加藤官房長官「厚生労働省から都道府県に対して、正当な理由なく都道府県の入院受け入れ要請に応じず、適切に入院受け入れを行っていない場合、病床確保料の対象とならないこともあり得ること、それを関係機関等に周知するよう依頼がなされたと」

新型コロナの感染急拡大で、病床ひっ迫が大きな問題となる中、加藤長官は、病床確保の必要性を強調したうえで、政府は自治体と協力して、病床確保の補助金を受け取りながら、正当な理由なく、患者の受け入れに消極的な病院がないか調べる考えを示した。

武漢コロナ感染者の急増で保健所も病院も救急隊員もてんやわんやの状態です。

特に関東圏では自宅療養中に病状悪化で亡くなる人も出ています。

病院さえあればと思わずにはいられません。

令和の時代、東京やその周辺の街でそんな事が起こるとは思ってもいませんでした。

とはいうものの、4月5月の大阪でも同じような事が起こっていました。

あれから4か月。

明日は我が身かと危機感を持てなかったのかと残念です。

 

政府は何をしているのだ、との怒りの声もあります。

菅総理の発言に熱意がないとかコミュニケーション不足だとか散々です。

しかし政府以上に地域の医師会は何をしているのと言いたくなります。

 

1年前から日本のベッド数の多さと、コロナ患者専用の病院の少なさが指摘されていました。

その為に政府はベッド数を増やそうと補助金制度を設けていたのに消極的な病院もあるとか。

「消極的」と控えめに言っていますが、実際は補助金詐欺のようなものでしょう。

補助金は受け取るが、コロナ患者受け入れ拒否するのは悪徳病院のようなものです。

それに、なんと補助金の額は1床あたり最大1950万円だとか。ビックリです。

コロナ病床実態調査へ 政府、補助金受け消極的な病院も: 日本経済新聞 (nikkei.com)

 

※詳細は厚労省のサイトにあります。⇩

PowerPoint プレゼンテーション (mhlw.go.jp)

 

自宅で亡くなる人がいなくなる為に、医療機関にもっと協力してもらいたいです。

そして調査するだけでなく、逃げ得は許さないぐらいの気持ちで非協力病院名を公表してもらいです。