11日夕方、政府の「こども未来戦略会議」が終了し、少子化対策のパッケージ案の全容が公表されました。
少子化は止まりませんから、何らかの対策が必要です。
それも今すぐの対策が必要なのは言うまでもありません。
しかし、この程決まった対策はすぐに効果があるのか疑問です。
勿論、現在または近々子供が大学になる親世代には朗報でしょうが、
これが若者世代やこれから第3子を産み育てたい世代にとって朗報なのでしょうか。
今現在の支援が必要と思っている人達に18年先の事を聞いて子供を産もうと思いますか。
何かピントがずれていると感じますし、それに財源は医療保険に上乗せと言うのですから、
形を変えた増税ではありませんか。
ただ入学金や授業料は上限が設けられるのでその点だけは安心材料でしょうか。
とはいうものの、この案は全く賛成できません。
これが異次元の少子化対策だと主張するとは。。。
岸田政権の考えは現実を見ていませんし、これが異次元の少子化対策と言われても多くの人は納得できないでしょう。
少なくとも私はこの政策は評価できません。
※動画はこちら⇩
聞けば聞くほど条件が複雑でわかり難いです。
きめ細かな政策と言えば聞こえがいいですが、それだけ対象者や補助金の計算など複雑すぎます。
果たしてこの政策で得になるのは誰なのか、これで少子化にブレーキが掛かるのか甚だ疑問です。