【天皇陛下ご譲位】政府が有識者会議の議事録公開 今谷明氏「政治問題化しかけている」 渡部昇一氏「特措法はインチキ」
11:49
14日に行われた「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」=首相官邸(酒巻俊介撮影)
(産経新聞)
政府は24日、天皇陛下のご譲位への対応などを検討する安倍晋三首相の私的諮問機関「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」の第4回会合(14日開催)の議事録を首相官邸のホームページで公表した。
会合では、上智大名誉教授の渡部昇一氏▽ジャーナリストの岩井克己氏▽慶大教授の笠原英彦氏▽ジャーナリストの櫻井よしこ氏▽元官房副長官の石原信雄氏▽帝京大特任教授の今谷明氏−から意見を聴取した。
議事録によると、今谷氏は、譲位の可否に関し「与野党の見解が分かれており、すでに政治問題化しかかっている。天皇の問題について与野党が一致していない場合、近代憲政史上では極めて遺憾な処理が行われている」と指摘した。
具体例として昭和初期の統帥権干犯問題を挙げ「与野党が分かれた上に野党の見解に軍部が便乗して、取り返しもつかない無謀な戦争へ転げ落ちていく動きにつながった。与野党一致するまで見送りが相当ではないか」と問題提起した。
渡部氏は、譲位への否定的見解を示した上で「今、天皇陛下は皇室典範の違反を犯そうとしていらっしゃる。皇室典範を変えてはいけないし、臨時措置法(特別措置法)などというインチキなものを作ってはいけない」と述べた。
****************************************************************************************
天皇陛下の退位について有識者へのヒアリングの議事録が公表されました。
首相官邸のHPで公表との事でしたので早速官邸のHPで探しましたが
御多分に漏れず、中々辿り着けませんでした。
やっと見つけたのがこちら ↓
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/koumu_keigen/dai4/gijisidai.html
それによると、ヒアリングの内容は次の通りです。
有識者ヒアリングの開催について(PDF / 109KB)
① 日本国憲法における天皇の役割をどう考えるか。
② ①を踏まえ、天皇の国事行為や公的行為などの御公務はどうあるべきと 考えるか。
③ 天皇が御高齢となられた場合において、御負担を軽くする方法として何 が考えられるか。
④ 天皇が御高齢となられた場合において、御負担を軽くする方法として、 憲法第5条に基づき、摂政を設置することについてどう考えるか。
⑤ 天皇が御高齢となられた場合において、御負担を軽くする方法として、 憲法第4条第2項に基づき、国事行為を委任することについてどう考える か。
⑥ 天皇が御高齢となられた場合において、天皇が退位することについてど う考えるか。
⑦ 天皇が退位できるようにする場合、今後のどの天皇にも適用できる制度 とすべきか。
⑧ 天皇が退位した場合において、その御身位や御活動はどうあるべきと考 えるか。
また各人の発言内容は次の通りです。 ↓
各人の考えをざっと読んで、一番分かり易いのは今谷明氏です。
(勿論、これは私個人の意見です。)
そして尤もな意見だと思いますし、こんな大きな問題にしなくとも現状で対応出来るのではと感じます。
ご無理をせず、皇太子殿下や秋篠宮殿下に出来る限り譲与すればいいとの意見に賛成です。
これも元はというと、皇太子殿下がもっと天皇陛下の仕事を減らすべく努力を怠ったから
天皇陛下のご負担が大きくなったのです。
雅子妃の事もあり簡単にはいかないのでしょうが、もっと早い時期から皇太子に分担をしてもらうよう
陛下から、そして宮内庁から言えなかったのかと疑問に思います。
ご高齢の陛下のご負担を軽減する為には、陛下から発言される前に考えるべきだったのです。
そうすれば皇太子も皇太子妃も陛下や皇后の仕事に慣れ、そして覚え
即位後スムーズに天皇、皇后の仕事が出来るでしょう。
万が一、それが無理なら秋篠宮殿下に譲る方法もあるのです。
陛下のご負担軽減を第一に考えるべきですが、秋篠宮殿下紀子妃殿下のご負担も気になります。
先日の悠仁親王殿下の交通事故で警備の薄さを多くの国民が知ったと思いますが
将来の天皇に即位される悠仁さまをもっともっと護る事を重視すべきです。
あれでは万が一の事が心配ですし、予算の少ない中で
秋篠宮家だけが多くの公務を担っていらっしゃる事が申し訳なく思います。
また今谷氏が言うように、被災地慰問はお言葉だけで十分だと思います。
ところで陛下のご高齢による退位のご意思ですが
なにか納得がいかないというか、しっくりしないというか・・・・。
あと2年は現状のままとのご意思でした。
しかし、もうすぐ83歳ですから85歳で退位されたいとの事。
高齢になる前に退位されたい。
今も仕事がご負担だと。
そんなご意思を表明されたのに皇太子殿下が陛下の仕事を代わりにしているのでしょうか。
ご負担だと仰っているのにアウシュビッツを題材にした能を鑑賞に行かれるの?
ご高齢を理由に退位をされたいとの事ですが、別に理由があるのではと思ってしまうのです。
天皇という大きなお役目をお辞めになったら、自由になると。
自由に旅行し、自由に発言される。
そんな事はないのでしょうか。
自由になるから靖国神社に参拝される、というのならいいのですが、
自由だから韓国へ謝罪旅行に行かれる、とのお気持ちはないのでしょうか。
それが一番心配する事、一番やめて欲しい事です。
以前、李明博大統領が竹島に上陸し、そして天皇陛下を侮辱した発言をしました。
いくら反日国家といえども、あそこまで侮辱する発言をするとは信じられませんでした。
その時、「韓国が気が済むのなら謝罪するのも厭わない」と皇后陛下が発言したとか。
週刊誌での情報ですから真偽の程は不明です。
しかし退位の目的はこの記事の通りなら、退位されてもそんな自由は止めて頂きたい、
そう思います。
そんな事を日本国民は望んでいません。
万が一そのような事があれば宮内庁、政府は全力で阻止してもらいたいです。
ご訪問ありがとうございます。クリックして応援お願いします。
にほんブログ村