生物の形-ポリ亭のマクロ・顕微鏡写真-

 身近な動植物のマクロ写真や顕微鏡を用いて撮るミクロ写真を載せていきます。「生物の形」を気楽に楽しんでいきたいものです。

[#473]スズラン(6)雄しべ-超マクロ写真-

2008-05-24 15:25:14 | Weblog
 雄しべの葯の超マクロ写真です。葯が縦に裂けています。これも花粉を放出したあとです。前回の上から眺めたX字型の雄しべに対応しています。
ミクロラボΠ(パイ) ポリ亭

[#471]スズラン(4)雌しべ-超マクロ写真-

2008-05-23 14:19:03 | Weblog
 スズランの雌しべを真上から眺め,頂上のもじゃもじゃ構造にフォーカスして撮りました。これまでいろいろの花を見てきましたが,それらには見られないユニークな形の雌しべです。
ミクロラボΠ(パイ) ポリ亭

[#470]スズラン(3)雌しべ-超マクロ写真-

2008-05-23 14:15:53 | Weblog
◆ スズランの雌しべをほぼ真横から撮影しました。花糸は白っぽく半透明です。根元のほうでは太さが0.7mmくらいですが,上方では0.3mmくらいと急に細くなります。その頂上にはもじゃもじゃした構造体がくっついています。
◆ 多くの花の雌しべは先端が数本に分岐したり,平面状に広がったりして受粉の確率を大にしているのですが,スズランの雌しべは構造は上記のとおりです。ただし,先端がもじゃもじゃした形になっているのは,受粉のチャンスが多くなると思われます。
ミクロラボΠ(パイ) ポリ亭

[#469]スズラン(2)雄しべと雌しべ(1)-超マクロ写真-

2008-05-23 14:03:52 | Weblog
◆ スズランの花弁を押し開いて中を撮影した超マクロ写真です。雌しべは1本です。雄しべは7本(?)です。左側に雌しべが,右側に雄しべが見えます。雌しべの断面は楕円形です。中央部に突起があるのですが,フォーカスはその下に合わせて撮りました。
◆ 右側の雄しべは二つの房が背中合わせになって構成されています。既に開いて花粉を放出した後です。
ミクロラボΠ(パイ) ポリ亭

[#468]スズラン(1)全体像

2008-05-22 11:09:46 | Weblog
◆ 春は花咲くシーズン,栽培している花のほかに,野草も次から次へと花を咲かせるので写真撮影も記事もなかなかシーズンについていけません。今回より早春を告げるスズランの花について記事を連載します。
◆ 先ずはスズランの全体像を示す写真を載せましょう。我が家の片隅でひっそりうつむきに咲いています。この写真は4月23日に撮影しました。
ミクロラボΠ(パイ) ポリ亭
関連ブログ:高分子-ミクロの世界-(Yahoo!ブログ)

[#467]スイセン(20)大型ラッパ水仙-擬似雄しべ-超マクロ写真

2008-05-22 10:50:35 | Weblog
◆ 大型ラッパ水仙の花冠には奥の管の内部表面をカミソリで切り削いで撮影した超マクロ写真です。管の中にも外観が雄しべのようなものがあります。その役割はよく分かりませんが,当ブログでは”擬似雄しべ”と称しておきます。これについて何かコメントがありましたらどうぞ・・・。
ミクロラボΠ(パイ) ポリ亭

スイセン(19)大型ラッパ水仙-花冠-マクロ写真-

2008-05-21 19:56:39 | Weblog
数回前の記事で大型ラッパ水仙の全体像を示しましたが,今回は真正面から撮影した大型ラッパ水仙の花冠のマクロ写真を載せます。中央部に1本の雌しべ,周辺に6本の雄しべが生えています。これは小型ラッパ水仙と同じです。しかし,越前水仙の雄しべが3本であったのとは非常に異なります。
ミクロラボΠ(パイ) ポリ亭