民主党の細野豪志政調会長、馬淵澄夫元国土交通相、長島昭久元防衛副大臣は16日、東京都内のホテルで「これがわれわれの野党再編・政権奪還戦略だ!」と題して対談した。詳報は以下の通り。
(中略)
長島氏「下野した民主党がやらなければならなかったことは何か。それはもう一度政権を奪還するために『政権準備政党』になることだったと思っています。それが、いつのまにか『何でも反対』の単なる批判政党に陥ってしまった。民主党のホームページをみてください。『権力の暴走を許さない』。これ、ポリシーでも理念でも何でもないんですよね。ただ『安倍(晋三首相)はけしからん』と言っているだけなんです。こういう政党に政権を任していこうというふうには、とてもとてもならない。これはまさに万年野党のスローガンですね。万年野党をやらせたら、私は、共産党の右に出る…、いやいや、左に出る政党は日本にはないと思います」
「そんなものは全部共産党に任せてですね、われわれは、もっとど真ん中の政策を出すべきだとずっと言ってまいりました。さきほどお二人からも話が出ましたけども、私は、安保法制の民主党の国会での姿勢というのは全く残念でありました。安全保障という国家の基本問題に対してですね、院外のデモの先頭に立って叫び声をあげるだけ。まさに迎合するだけ。政治家にとっては最も安易な、誤った道を選択したと思っています。『SEALDs(シールズ)』の学生さんも頑張っていましたけども、しかし、あんな単純な話じゃないわけです。本来、あのシールズの皆さんに対して『いやいや、安全保障というのはこういうものなんだよ』『国際関係というのはこういうことなんだよ』(と諭さなければならなかった)。今の(パリ同時多発)テロを見てください。彼らが言っているような『戦争反対!』で通用するはずがない」
「院外の声に耳を傾けて、それを国会の議論に冷静に反映させていくならまだしも、院外のデモの先頭に立つなんていうのは、私は論外だと今でも思っています。そういう政党ではダメなんです。ここを脱却しなかったら、私は大変なことになると思っているんです。永遠に今の民主党のままでは政権復帰は難しい。そういう民主党を立て直していく、あるいは乗り越えていく、これが私たちの使命だと思っています。野党結集して、もう一度政権を担う、そういう勢力を作っていく上で掲げるべき旗印、理念、自民党との対立軸、こういったことをお二人からうかがいたいと思います」
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民主党細野豪志氏、長淵澄夫氏、長島昭久氏が対談しました。
特に長島昭久氏の意見は頷けます。
時々民主党のHPを見ます。
トップページには岡田代表の演説している姿とその横に
「権力の暴走を許さない」との言葉が。
安倍政権のどこが暴走していると言うのでしょうか。
またシールズの活動に賛同し、称賛するような記述もあります。
現に岡田代表や枝野氏、蓮舫氏、長妻氏がシールズや市民団体の集会で
演説している画像や動画もアップされていますが
ものすごく、違和感を覚えます。
これらの画像や映像がニュースとして紹介されています。
民主党代表の岡田氏自ら集会で演説し、それを批判する長島氏。
最早岡田代表の元で活動するのは困難ではないでしょうか。
民主党に留まって自分の意思を曲げる事なく活動できるとは思えません。
党の存続が大事でしょうが、維新の党との統一会派云々より
民主党内が割れている事をどうにかするのが先決だと思います。
岡田代表の方針に納得できない民主党議員は早く離党すべきです。
自分に正直になり、より良い日本を作る為にも離党すべきではないでしょうか。
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