木村忠啓の大江戸百花繚乱

スポーツ時代小説を中心に書いている木村忠啓のブログです。

When the Load closes a door,somewhere He opens a window.

2012年08月31日 | 映画レビュー
「ドはドーナッツのド、レはレモンのレ」、と言ったら今の若い人でも聞いたことはあるだろうが、それは「サウンド・オブ・ミュージック」で歌われていた「ドレミの歌」だよ、と言ったら、どれだけの人が分かるだろうか。
「サウンド・オブ・ミュージック」は娯楽映画ながら、「反戦」というテーマを強く持った骨太の映画である。

昔、映画の名文句を集めた本があって、「サウンド・オブ・ミュージック」の中の文句も紹介されていた。
自分の中では、「神様が全てのドアをお閉めになったときは、どこかの窓を開けていて下さる」といった文句だと思っていた。

先日、Amazonで映画の名文句を集めた中古の本をオーダ―したら、昔読んだ本であった。
その中では「サウンド・オブ・ミュージック」の台詞も収録されている。

私が記憶していた台詞の原文は、

When the Load closes a door,
somewhere He opens a window.


であり、著者の荒井良雄先生により

神様が扉を閉ざしたときには、どこかで窓を開けておいて下さる

との訳が付いている。
あながち私の記憶は間違っていなかった。

この台詞は、ジュリー・アンドリュース演じる主役のマリアが修道女をクビにされるときに、修道長から言われる言葉だった。

自分にはこの道しかない、と思っていたが、むごくも跳ね返された時。
自分にはこの人しかいない、と思っていたが、跳ね返されたとき。

対象を替えるのか、ルートを替えるのか。

行き止まりは、決して終点ではない。
一度、行き止まったなら、もう一回、他の道を探してみるのが良い。

Follow every rainbow, till you find your dream
A dream that will need, all the love you can give
Everyday of your life, for as long as you live.


久しぶりに「サウンド・オブ・ミュージック」を観てみたくなった。

サウンド・オブ・ミュージック~音楽集

参考:シネマ名言集(荒井良雄)芳賀書店

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