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米国は助けてくれるのか(R3.12.8)
令和3年12月8日水曜日のショートメッセージ(Vol.613)。
今日は大東亜戦争開戦から80年。
戦った相手の米国の話です。
よく「アメリカなら自国民が1人拉致されただけでも軍艦を出して助けに行く」という人がいますが、幻想です。
ベトナム戦争の時と拉致事件とは事情が違います。
瀕死の状態で解放されたワームビアさんはその後亡くなり、
スパイ疑惑のある韓国系米国人は無事帰国出来ました。
北朝鮮から解放された韓国系米国人、CIAのスパイだったと告白 独TV 写真4枚 国際ニュース:AFPBB News
拉致された日本人と拘束された米国人とでは事情が違います。
米国人は自ら北朝鮮へ行き、不当とは言え罪状を付けられて逮捕拘束されたのです。
またその期間は数年ですが、日本人拉致被害者は半世紀以上の人が多いです。
日本と米国の違いは武力行使をチラつかせるかどうかです。
米朝首脳会談も関係しているでしょう。
「たられば」と言っても仕方ありませんが、
トランプ政権がもっと続いていたら日本人拉致事件も進展したかもと、思ってしまいます。
レバノン人の場合は日本人拉致事件と事情は違いますが、
軍事攻撃も辞さない姿勢が解放に大きく影響したと思います。
日本に出来る事はないのか。
軍事攻撃以外にないのかと思ったり。
朝鮮総連ビル解体問題でもっと何とかならなかったのかとか、
朝鮮大学校に圧力をかけられないのかとか色々思ってしまいます。
何せ、どちらも北朝鮮工作員が関係しているのですから。
これもスパイ防止法がない事が影響しているのでしょうか。
とにかく、成り行き任せにしないで、法整備が遅れているにせよ、
現行法で最大限の出来る限りの事をして欲しいです。
世論の力、マスコミの力も必要ですが、何より国会議員が本気を出すかどうか、
そして人の話を聞く事が特技の岸田総理は特定失踪者家族の話も聞き、
あらゆる方面に協力を要請して、一日も早い解決の為に本気を出して欲しいです。