたいよね。
新聞の社会面やニュースで、夫婦間の不幸な事件や出来事が報道される。
芸能人の結婚よりも不倫だ、離婚だ、といった昔にもあったのに昨今は大きな騒ぎになる。
平穏で円満で幸せな結婚生活を送っている多くの夫婦がいるというのに、そうした話は伝えられない。
また、平場で既婚者は結婚生活や配偶者のことを良く言うような話はほとんどしない。
現実は円満なのに配偶者への不満めいたことを口にすることのほうが多い。
日本人的奥ゆかしさなのか、自慢めいて聞こえるようなことは言わないのだ。
こうした風潮も変えていって、
「結婚には苦労や不満もあるけど、夢や希望も幸せもある。」という情景を見せることが要るんじゃないかと思う。
「幸せの連鎖」を作り出さにゃいけんと切に思う。

コメント
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