スイセンの蕾の縦断面の顕微鏡写真(×100)です。雌しべの柱頭にフォーカスしました。柱頭は先細りで2本見えますが基底部に近い部位でY字型に分岐しているためかも知れません。雌しべの柱頭の形としては変わったタイプです。左側の柱頭の傾斜した先端部には細かなギザギザができています。花粉を受けるのには適した形です。
撮影日:2015年2月22日 ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭
スイセンの蕾の縦断面の顕微鏡写真(×100)です。雌しべの柱頭にフォーカスしました。柱頭は先細りで2本見えますが基底部に近い部位でY字型に分岐しているためかも知れません。雌しべの柱頭の形としては変わったタイプです。左側の柱頭の傾斜した先端部には細かなギザギザができています。花粉を受けるのには適した形です。
撮影日:2015年2月22日 ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭
スイセンの縦断面の顕微鏡写真(×)です。縦断と言ってもど真ん中を縦断したのではなく,雄しべの葯や雌しべの柱頭が残るようにスライスしたと表現するのが適切でしょう。写真には5個の葯が見えています。2個の柱頭が写っていますがその下方では花糸は3本がらせん状に絡まっているように見えます。。柱頭は根元で分岐しているようです。葯の長さは約4mm,幅は0.8mmです。当然のことですが,蕾の中ですから花粉はまだ出ていません。右下の葯には花糸と葯が繋がっている場所が写っています。花糸は先端に近づくほど先細りで,葯は役割を果たした後は容易に振り落されてしまう運命です。
撮影日:2012年2月22日 ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭(TAKAHASHI)