お盆はご先祖さまが年に一度この世に戻って子孫といっしょに過ごす3日間といわれる。
墓参りをして実家の仏壇に手を合わせる、信心浅いわたしも最低限の務めと心得ている。
亡伯母の初盆に従兄弟の家に行き、近況話などしながら過ごしたりするのもお盆ならでは。
母を3年前に見送り、父は特養でお世話になっていて、実家には弟一人が住んでいる。
我が家は、京都で暮らす息子も帰省してきて親子3人で過ごす盆休み。
息子と一緒に菜園に水やりをしたり、東屋のメンテナンス作業をして、大汗かいて晩酌する。
息子家族が平穏ならば孫たちと花火をしたり、スイカを食べたりという楽しみもあったかもしれん。
この先、面会交流といった形で孫たちと会えるのかどうか、会えるとしても何時のことになるのか。
こうした現実を過ごしながら、将来のことをぼんやりと思ったりする。
私のすぐ下の弟には4人の子供がいてそれぞれ独立しているし、実家に住む弟には子供はいない。
連綿と家系が続く家があるなかで、我が家系は先細りが目に見えてるようで、それも現実だ。
息子が離婚してから一人になっての人生をまた豊かに過ごして欲しいもんだし、
このままずっと盆暮れや連休に一人で帰省してくることが続くんもど~なん、と思ったりする。
そんな混沌とした気持ちが心の右下あたりでゆっくりと渦巻いているのを感じながら、
我が家での盆休みを終えて帰っていく息子を見送った。
盆明けの金曜日、涼を求めて兵庫県香美町にある「猿尾滝」に行ってみた。
滝の落差60メートルというからけっこう高い。
滝つぼのほとりはホントに気持ちいい涼感。
帰途、春来町にある「てっぺん蕎麦」で昼食
地元産そばで十割蕎麦、美味かった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます