7日の参院外交防衛委員会で、沖縄県・尖閣諸島の周辺海域にブイを設置した中国への対応策が議題に上った。日本維新の会の松沢成文氏は、ブイを実力で撤去しないなら、東シナ海に設定している日中中間線より中国側の海域に日本がブイを設置して対抗すべきだと主張した。上川陽子外相は慎重姿勢を示した。

 中間線は、日本政府が主張する日中間の排他的経済水域(EEZ)の境界線。松沢氏は、中国に強い態度で臨む観点から「中間線の中国側にブイを浮かべて対抗したらどうか」と求めた。上川氏は「ブイ撤去を含めた可能かつ有効な対応の検討を、各省庁と連携しながら進めたい」と述べるにとどめた。

尖閣諸島近海の中国海洋ブイ。

7月に発見し、9月になり読売新聞が報じました。

尖閣諸島近くのEEZ内、中国が新たに海洋調査ブイ…潮流データを海警船が活用か

尖閣諸島近くのEEZ内、中国が新たに海洋調査ブイ…潮流データを海警船が活用か

【読売新聞】 尖閣諸島(沖縄県)近くの日本の排他的経済水域(EEZ)内で、中国が海洋調査ブイを新たに設置したとして、日本政府が中国側に抗議したことがわかった。同...

読売新聞オンライン

 

 

やっと11月になって国会でも議論され、上川陽子外相は歯切れの悪い答弁でした。

【日本の解き方】中国のブイ巡る高市早苗氏発言 国際法基準なら撤去は可能だ 高橋洋一

【日本の解き方】中国のブイ巡る高市早苗氏発言 国際法基準なら撤去は可能だ 高橋洋一

 高市早苗経済安保相は、沖縄県・尖閣諸島周辺の排他的経済水域(EEZ)に中国が設置したブイについて、「日本が撤去しても違法ではない」と私見を述べた。

産経ニュース

 

あれから1か月以上経ち、どうなったのかと思っていたところ、まだ撤去されていない驚きの事実。

この件について松沢成文氏が対抗措置を提案しても、上川大臣はまたもや検討の答弁。

対抗措置を取る前になぜ撤去しないのかと思いますが、

やはり穏便に解決するには同じ事をして中国の反応を見るしかないのでしょうか。

 

中国の報復を恐れる日本。

そして親中派ぞろいの岸田政権。

パーティ券対応で右往左往の岸田政権。

こんな話題が最近投稿されていました。

 

こちらは政治資金収支報告書に記載しているでしょうが、多分。。。

それでも「パーティ券を在日中国人数千人にばら撒いた」とは穏やかではありません。

そういえば岸田さんは「留学生は日本の宝だ」と言っていた記憶があります。

留学生の多くは中国人ですから、これも過度に中国に配慮した政策と言えなくもないです。

近隣諸国と友好的になるのはいいのでしょうが、それでも中国はどんな国なのか考えるとそうは言っておられません。

理想は理想ですし、理想で済まされないのが中国です。

ODAで巨額の資金援助した中国に、今や恩を仇で返されるような仕打ちを受けている日本です。

困った時には擦り寄り、発展したら感謝どころか後ろ足で砂をかける恩知らずの中国。

 

硬軟取り混ぜて仕掛けてくる中国。

その上で日本の反応を見て、どう攻めればいいのか考えている中国。

尖閣諸島を中国領だと主張し、その序盤としての中国海洋ブイの設置。

これを放置すればどうなるのか。

日本の対応をどう見ているのか。

それを考え、対応してこそ国益を考える政権です。

では岸田政権はどうでしょう。

領土を守る為、国民を守る責務を果たしているのかです。

中国に不法拘束、不当逮捕されている邦人たち。

そして日本産海産物の全面輸入禁止する中国。

こんな中国と友好的になれると思う方がおかしいです。

独裁国家であり、新疆ウイグルでのジェノサイド。

こんな国と仲良くなれますか。

 

国益よりも儲け主義を優先したらどうなるのか。

いつまでも検討検討で、面倒な事には関わりたくない態度の岸田政権。

それでいいのか、それでも支持できるのか。

そんな事を考えます。