生物の形-ポリ亭のマクロ・顕微鏡写真-

 身近な動植物のマクロ写真や顕微鏡を用いて撮るミクロ写真を載せていきます。「生物の形」を気楽に楽しんでいきたいものです。

オオイヌタデ(1)全体像

2007-12-15 11:07:38 | Weblog
 川の堤防に沿った散歩道で見つけたオオイヌタデはイヌタデに比べて草丈が大きく1mくらい。茎はよく分岐して周辺に逞しく周りに広がっていました。花穂は太く多数のミリサイズの花(ミリ花)を密生させて,稲穂のように垂れ下がっていました。イヌタデの花穂がすいすい上を向いているのとは対照的です。
ミクロラボΠ(パイ) ポリ亭

イヌタデ(1)全体像

2007-12-12 14:01:01 | Weblog
 畠の隅っこに住み着いた”イヌタデ”,”アカマンマ”の別名がある。なるほどピンク色の房がすいすい伸びていて,よく目立ちます。房をよく見るとミリサイズの花が鈴なりに連なって咲いています。人の役に立たないのでイヌの名がついているそうですが,それは”イヌタデ”にとっても”イヌ”にとってもちと可哀想な話です。仔犬のように可愛らしいからイヌタデと解釈しておきましょう。なお,この写真は10月14日に撮影したものです。
ミクロラボΠ(パイ) ポリ亭

シソ(5)ミリ花の縦断面-超マクロ写真-

2007-12-10 14:21:22 | Weblog
シソの花の花弁を切り取って縦断面の写真を撮りました。雌しべの天辺がY字型に二つに分かれているのがはっきりと分かります。こうして見ると,雌しべの高さは雄しべよりやや高くなっているようです。
ミクロラボΠ(パイ) ポリ亭

シソ(4)ミリ花-超マクロ写真-

2007-12-09 19:43:27 | Weblog
もう1枚シソの花の超ミクロ写真を載せます。花弁は根元まで切り込まれていないので,花は雄しべと雌しべを包み込むような袋状の形になります。茎に沢山の花をつけるには花があまりぱっと広がらないほうがよいのかも知れません・・・とはポリ亭の独断です。
ミクロラボΠ(パイ) ポリ亭 

シソ(3)ミリ花-超マクロ写真-

2007-12-09 19:35:12 | Weblog
 シソのミリ花も拡大してみると実に美しい。ピンク色の花弁が雄しべと雌しべを包みこむように開いています。太い花糸に支えられた雄しべが4本,花芯の周辺に生えています。また1本の雌しべが花芯の真ん中ではなく花芯の周辺部から生えています。雌しべの頂上部はY字型に二つに分かれています。雄しべと雌しべは同じくらいの高さです。
ミクロラボΠ(パイ) ポリ亭

ペンタス(4)花芯内部-超マクロ写真-

2007-12-04 19:35:01 | Weblog
 花芯内部の下部を拡大しました。雄しべが4本あるようです。1本は左上にあります。内部は細いもじゃもじゃした毛状のひげが花芯内部を埋めるほどたくさん生えています。これは何の役割を果たしているのでしょう。
ミクロラボΠ(パイ) ポリ亭