天皇、皇后両陛下は14日、東京都渋谷区の国立能楽堂で、アウシュビッツ強制収容所と東日本大震災を題材にした新作能「鎮魂」を鑑賞された。
能に造詣が深い元駐日ポーランド大使のヤドヴィガ・ロドヴィッチ氏が台本を執筆。大使在任中に震災が発生し、作品には、招待された2012年の歌会始の儀で感銘を受けたという震災関連の両陛下の歌も盛り込まれた。
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天皇陛下がご高齢の為に今までの様にご公務ができず、
2年後を目途に退位されたいとのご発言があり、有識者会議で議論されています。
また皇后陛下もご持病である頸椎症性神経根症が3週間前から悪化されているとか。
そんな中、両陛下のご公務は以前とあまり変わらないスケジュールのご様子です。
もう少し宮内庁は両陛下のご公務を減らす努力をしてもらいたいところです。
三笠宮殿下の本葬にあたる斂葬の儀が11月4日午前にありましたが
前日の11月3日午後には特別展「よみがえれ! シーボルトの日本博物館」をご鑑賞され、
、
また10日夜には舘野泉 傘寿記念コンサートをご鑑賞されています。
そして昨夜は新作能「鎮魂―アウシュヴィッツ・フクシマの能」をご鑑賞されました。
天皇皇后両陛下は常に芸術に親しみ、特に皇后陛下は芸術に造詣が深いようです。
とは思うものの、「鎮魂―アウシュヴィッツ・フクシマの能」という表題に違和感もあります。
アウシュビッツと福島?
津波での犠牲者とアウシュビッツ収容所での虐殺による犠牲者。
無念の死を遂げたという意味では同じでしょうが
では、犠牲者が多かった「ミヤギ」ではなくなぜ「フクシマ」なのか・・・・。
そこには原発での犠牲者がいたと思わせたい作者の意図があるのではと思ってしまいます。
またこの能では2012年の歌会始で詠まれた両陛下の和歌も採り入れられているとか。
アウシュヴィッツ収容所での大虐殺。
福島第一原発事故。
天皇皇后両陛下(の津波を題材にした和歌)。
そしてその新作能を鑑賞される両陛下。
何か引っ掛かるものを感じます。
両陛下の戦後慰霊の旅は今年1月のフィリピン訪問で終わられました。
これでご納得されたと思います。
しかし、皇后陛下の会見での「A級戦犯」や「戦犯」とのお言葉。
天皇陛下の誕生日に東京裁判での死刑執行がされたその意味。
そんな事を考えていると、摂政ではなく退位されたい意向の天皇陛下の本当のお気持ちは他にあるのでは。
もしかしたらもっと深いところにあるのでは?と思ったりします。
当初はまさかとは思っていましたが天皇陛下は訪韓されたいとのご希望がおありでは?
しかし、それは天皇というお立場では実現不可能だと。
それでも、ご自分の思いをどうしても遂げられたい。
韓国民に謝罪しない事にはご自分の戦後は終わらない。
そんな切実な思いでの退位のご意向ではないのだろうか、と思ってしまいます。
昨年4月に皇太子殿下が韓国での「水のフォーラム」の会議に出席する話がありました。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG11H76_R10C15A3CR8000/
結局は日程が合わないとの理由で見送りになりましたが、見送った理由は他にあるのでは?
また、もしも民主党政権だったら危なかった、そんな事も考えました。
皇太子殿下の訪韓で何らかのご発言を期待する宮内庁や外務省。
天皇皇后両陛下の韓国に対する思いと、大東亜戦争についてのお考え。
過去のご発言や戦没者への慰霊の旅と現地の人達へのお心配りのご発言。
その流れで最後は訪韓で戦後の旅を終わりにしたい、
そんなお気持ちがあるのではないかと、危惧します。
この私の考えは思い過ごしだといいのですが。
杞憂であることを祈るのみです。
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