仏像などに液体被害の興福寺 監視強化し拝観再開
奈良市の興福寺では、20日から21日にかけて、国宝の「華原磬」という奈良時代の楽器や、「千手観音菩薩立像」の台座をはじめ、仏像や建物の手すりなどに無色透明の液体がかけられているのが見つかり、警察は文化財保護法違反などの疑いで捜査しています。
興福寺は20日の午後から、被害が確認された「国宝館」と「東金堂」の拝観を取りやめていましたが、22日、再開しました。
寺によりますと、被害を受けた文化財は応急的な修復を施し、警備に当たる職員を4人から8人に増やして監視態勢を強化したということです。(中略)
警察は、去年アメリカ在住の日本人医師の男が、千葉県内の神社の門などに液体をかけたとして、建造物損壊の疑いで逮捕状を取りました。
この男は、宗教団体の関係者を名乗り、逮捕状が出ているのとは別の場所について「油を注いで清めた」と団体のホームページの動画で発言しています。
また、奈良県内の複数の寺で、この男とよく似た人物が防犯カメラに映っていたことが警察の捜査で分かっています。
男は、現在海外にいるとみられ、今回の被害と関係があるかどうかは分かっていません。警察は、今回の被害で検出された成分を分析して、去年の被害と共通する点がないかなどを調べています。(後略)
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このNHKニュースは昨日の日付ですが、私は今日の19時のニュースで聞きました。
しかし、視聴者に誤解を与える内容でした。
勿論、誤報ではありませんが、もう少し詳細を説明しないと
昨年の事件の犯人像を誤解してしまいます。
多くの方が気付いているでしょうが、
昨年も今回の興福寺への油かけ事件と同様の事件が起きています。
そして容疑者としてアメリカ在住の日本人医師の逮捕状も取っています。
これはニュースでの報道と同じです。
ですが、「日本人」というのが曲者です。
日本人というのは間違いではありませんが、詳しく言えば「韓国系日本人」です。
氏名は金山昌秀。
16歳で日本に帰化しています。
そしてキリスト系新興宗教を創立し、お祓いと称し寺社に香油を掛けたとセミナーで話しています。
ですから信者が教組の教えを倣い寺社に油を掛けて回ったとも考えられます。
今回の油かけ事件は金山昌秀が犯人かどうかはわかりません。
しかし極めて昨年の事件と似ています。
犯人が誰であれ、貴重な文化財を汚すことは許されません。
油という事もあり、元通りにするのは難しいようです。
防犯カメラに容疑者の姿が映っているとの事ですから、公開し犯人逮捕に繋げてもらいたいです。
公開を躊躇っているのは誤認逮捕を恐れているのでしょうが、
この事件が全国に拡散される可能性や完全な修復が難しい文化財の毀損だと考えると
早期のビデオ公開も必要ではないかと思います。
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