温暖化を通り越して、日本じゅう熱帯化である。
某日夕方、仕事を終わって屋外に出ると、ムワ~っとした熱気に包まれた。
「こんな空気の中に一日中おったら具合も悪ぅなるわ」と思う。
平日は一応空調の効いた屋内仕事である。
休日は家の中だけで過ごすばっかりじゃのうて、買いもの行ったり、家の周囲の草取りやらなんやらかんやらある。
そんな作業をやらにゃいけんと思うと仕事に出とったほうがまだ楽かもしらん、と思うこともあるけど、
平日にはできんことがあるんで、休日のそうしたたいぎぃ作業もちーとは我慢できる。
そりゃなんといっても、作業して大汗かいた後のシャワーとビールだ。
これがのうて何の大汗作業かい、っちゅうもんだ。
草取りをしながら、
丹精込めて植えた花木はこの猛暑でぐったりしとるのに、多少萎えてはおるもんの雑草のなんと強いことかいのと思う。
家の周囲に生えとるドクダミの葉っぱのなんと生き生きしとることか。
地表の草だけ取っても根が残ったらまた生えるだろうと、根こそぎ取りをしないと気がすまんので、
ドクダミなんぞがあると、根っこを取るんにどんどんと土を掘り返す。
地中の中の白い根っこを途中で切らさずにそっくりと掘り返せたときはとっても嬉しい。
でもまたしばらくすると何故か芽を出すんだけど……。
今日も、昼間っから美味しいビールを飲むためだけに草取りやらの屋外作業をした。
ドクダミの根っこを掘りながらふと思う。
「わしゃ、根っこを掘って掘って掘り返して、雑草にしてみりゃええ具合に深ぅ深ぅ耕してやっとるんじゃなかろうか」
開墾型の草取りは、逆効果かもしれんのである。
妻がやるように地表に出とる草だけとって、地面は固いまんまにしとくほうがええのかもしれんのう、とも思う。
だが、我が性分としては「根こそぎ」でないと気が治まらんのである。
チョイ悪様:ちゃちゃジイ様:(まとめてレスですみません)
出不精も出ずっぱりもいずれも…やっぱしバランスなんかのうと思います。
かく言う私も親父くらいの歳になって、どうなってるのかなんて分かりませんし。
先ごろ読んだ山本周五郎の「ながい坂」に「歳と老いはちがう」という一節が出ており膝を叩きました。
無農薬で美味しいと思います。
そうなれば、「育て・そだて」と思えますよね。