◆ スズランの雌しべをほぼ真横から撮影しました。花糸は白っぽく半透明です。根元のほうでは太さが0.7mmくらいですが,上方では0.3mmくらいと急に細くなります。その頂上にはもじゃもじゃした構造体がくっついています。
◆ 多くの花の雌しべは先端が数本に分岐したり,平面状に広がったりして受粉の確率を大にしているのですが,スズランの雌しべは構造は上記のとおりです。ただし,先端がもじゃもじゃした形になっているのは,受粉のチャンスが多くなると思われます。
ミクロラボΠ(パイ) ポリ亭
◆ 多くの花の雌しべは先端が数本に分岐したり,平面状に広がったりして受粉の確率を大にしているのですが,スズランの雌しべは構造は上記のとおりです。ただし,先端がもじゃもじゃした形になっているのは,受粉のチャンスが多くなると思われます。
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◆ スズランの花弁を押し開いて中を撮影した超マクロ写真です。雌しべは1本です。雄しべは7本(?)です。左側に雌しべが,右側に雄しべが見えます。雌しべの断面は楕円形です。中央部に突起があるのですが,フォーカスはその下に合わせて撮りました。
◆ 右側の雄しべは二つの房が背中合わせになって構成されています。既に開いて花粉を放出した後です。
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◆ 右側の雄しべは二つの房が背中合わせになって構成されています。既に開いて花粉を放出した後です。
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◆ 春は花咲くシーズン,栽培している花のほかに,野草も次から次へと花を咲かせるので写真撮影も記事もなかなかシーズンについていけません。今回より早春を告げるスズランの花について記事を連載します。
◆ 先ずはスズランの全体像を示す写真を載せましょう。我が家の片隅でひっそりうつむきに咲いています。この写真は4月23日に撮影しました。
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関連ブログ:高分子-ミクロの世界-(Yahoo!ブログ)
◆ 先ずはスズランの全体像を示す写真を載せましょう。我が家の片隅でひっそりうつむきに咲いています。この写真は4月23日に撮影しました。
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◆ 大型ラッパ水仙の花冠には奥の管の内部表面をカミソリで切り削いで撮影した超マクロ写真です。管の中にも外観が雄しべのようなものがあります。その役割はよく分かりませんが,当ブログでは”擬似雄しべ”と称しておきます。これについて何かコメントがありましたらどうぞ・・・。
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数回前の記事で大型ラッパ水仙の全体像を示しましたが,今回は真正面から撮影した大型ラッパ水仙の花冠のマクロ写真を載せます。中央部に1本の雌しべ,周辺に6本の雄しべが生えています。これは小型ラッパ水仙と同じです。しかし,越前水仙の雄しべが3本であったのとは非常に異なります。
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